![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129345577/rectangle_large_type_2_cbb24bf16028847bb79feabb1f3130f0.jpeg?width=1200)
「Gentle Confrontation」LORAINE JAMES(2023)
去年リリースされたロレインジェイムスの作品を今でもしっかり聴いている。今年はしばらく聴いてそうだし、来年も聴いていると思う。1曲目のアルバムタイトル曲からただのエレクトロニカならず奥深い両義性を感じ、3曲目「Let U Go」ではもう20秒当たりからあーもう天才天才天才!と心酔している。
Telefon Tel AvivやSquarepusherがエレクトロニカの入り口となったという彼女。今作はTelefon Tel Avivのヨシュアがマスタリングを手掛けているという事もあり、「Fahrenheit Fair Enough」を彷彿させる仕上がりだ。「Fahrenheit Fair Enough」はtoeの山嵜廣和もレコメンしてた名盤である。7曲目「I DM U」ではBlack Midiのモーガンがドラム参加しプログラミングドラムとは異なる有機的サウンドを添えている。このあたりがオルタナ・マスロックのリスナーも惹きつける理由かもしれない。2022年はフジロックのホワイトのヘッドライナーをbonoboがつとめているが、ポストbonoboはロレインジェイムスしかいない。今年はサマソニ行ってみたいと思ってるからホントにフジに来ちゃったらどうしよう…。
2023個人的アルバムオブザイヤーはカッサオーバーオールだったけれど、ロレインジェイムスと迷った。比べるものじゃないっすかね。本当に素晴らしい一枚。エレクトロニカの最高到達点。オールナイトのライブなんて全然好きじゃないんだけど、ロレインジェイムスの来日でなら行くしかないよネ。ちなみに一昨年の来日でチケット代3000円というもののもあったらしい。やっすー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?