一生に一度の瞬間を

これまでの人生の節目節目で何度も音楽に救われてきた。
それは、多感な時期に出逢った日本のロックバンドの楽曲でもあるし、アイデンティティを形成するきっかけになった隣国のアイドルの楽曲でもある。
とにかく、音楽無しではわたしの人生は語れない。

音楽を職業にしている人たちを応援し始めて今年で8年。そんなわたしでも、誰かがデビューする瞬間を見届けたことがなかった。

「小さな箱の時から見てきたから本当に感慨深い🥲」とインディーズバンドがメジャーデビューする知らせを聞いて歓喜する友人らを見る度に
「自分の好きな人がデビューするのってどんな気持ちになるんだろう」とずっと考えていた。そして同時に、「デビュー」という出来事をすごく羨ましく思っていた。

2022年10月28日。明日、わたしの大好きなTravis Japanは全世界配信デビューをする。
今、過去の自分が羨んでいた立場になって思うのは、デビューする時ってこんなにもたくさんの感情でいっぱいになるんだということ。

こんなにも嬉しくて、どこか切なくて、ちょっとだけ苦しくて、でもたまらないくらい幸せ。
こんな感情になったのは生まれてはじめてだ。
Travis Japanはいつだってわたしに「はじめて」をくれる。これがどれだけ幸せなことか。

これまで彼らがどれだけの苦悩を乗り越えてきたのか、そしてどれほどの涙を流してきたのか。その全てを理解するのは難しい。
それでも、Travis Japanの7人が明日10月28日を迎えられることが全てであると思っている。

思い描いていた未来ではなかったかもしれない。待ち望んでいた形ではなかったかもしれない。
それでも、彼らがずっと胸に抱いていた夢を叶えることができるという事実が何よりも嬉しい。だってTravis Japanは、川島如恵留さんはわたしのだいすきな人だから。

これから先の彼らの未来がどうか輝かしいものでありますように。
一生に一度経験できるかできないか、そんな瞬間を7人と今日までに出逢った大切な友人たちと共に迎えられることを心の底から嬉しく思っています。
少し早いけど、改めて言わせてね。

Travis Japan、デビューおめでとう!

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