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新幹線の線路の分岐点を見たい

あけましておめでとうございます。


タイトルは、今年やれたらいいなぁということの一つです。


まず、3歳になった息子の話ですが、去年から新幹線が好きになりました。


もともと救急車やショベルカーなどの"働く車"が好きなので、その延長だと思います。


一番好きな新幹線は、秋田新幹線の「こまち」だそうです。

JRのサイトをスクショさせてもらいました


秋田新幹線。


秋田新幹線といえば、東京から"はやぶさ号"と一緒に来て、盛岡駅で切り離されて秋田に行くんですよ。


だから盛岡駅では、その切り離しとか合体の瞬間を見るのが人気なんですけど、

私が好きなのはそこじゃないんです…


ここから私個人の話に移ります。


盛岡駅から青森方面に出発すると、秋田新幹線の線路が枝分かれする所があるんですよね。


私はそこが最高に好きなんです。


実は福島駅の北側にも山形新幹線との分岐点があって、私が最初に発見したのはそっちでした。

福島駅近くの分岐点


なんか、新幹線って個人的には一本の線路をひたすら進むイメージだったから、初めてそこ(分岐点)を見つけた時、「えっ!別ルートが用意されてる!!」ってびっくりしたんですよね。


例えると、マリオやポケモンのゲームで隠し扉を見つけた時みたいな…


まぁ、よく考えたら山形や秋田の新幹線がどっかから曲がっていくのは当たり前なんですけど、


なんかその場所を実際に見ると特別感があって、そっちを進むとどんな景色が見えるんだろうと思ったら、ワクワクが止まらなくなりました。


しかもその分岐点の先を見てみると、なだらかな下り坂になっており、そのあと地上の在来線の線路につながっているのです。


高い所を走っていた、孤高なイメージの新幹線が街に溶け込んでいく様子って、想像しただけで興奮します。


(その土地で生活している人は何も思わないのでしょうが…ちょっとうらやましい)


そして、逆に新幹線が山形や秋田方面から東北新幹線の線路に合流することもあるわけですが、それもまた良いんですよね。


地上を走っていた新幹線が高架に向かって線路を上っていくのって、突然レベルアップしていくような感じがします。


私は新幹線で福島駅を通過するとき、何度か山形方面から新幹線が来る瞬間に遭遇したことがあるんですが、その時の新幹線は決して「おら東京さ行くだ」という雰囲気ではなく、「もともと東京の者ですけど」みたいな、凛とした感じを受けました。


新幹線として誇りを持っているというか…


そんな感じで、新幹線の分岐点は見るだけでも素晴らしいんですけど、実際に乗ってもやっぱり素晴らしいんです。


私は山形新幹線も秋田新幹線も一回ずつ乗ったことがありますが、それぞれの分岐点を通過した時は本当に感動しました。


ちなみにその一回ずつって、よく考えたら昔大好きだった「ゆず」のライブに行くためでした。


(山形は、大学時代にどうしても東北の会場に行きたかったので神奈川から遠征したという変な理由)


山形新幹線は福島経由だから、仙台に住んでいる今は乗る必要がないし、秋田も個人的に縁がないのでなかなか行かさらないです。


でも、息子がこまちを好きになった今、"こまちに乗って秋田まで行くっていうのをやれないかな〜"と思い始めました。


そしたらあの分岐点を行き帰り通れます。


さらに、これは山形新幹線も同じなんですけど、奥羽山脈を横切るから途中ですごい山の中を通り、その景色がキレイなんです。


しかも、新幹線と思えないくらいゆっくり走るのがまたいいんですよ。


あと、秋田新幹線は大曲駅で方向転換をするのも珍しい&おもしろポイントです。


そんな魅力がつまった秋田新幹線、そのうち乗れたらいいなぁと思っています。


たぶん、息子より私の方が興奮するのでしょうけど…

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