風呂で考えてたよ
統計によると、2020年の日本の交通事故の件数は10万人あたり245.05件。確率にして0.245%となるそうです。
これを365日で割ると
0.245÷365=0.00067%
今日私が事故に遭う確率は約0.00067%となります。
本日2/1の東京のコロナウイルス感染者は14,445名。
東京の人口は2021年7月時点で推計14,049,146名との事。
14,445÷14,049,146=約0.001%
今日私がコロナウイルスにかかる確率は約0.001%となります。
なるほど。
コロナ陽性になる確率は交通事故に遭う確率よりは高いけれど、それは100,000人に1人ぐらいの確率のようです。
これが10日間全く同じペースだった場合は10,000人に1人となり、20日間同じペースだった場合は5,000人に1人になると。
おお。ちょっと現実味を帯びて来た。
事故も同じく20日間毎日同じ動きをしてたら確率は0.013%ぐらいにはなると。
この時点で事故は10,000人に1人か。
なんかもっと起きてる気がするけど。
まあ確率などは良いのです。
なんであれ、生きている限りはリスクはついて回るという点において、コロナも事故も同じかと。
今回のオミクロン株の波は前回のデルタ株の時と違い、学校も止まらなければ通勤を止めてリモートへの切り替えの呼びかけもあまり見ないなと。
受験シーズンなんかも関係してるかとは思うものの、いまいち切迫していない気がします。
これは「軽症」を信用しているのか、それとも経済の疲弊を懸念しているのか、単純にトップの判断が追いついていないのか。その全てなのか、全部違うのか、どうなんですかね。
しかしどうやらお国の政策としては「経済活動を伴いつつうまく自粛して」といった雰囲気に見えます。
確かに。
当店QUARSもいよいよもって虫の息です。
これ以上は力尽きるお店や会社も続出しそうです。
かと言って国に手厚く補助するほどの体力もなさそうです。
「経済を回して」
「でも自粛は心がけて」
「社会はこちらからは基本止めないよ」
これが為政者の皆様のメッセージのようです。
確かにこの確率で仮に症状が風邪程度だったとしたならば、そんな判断も納得とまでは言わないものの理解出来ない話でもないです。
でも、社会はこの矛盾に萎縮している様に見えます。
ここで起きている摩擦の根源は「コロナになってごめんなさい」という姿勢なのではないかと。
・職場の仲間と食事会に行きました
・帰路に交通事故にあいました
・仕事を2週間休ませて頂きます。
・「食事会なんか行くから事故に合うんだ!」
・ごめんなさい
もちろん、明らかなリスクが見える時にそれを無視して動いちゃおうぜ!という話ではなく、今現在それこそ買い物に行っただけのスーパーや公共料金の支払いに寄ったコンビニで感染してもおかしくない、誰がいつかかってもおかしくない状況の中で
・通常通りの仕事をして下さい
・でも感染しないで下さい
・感染したら社会的に殺されます
っていう状態のように見えるのです。
敵は「コロナになんかなりやがって!」というマインドではないかと。
普通に暮らしていても、様々なリスクはあります。
その中にコロナが追加されたってだけで「コロナに罹る=迷惑をかける/かけられる」みたいなやつ、マジでやめません?
全員で全員の首を絞め合ってる感じ、しません?
「無視して好きなように生きようぜ」って話ではなくて、なってしまった事に対して寛容である社会にならなきゃこの先まずいなと思ったのでその考察をここに記しました。
異論反論などあるかもですが、備忘録的なアレなので特にそういうのは欲してないです。
反証も自分でやります。
押忍。
ともあれ皆様、明日も健康でありますように。
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