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ちょっと間が空いただけ世界が変わって

ウクライナショックが置きました。
ロシアの倫理観というか政治体制に批判が多いので、それはご専門の方にお任せします。
今なにが起こっているか。
1,LNGなどの電気原料が高騰している
2,高騰が長期になっている
3,電気代が上がっている
という構図です。
電気が上がっている中身がすごいです。
1,高圧の電力は多くの電力会社が受付停止
2,契約が切れれば再契約で今までの価格保証されない
という流れです。
つまり、5月とか6月に契約満了を迎えるお客さんは、今までの電力会社から、普通は値上交渉をされます。ですが、今の状況は、値上げではなく「もううちではできませんから、他を当たってください」と言われます。そして、数社当たっても引受先はありません。元の会社に継続する方法を聞いても、良くて市場連動価格です。
つまりJEPXの価格に連動して単価を決める方法です。これならリスクは需要家負担になりますが、平均25円とかになっていますから、今まで(15.8円)より10円上がる計算です。高圧で2万kWh使っている会社なら20万上がります。基本料金等で約45万が65万になります。
ちょっと大きな工場で200kWkくらいのところは10万kWh使っていれば、100万円上がります。継続的に経費がこれくらい上がったら、もたない会社も出るでしょう。
原料のLNGが長期契約の会社はそれがある限り価格を維持することができますが、需要家に15.8円で売るなら同業他社に20円と考える会社あるでしょう。つまりLNGの取り合いで電気料金が上昇していきます。
電力会社が設けているかと言えばそうでもなく、1kWhあたりの燃料コストが100円近くになっているので、これはもうだめです。
そのため、今まで書いた、自家消費太陽光パネルや電力削減の仕組みなどを組み合わせて、一刻も早く自己防衛をした方いいです。
脱炭素をテーマに自家発などの話を書きましたが、すでに昔のトレンドです。今からは、自己防衛のために自家発を進める時代になっています。
自家発、節電、より多くの情報とそれを見極める学習をしてください。
電気代が5割増しでも楽勝な人以外は。

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