歯列矯正は「知らなかった」が多すぎる③リテーナーがありえない!?
↑の続きです。
虫歯治療によってリテーナーが合わなくなった場合、どうしたらいいのか?と矯正歯科に聞いたところ、そっちの先生の回答は
虫歯治療を受けた歯医者さんで、合うように削ってもらってください
でした。
そんなことできるの…?と疑問に思いましたが、仕方ないので一般歯科に電話をしてそのまま伝えました。
そのときの電話では「次回、直接説明します」としか言われなかったので、緊張しながら予約した日時に行きました。
先生はやはり怒っていました。
「他の歯科で作ったものをいじるなんて、普通に考えておかしいから!
こんな失礼な話ないわ。あなたもおかしいと思わない?」
そう言われ、私も同じ考えではありましたが、この先生に素直に同意はしたくないと思い、
◯◯矯正歯科は昔からあるみたいなので、それでずっとやってきてるんだと思いました
と言おうとしました。
しかし、「昔からあるみたいなので…」まで言ったところで
「知ってるわ💢」と苦笑いしながら遮って言われました。
(あとから、「患者の話は最後まで聞いてください」くらい言えばよかったと後悔しました)
「同業者なんだから知ってるよ!父親の代からあって、今は息子がやってんだろ?
つーか、俺が一方的に知ってるだけだけど、たぶんその先生って口腔外科得意じゃないよ?」
( ゚д゚) ←私
それ患者に言う!???
…と今なら突っ込めますが、前回と同じく強い口調でメッタ刺しにされて、また私は思考停止してしまいました。
ちなみに私の行っている矯正歯科の先生は、矯正の認定医だかっていう資格を持っています(クリニックに認定証があります)。
その資格を持つ医師がいることが、良い矯正歯科を選ぶ目安の一つになるとネットでは見たのですが…
何にせよ、ワイヤー矯正が終わってしまってからそれを聞いてもどうにもなりません。
(でも確かに、矯正をしても噛み合わせは悪いままです。
前歯はきれいに並んで、外から見たら完璧なんですけどね…)
話を戻すと、先生は続けて
「こないだも言ったけど、リテーナーに何かあると矯正歯科からうるさく言われるから面倒なのよ。
矯正歯科のリテーナーってワイヤーついてるからなおさらいじれないのよ。そうでしょ?」と言いました。
「ワイヤーはついてないです」と答えると、
「はぁぁ!?ついてないって?
じゃ、どんなんなの?ちょっと今あったら見せて」
と声が大きく、口調も荒くなりました。
私は何かあったらすぐ出せるようにリテーナーを持ってきていたので、先生に見せると
「え"え"え"〜これが矯正歯科で作るリテーナーなの!?普通ワイヤーとかついてるじゃん!
てか、こんなのうちでも作れるし!
なんっにも難しくない。料金も5000円くらいでちゃちゃっとできるわ。」
と吐き捨てるように言いました。
私は唖然としましたが、リテーナーを見せたことで
「まぁ、とりあえず上の歯も治療してみて、リテーナーが合わなくなることがあったらそのとき考えますか。
うちで作ることもできるし」
と、とりあえず治療を進めてもらえることになりました。
そして、はっきりとした言葉では覚えていないのですが、先生は「この段階まで来たら、もう矯正歯科に通う必要はない」というようなことも言っていました。
リテーナーも一般歯科で作れる範囲のものだし、矯正歯科じゃないとできないことはもうないから、リテーナーを作ったり、定期的に噛み合わせや虫歯のチェックをしたりといった面倒はうちでも見れる、という理由でした。
この先生が言うことは、まあまあ正しいと思います。
また、保険診療の医師と自由診療の医師では意見が異なることがあるというのは素人でもわかります。
しかし、この先生は言っていいことの範疇を明らかに超えていると感じます。
事実だとしても、やはり言葉の選び方というものがあると思うのです。
ちなみに先生の発言は、ほとんど覚えている通りに書いています。
誇張はしていないつもりですが、こうやって文章に起こしてみると、あらためて失礼だな〜と思います。
スマホで音声を録音しておけばよかったかもしれません。
もう一度言いますが、一般歯科の先生の発言は、とにかくひどいです。
ただ、まあまあ正しいのも事実です。
私は他人に流されやすいので、この先生のように強い口調でまくしたてられると、発言を鵜呑みにしてしまいそうになります。
でも、たとえ専門家であっても意見が極端だし、何よりたった2回しか会ってない人に言われたことを全て信じるのはどうかと思いました。
(そこは30年以上生きてきて、ようやく冷静に判断できるようになった部分です)
しかし、実は一般歯科の先生の意見は関係なく、以前から私の中に「矯正歯科選びを間違えた」という思いがあったのも事実です。
状況的に仕方なかったとはいえ、もっとちゃんといろんなクリニックを調べて比較すれば…と、今も後悔しているのです。
続きは↓
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