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大きな変化の起点となった京都での1日。ワークショップを通じて確信したこと【LCP養成講座3期】

MYコンパスが主催する「ライフキャリアプロフェッショナル®︎養成講座」は、ライフキャリア支援のプロになる4ヶ月間の実戦型オンライン講座です。(以下LCP養成講座)

2022年7月に開講したLCP養成講座3期。
4ヶ月の受講期間のうち、前半2ヶ月はMYコンパスメソッドに沿った内省を徹底的に行います。前半2ヶ月に及ぶ内省の総仕上げとして、各自が仮決定した自分の指針「MYコンパス」を発表する中間発表会を開催しました。

今回の3期メンバーは関西在住メンバーが多いこともあり、京都で会場を借りて開催しました。

京都での1日。それは

思考優位から感情優位へ。「今、ここ」に集中

そのことを重要性を体感し、大きな気づきと決意のきっかけとなった京都での1日でした。

この記事ではMYコンパス広報担当の佐々木が見た、京都での中間発表会、そして奇跡のワークショップを振り返りつつこれからの私たちが目指すことについてお伝えしていきます。

ぜひ最後までお付き合いください^^


●本当にこれで人は変わるのか。そんな実験!

京都で開催した中間発表会。3期生のMYコンパスを発表し、後半戦に向けての意識を合わせていく、それが中間発表会の一番の目的です。でも今回の京都での開催はそれ以外の実は目的が運営メンバーの中ではありました。

目的というよりも

「本当にこれで人は変わるのか」

それを改めて確かめてみたいという「実験」のような意図があり。

これまでに450名以上の長期講座卒業生のライフキャリアを変化変容へと導いてきたMYコンパスメソッド。その中に散りばめられている「本質」を今一度確認してみたい。そんな思いがふつふつと湧いてきていて、久しぶりにリアルで受講生と集まれるこの機会に、実験を試みたのです。

中間発表会の内容以外は参加する受講生にはあえて完全秘密に。事前の情報は「セミナーをやるよ」ということのみ。でも実際に計画していたのは「セミナー」とは全く異なる「体感ワークショップ」でした。

そしてもう一つ開催前に感じていたこと、決めていたことは

この京都でのワークショップを変化の起点にする

ということ。
これまでコロナ禍に関わらず、ずっとオンラインをメインでやってきた私たち。これだけの規模でリアルで受講生同時が集まるのは久しぶりなことでしたし、LCP3期を通じてどことなく感じていた「変化」の熱量がここで大きくなる、そんな予感を持っていました。

そんなこともあって京都のワークショップはLCP3期メンバーのみならず、LCP卒業生にも声をかけていました。このリアル体験をその場で体感して欲しかったから。それぞれの都合で来られないメンバーもいたけれど、関東、関西圏のみならず各地からメンバーが集合しました。

●京都の町屋を貸し切っての中間発表会

中間発表会とワークショップは京都の町屋を貸し切って行いました。
雰囲気もとても素敵な環境での開催に心が躍ります。

まずはLCP3期生の2ヶ月の内省の集大成「MYコンパスの発表」を。
オンライン参加メンバーもそれぞれの思いを伝えてもらいます。

中にはMYコンパスの発表のみならず、これからの自分を「歌」で表現してくれるメンバーもいて、それぞれLCP3期生12名の思いの丈が詰まった中間発表となりました。

●いきなりのスマホ没収からのワークショップスタート

本来なら中間発表が終われば、目的は達成なのですが、今回京都に集合した1番の目的は「人は本当に変わるのか」その実験。

中間発表の後に何があるのかは参加メンバーには完全秘密。運営メンバーだけが内容を知っていて、参加メンバーには私たちに身を委ねていただきました。

さあ!中間発表からのモードチェンジ!
まず参加メンバーに告げられたのは

スマホ、スマートウォッチ、ダブレットなど全ての通信機器を没収!


予想外の司令に戸惑いつつも、みんな素直に回収に応じてくれました。

そしてここからワークショップがスタートです。

みんなにやってもらったことは2つ
・2022年の年末にどんな状態になっていたいのかイメージすること
・このあと京都でやってみたいことをイメージすること

その後、一人一人に封筒と地図が配れ、

「ここから1時間、京都の街でやりたいと思い描いたこと
実際にやってきてください!」

との司令が!渡された封筒の中にはお小遣いとして千円、と町屋へ戻ってくるための地図だけ。スマホを持たずにその司令の元、メンバーは京都の街へ出かけていきました。


運営メンバーはどんなことが起きるのかワクワクしつつ、みんなの帰りを待ちます。

1時間経って徐々に町屋に帰ってくるメンバーたち。
時間よりも早く帰ってくる人、ギリギリで帰ってくる人、時間に遅れて帰ってくる人。それもそのはず、スマホ没収しているので時間がわからなかったり、簡単に場所を調べることができなかったり。

ようやく全員が揃い、ここから本当の熱狂を体感する時間へと入っていきました。

●やりたいことを解像度高くイメージして、それを実際にすぐに実行する、それが叶う喜びのエネルギーの連鎖

1時間の京都の街歩き。一人一人が思い思いの行動をしてきたので、みんなが何をしてきたのかは全く知りません。1人ずつ何をしてきたのか、発表してもらいました。

森の中でヨガをするイメージをして出かけたけれど、森や公園は見つからず。残念に思いつつ歩いていると、大きな木を見つけてその下でゆっくり。森には行き着けなかったけれど、木の下でゆったりした気持ちになることができた。

自転車で京都の街を散策している自分をイメージして出かける。近くにレンタルサイクル屋さんがないか探していたら、1件だけ発見。しかも1時間1000円というぴったりな値段設定。そこから鴨川の方にサイクリングをして、ゆっくりして帰ってきた。

美味しいものを京都で食べている姿をイメージ。歩いていたら焼肉屋さんを見つけて、ランチを頼んで、小ビールもたのんで千円におさまって。自分でこんなに昼間から好きなことできるんだって思ったら最高!

なんとなく父のことを思い出しながら出かけていって。お寺でぼーっとしていたら突然法事が始まって。なんだか色々とあった父のことをみんなが祈ってくれているような気がしてこれまでの蟠りがなんだか落ち着いたようなきがした。

それぞれの1時間のエピソード。なんと、全員街に出る前にイメージしたことは何かしらの形で叶っている事実がありました。そしてその出来事を興奮気味に1人づつ話すエネルギーの熱量が、隣の人、その隣の人に伝播し、京都の町屋の中はものすごいエネルギーが高まった空間に。

自分の望みを解像度高くイメージして、出来事に身を委ねる。

スマホから離れた時間の中でそれぞれが実体験したことは、頭で考えるのではなく心で感じて、実際に動くことで現実が動いていく感覚。しかもそれを1人ではなくその場にいた全員が実感した、そんなものすごいエネルギーの時間でした。

●本当の欲望に気づく「あなたの嫌いな男・女は?」

そして最後にもう一つのワークを。
とにかく「自分が嫌い」と思う女性、男性を紙に書いていくというもの。
個人ワークの後にまたグループ全体で発表してもらいました。

ゴミの捨て方が汚い人が嫌い
相手を思いやれない人が嫌い
意見を押し付ける人が嫌い
ブランドものをこれ見よがしにきている人が嫌い
自分勝手な人が嫌い

などなどみんな思いの丈を書き綴って。

実は「嫌い」って思う裏には自分の本当の「欲望」が隠されていることが多く。ブランドを着ている女が嫌いという感情の裏には、「本当は私もブランドものを着たいけれど我慢している、なのにそれをしている女は嫌い」といったように。そんな自分の本当の「望み」に気が付く、でも少しぐさっと刺さる、そんなワークでした。

ほんの3時間ほどのワークショップ。
それでもそこで感じたエネルギーの渦はものすごいものでした。

●レストラン選びでも望みとの一致を追求する

長かった1日のスケジュールを終えていざ打ち上げへ!
実は当日の流れに、身を委ねようと土曜の夜にも関わらず打ち上げのお店をどこも予約していませんでした。案の定、京都の真ん中で土曜の夜に17名が一気に入れるお店はなかなか見つからず。

見つけた!と思ってもなんか違う・・・・
ここだ!と思って電話してももう満席・・・
入れる!でもなんか求めているものと違う気がする・・・

そんなことを繰り返しながら、「今日の私たちにはここ!」というお店を探し続けていると、なんと、17名入れてしかも飲み放題付き、料理のコースもリーズナブルなお店がぴたりと一致して見つかる奇跡。お店の空間もお店の方も、お料理も何から何までイメージして以上の場所で。

夜のお店探しにおいても、

望みの解像度をあげて、それが一致するように行動していく。

その重要性をヒシヒシと感じざるを得ない状況になりました。
普段なんとなく選んでいること、やっていることではなく徹底的に「これ」という自分の望みに合う行動をしていくことで得られる現実をここでも感じることになりました。

そして、私たちの望みと一致した素敵なお店での打ち上げは大盛り上がり、そして2次会へと続き京都の夜はふけていきました。

●あの日を振り返って

京都の1日は何だったんだろうか。
今でもまだ言葉に表しきれないくらいすごいエネルギーの渦がそこにあった1日でした。そして当初の予想通り、私たちに「変化」する大きなきっかけとなった1日。思い返すと

頭でなく心で感じ、「今」に集中する

それを本当の意味で体感した1日だったように思います。

「今」に集中しすること、望みを解像度高く描くこと。

自分の理想のライフキャリアを叶えるために必要なこととして知識としては知っていること。でも実際にそれを「できる」ようにすることや「体感したことがある」というのは全くの別物。

特に今回はキャリア支援者を志す、LCP養成講座のメンバーでこれを体感できたことが何よりも大きなきっかけになったように思います。

なぜあの日に参加者全員がそれを体感でき、「今」に集中することができたのか。偶然だったとも言えるのかもしれませんが、あそこで誰1人として疑うことなく、その場に起きることに身を委ね、時間と空間を一緒に味わったこと。これは単に偶然とは言い難いそんな出来事。

これまで運営してきたMYコンパスの講座の根底に流れる大切な本質を改めて私たちも実感する、そんな時間となりました。

そう、私たちの実験は大成功に終わったのでした。

文責:MYコンパス広報担当 佐々木

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実践型オンライン講座「ライフキャリアプロフェッショナル養成講座」についての詳細はこちらよりご覧いただけます。


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