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マイアースデッキ紹介「トキ」

今回は、「トキ」デッキを紹介します。
主役はこちらのカード。

この動きは…トキ!

通常の3コストカードはパワーが3~5ですが、この「トキ」はパワーが6もあるのが魅力です。そのため1ターン目に出すことができれば、初っ端の対決にはほぼ勝てるでしょう。

但しこのカードは場に出すのに「陸」のみなもとだけでなく、「人」のみなもとも必要とするため、やや出しにくいのが難点です。
そのため、普通の「陸」デッキとは違った形でデッキを組む必要があります。


余談ですが、「トキ」が必要とするみなもとは説明文の通り、人工繁殖によって個体数の回復を図る活動をカードで再現しているように思えますね。

マイアースにはこのカード以外にも「人」との繋がりを表したカードが何枚か存在します。
例えば下の二枚は特別天然記念物(=人の手で保護・管理されている)であるために、「人」を必要とするのかな、と解釈。


話がそれましたが、デッキ内容はこちら。
今回は画像付きです。

🌎「トキ」デッキリスト

【対決カード】
トキ x3枚
昆虫 x2枚

【サポートカード】
電子レンジで野菜の下ごしらえをした x1
冷蔵庫の設定温度を下げた x1
3Rおじさんのパソコン分解教室 x1
グリーン購入 x1
マイバッグを使う x1
未来をつくるコンクール x1
カーボン・フットプリント x1
かがく組3・4年生 x1
トヨタハイブリッドシステム x1
原子力発電所 x1

【みなもとカード】
陸 x1枚
人 x11枚
陸/人 x3枚

対決カードは「トキ」とそれに連鎖できる「昆虫」の二種類に絞り、それらを大量のサポートカードで手助けする構成にしました。
またサポートカードは種類を絞った方が強そうですが、このゲームは使ってみたい(声に出して読みたい)サポートカードが多いので、色々な種類のカードを採用しています。
多彩な技を繰り出して勝利しましょう。


🌎カード解説

●トキ

デッキの主役。
このデッキの戦い方は、序盤に出した一羽をサポートで守りながら相手の攻撃を受け流していく「柔の拳」です(言いたいだけ)。
「昆虫」や「テン」を連鎖してパワーを上げる「剛の拳」もやってみたい。


●昆虫

先に「トキ」を出してから「昆虫」を連鎖させることを意識して構築しています。

仮に「陸」2枚で「昆虫」を出してから「トキ」をその上に連鎖した場合、「昆虫」を「置き去りペットの野生化」等で倒されてしまうと、それに連鎖している「トキ」も「人」のみなもとが足らず、一緒に倒されてしまいます。
本来ならば「トキ」は「置き去りペットの野生化」等の低コストのカードで倒されにくいのですが、「昆虫」の連鎖のさせ方一つで非常に倒されやすくなってしまうため、構築段階でそれを避けるように気を付けています。


逆に「トキ」が倒されると「昆虫」が生存できないという状況にはなりますが、パワー6の「トキ」が生き残った方がよいでしょう。


●電子レンジで野菜の下ごしらえをした
●冷蔵庫の設定温度を下げた 

初見だとカードゲームらしからぬ名前に驚くことでしょう(笑)。

単純に相手のパワーを下げる効果ですが、マイアースでは低コストカードを倒して連鎖を断ち切ることで上位のカードまで一緒に倒せる可能性があるため、見た目以上に強力なカードです。
コストが「人」のみなもと1枚なので、「トキ」や他のサポートカードと同じターンに使いやすいのも高評価。

今回はサポートカードを全種バラバラにしたかったので各1枚づつの採用ですが、枚数はもう1、2枚くらい増やした方がよさそうです。
相模原パッケージに別名で同じ効果のカードを収録してくれると、色々な種類が使えて嬉しいなと思ったり。

●3Rおじさんのパソコン分解教室

"あの"3Rおじさんです。筆者は知りませんでした。

効果は相手の「人」を1枚奪って自分が使えるようにするというもの。
3Rおじさんの指導で環境破壊側の「人」が洗脳される改心するわけですね。

普通に「人」を奪うだけでも強力ですが、相手がサポートカードを使った時にそのサポートカードのコストになっている「人」を奪うことで、なんとそのサポートカードの効果を無効にできてしまいます!
「人」1枚であらゆるサポートカードを無効にできる時点でめちゃくちゃ強いですね。

今後は相模原パッケージに収録される「マイクロプラスチック問題」の登場で生き物が倒されやすくなるため、その対策としても有用かもしれません。

右下に富士通の表記がありますが、これは「チャレンジ・オブ・ザ・カンパニーズ」という企業協賛のカードなんだとか。
他にも有名どころの企業が多いので、ググってみてください。
難点は欲しくても手に入らないこと。


●グリーン購入

コストは1大きいですが、先述の「3Rおじさんのパソコン分解教室」と同じ使い方ができます。

また、こちらは「人」を奪うのではなくデッキに戻すので、単純な妨害だけでなく、次のターンに相手が対決カードやサポートカードを引く確率を下げられるのがGood。

「3Rおじさんのパソコン分解教室」もそうですが、「人」が入っていないデッキに対してはすぐに捨てて別のカードを引きにいきましょう。


●マイバッグを使う
●未来をつくるコンクール

コスト2の除去カードたち。

「マイバッグを使う」はパワー4までの対決カードを倒せるほか、場に残り続けるためそのターン中に対象の対決カードを倒せなくても、次のターンで逆転しやすくできるメリットがあります。
ただしその場合は、対象の対決カードが捨て場に置かれるまで「人」のみなもと2枚分が使えなくなってしまうので、後続のカードが使いづらくなるリスクもあります。

また「未来をつくるコンクール」は、自分の「人」みなもとの枚数分だけ対決カード1枚のパワーを下げることができます。
このデッキは「人」のみなもとを大量に並べるため、2コストで大物を倒せる可能性が高いのが利点です。
「マイバッグを使う」と入れ替えるかも。


●カーボン・フットプリント
●かがく組3・4年生

効果はどちらも同じです。
二酸化炭素4枚以下を使用しているグループを丸ごと倒すことができます。
「大型化する台風」や「巨大化する山火事」などの、低コスト・高パワーなカードが主体のデッキに対して強力な対策カードになります。

ただしコストが3と重く、対決カードのグループを複数に分けて攻められると途端に使いづらいカードになるのがネック。
「温暖化する地球 Lv.1」や「温暖化する地球 Lv.2」はやりづらい相手です。

モヒカンザコ戦法の方が手強い

そういったデッキ相手の場合はケチらずに使えるときに使って、相手の頭数を減らした方がよさそうです。


●トヨタハイブリッドシステム

車の後ろについてるアレ。
コストは3と重いですが、相手の1グループを問答無用で倒せる最強クラスのサポートカードです。
弱点は「カーボン・フットプリント」と同じくバラバラのグループで攻められることなので、ケチらず使っていきましょう。
私的声に出して読みたいカードNo.1。


●原子力発電所


先述の「トヨタハイブリッドシステム」と同じく、相手の1グループを倒せる強力なカードです。

ただし強烈なデメリットがあり、自分のデッキが無くなった場合かこのカードが場から離れた場合、自分のみなもとが2枚除去されてしまいます。
ここにはちょっと書きづらいことが起こるんでしょうね…。

これによりそのみなもとを使っていた対決カードも倒されてしまうため、使いどころを誤ると自分の対決カードが全滅する恐れがあります。
またこのカードは場に残り続けるため「人」のみなもとが3枚使えなくなってしまう点も不便な点です。

正直他のサポートカードの方が使いやすくてリスクもないのですが、このデッキは「トキ」デッキなので入れざるを得ませんでした。
※気になる方は北斗の拳を読んでください(6巻あたり)。


🌎戦い方
じゃんけんに勝ったら後攻をとります。

「3Rおじさんのパソコン分解教室」で相手の「人」を奪える可能性があったり、相手の出方を見たうえで、対決に勝ちやすいタイミングで「トキ」を場に出すことができるので後攻の方がよさそうです。
「トキ」を引けていない場合は、サポートカードで相手の対決カードを倒しながらゲームを進めます。

中盤あたりには「トキ」の二羽目を引けるかと思いますが、「トキ」とサポートカードのどちらを使った方が対決に勝ちやすいかを状況をみて判断しましょう。
こういうジレンマがあるので、序盤に引くリスクを承知で「テン」とか入れてパワーを補いたくなりますね。


🌎最後に
サポートカードを多く使えるため、対決カード中心のデッキとは違った楽しさが味わえます。
「トキ」を持っていない場合は、パワーは1低いですが「ライチョウ」などで代用してみてもいいかもしれません。

次回はトレカ王さんで行われた大会結果のレポになるかと思います。
それでは。

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