頑張っている子がバカを見ないコミュニティ作り

先日ある本を読んだ。「進学校野球部の飽くなき挑戦」というタイトルで、その中に県立船橋高校野球部のことが書いてあった。

そこに書いてあったことで、印象に残っている言葉がある。部員の言葉だ。

「真面目に生活している人がバカを見ない」

この言葉を読んで、僕らがチームを運営する上でもすごく大切なことなんだろうなと感じた。

僕の学生時代を振り返ると、「一緒に頑張る仲間」が多くいて、すごく恵まれていたなと思う。

人が何かを頑張ろうとする時、やっぱり周りの環境とか接する人って大切なんだろうなと感じる。

一緒にいる仲間が頑張るなら自分も頑張る人間になるし、応援してくれる人が多ければ多いほど頑張ろうというやる気は出てくると思う。

そういったいわゆる「自分を高めてくれる仲間」を、普段の学校生活だけで作ろうとするのは難しいと思う。偏差値の高い「頑張り屋さん」が多くいる学校なら自然と頑張る人間に成長できるかもしれないが、普通の学校はそうはいかないだろう。

学校以外のコミュニティで求められているのは、その子の頑張りを応援し認めてくれる人が多くいる環境、その子と一緒に頑張る仲間を作る環境、それを継続的に出来る環境なんじゃないか。

僕らのチームはソフトテニスを頑張るチームだけど、そういった「何かを頑張っているコミュニティ作り」をすることで、スポーツ以外の勉強とか学校生活をきちんと頑張ろうとする土壌が出来上がるのかなぁ。

一緒に頑張る仲間、自分を応援してくれる先生コーチ親、自分の頑張りをきちんと認めてくれるチーム。

「頑張っている人がバカを見ないチーム」

目指すべき理想のチームだろう。

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