人生の中で辛かった時期 20.

note投稿本数が20回になった。また節目を迎えられてなんだかうれしい気持ちである。

節目の本数では自分の人生を振り返るような記事を投稿しようと思っている。

今回は、自分が人生の中で辛かった時期について正直に明かそうと思う。こういった類の話は実はあまりしてこなかった。自分の辛かった時期を誰かに話したところで自分が得をすることなどないと思っていたから。努力を人に見せることをダサいと思っていたから。

でも、今回は書いてみたいと思った。ある程度辛かった時期を乗り越えたからこそ書ける文章があるかもしれないし、今のこの気持ちを文章で残しておけば、何かにつながるかもしれないと思ったから。僕の経験してきたことを伝えることで、もしかしたら誰かのためになるかもしれないとも思った。そんな大そうな人生を送ってきたわけじゃないけど、人はみんな特別ってだれか言ってたし、自分の人生を明かすことも悪いことでは無いなと思う今日この頃である。

早速。

僕は自分の人生の振り返ったときに、あの頃は辛かったなと思う時期が3つある。

中学2年の秋、高校1年の秋、大学4年の夏の3つだ。ひとつずつ振り返ろうと思う。


中学2年の秋。新人戦で思うような結果がでず、選抜にも入れなかったことで、少し疲れてしまっていた気がする。もしかしたら当時は人生で初めての挫折を味わっていたんじゃないかな。テニスでうまくいかなくなると、今度はテストの成績がめちゃくちゃ落ちた。20位くらいは落ちたと思う。テニスにも勉強にも身が入らなかった。練習も適当だったし、テスト前もゲームばかりして全然勉強しなかった。

そして今でも忘れられないことがある。ある日の夜、僕の恩師であるIさんがうちに来て、僕のことを諭すように叱ってくれた。

話の内容を詳しく覚えているわけではないけど、当時何一つ身に入ってなかった僕のことを心配して、来てくれたんだと思う。

今振り返ると、あの日があったからこそ今の僕がいると言っても過言ではない。当時の話を今でもその人とよくする。

その日から、僕はもう一度前を向くことができた。努力することを再開して、夏に向けて気持ちを切り替えて必死に準備するようになった。最後は自分の納得できるような結果が出て本当に良かったと思う。自分に初めて自信がついた気がした。

2度目は高校1年の秋。この時は新人戦の県大会個人戦で1回戦負けをした。絶対にこんなところで負けるはずないと思っていたし、当時はそれなりに自信もあった。なのに負けてしまった。自分がどうすればよいかわからなくなってしまった。小中とペアを組んできた相方はレギュラーに入ってしっかり活躍しているというのに、おれは何をやっているんだという気持ちになった。

当時はそれでも前を向いて頑張るしかなかった。そして頑張って冬を超えて、自分たちの代になってからは少しずつ結果がついてきて強くなれた気がした。これも良い経験。

3度目は大学4年の夏。この時は自分でも記憶から消したいくらい辛かった気がする。国家試験に向けた勉強、それとは別に第一種放射線取扱主任者の資格を取るための勉強、就職活動、研究活動。どれも本当に辛かった。あんなに大好きだった中学の外部コーチにも精神的につらくてなかなか行けなくなってしまった。その時は、よく人と比べることをしてしまっていた。他人はこんなに頑張れるのに、自分はなんでできないんだろうとか、自分より他人の優れているところ、他人より自分の劣っているところを見つけては考えてしまう自分がいた。
当時辛かったことは、いろんなことが終わっていったことで、時間が解決してくれた。そしてその期間を通して、「人と比べない」ことの大切さを学んだ。

本当はそれぞれの期間でもっといろんなことがあり、いろんなことを考えていたと思う。でもとりあえずここに書くのはこれくらいにして、気分が乗ればいつか書こうかな。こうやって定期的に自分の思ったこととか考えたことを頭から取り出して何かに残しておきたいと思う。

これからもきっとつらい時期は来ると思う。絶対に。その時自分はどんな乗り越え方をするんだろうなあ。

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