東京の電車は、みかんが潰れる。
色色の傍、サラリーマンのお仕事をしています。
一般的な東京の出勤時間に電車に乗り、一般的な満員電車という事象に巻き込まれながら、一般的(ではないかもしれない)な職場にむかいます。
今朝はさ、気分がよかったので、家にあるみかんと、無添加で身体に良いものしか入ってない最高のパン(そのうち紹介するね)を、お気に入りの一張羅の鞄にしたためて、いざ、と乗ったわけさ。
私にはみかんと、もちもちのパンがいるから、いつもより神経質だったような気がするよ。にしても木曜日の今日、いつもより人類多くねぇかって思いながら、桃太郎もびっくりなほど、どんぶらこどんぶらこ運ばれて行ったんだよね。(電車でね)
いつもね、満員電車ごときで機嫌を損ねることはしないぞって心に決めてる(損ねるなら1時間早く出たりすればいいし)ので、なんとかこんとか職場の最寄駅へ着いたのね。
で、スタコラサッサ職場に着くとね。
3つのみかんのうち1つが、パキッと割れてドュルドュルになっていたの。
申し訳ない気持ちでいっぱいでさ。
君の命を預かった私はこんなにも簡単に無碍にするんだって。
3つのうち1つだけよ、時の犠牲になったそれをね、噛み締めた、存分に噛み締めた(めちゃめちゃおいしかった、揉むと甘いよね、みかん。)。有り難くて仕方なかった。
いや、あれ何を言おうとしたんだったか。
ああ、そうだ。
つまり、なんだ?みかんが潰れるくらいの中に、人間の手足や内臓や脳みそや言葉や表情が、これでもか!ってくらい入り組んで入っているんだね。それは健康でいられるはずなくない?みかんで無理なんだよ、無理くない?!?!?!
自分の機嫌ぐらい自分で取ろう。
っていつも思ってるんだけどね。(人に対して怒ったって、ほぼ実らないじゃん。)物理的に無理なものは、もう無理じゃん。
"余裕を持つ"(お金でも時間でもスペースでも)という選択をとる方が、ヘルシーですね。
なんつって、ともすれば愚痴のような言葉は吐いて捨てるほど出てくる。んだけど、結構面白いと思っている自分もいるんだよねぇ。
だってさ、みかんが潰れるほど他人と距離が近いって、異常でしかないよ。パーソナルスペースもあったもんじゃない。それに"慣れ"て"諦め"るでしょ、人は。変なの。
ただ、異常だからこその反面教師や、それに乗るまでの自分に何を施すか、降りてから何を施すか、は自分で選べるよね。その1動作で、ヒトトナリは決まってくるのだなぁと思うねぇ。ところどころの所作を大事にしたいものです。
という昨日も、私にとっては尊く、愛おしく、有難い学びでありました。知れば知るほど東京は好きです。人が多い分、勉強になるよ。ただ、絶対に満員電車に乗る生活からは離れたいと思います。
あれ、何の話だっけ?
今日もやったりましょう〜。
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