引っ越し
あの子がこの街から出て行ってからまだ1ヶ月も経ってない
仕事で失敗して半泣きで帰ってるとき
たまたま同じ電車に乗ってたあの子はわたしの肩を叩いてほっぺにツンってしてきた
顔見たら安心して泣いちゃって、
そしたらさぁ時間ないのにココア買ってきてくれて公園で一緒に飲んでくれた
10年近く一緒にいるわけで
塾もバイトも趣味も共有したり
一旦疎遠になったり
そりゃもう誰よりも思い出のある
そして愛の溢れた人でした
前々から引っ越すこと聞いてはいたけど
まあ近いし会えるでしょ〜と軽く思ってた
でもさーこれからはわたしが悲しくて寂しいときに
めちゃくちゃ可愛い笑顔でほっぺにツンってしてくれる人はもうこの街にいないんだと思うと
なんだか急に寂しくなって
置いて行かれたような気がして
で、なんか全部どうでも良くなって
この街にいる意味も無くなった
わたしもだいぶと前から社会人2年目の夏に一人暮らしするって決めていたし
ちょうどいいじゃん!と思い立って物件探しをスタートさせた
1週間くらいでいいところ見つかったから本当に夏から1人の暮らしが始まる
新しい街には知り合いは誰もいないから
当然ほっぺにツンのあの子はいないんやけどね
不確定な未来を想像して不安になる悪い癖は
いつになったら辞めれるのか
辞めたいというかこれでわたしを不幸から守ってるわけなのだ
ひとつ言えることは、あまりにもわたしはお喋りが好きすぎるからもっとミステリアスな女の子になりたかったぜ!
一人暮らしに淡い憧れを抱いていたけど
現実になるとはあんまり考えてなかった気がする
新しい街には知り合いがいないと先ほど書きましたが、本当はもっと遠くにひとりで引っ越したい気持ちはあった
けど捨てられないものがあまりにも多すぎる
不安も多すぎるしお金もないし
なんか何が書きたいのかわからなくなってきたのでもう辞めます
呼んでくれてありがとうな⭐︎
またこんどー!
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