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【介護職】現場職員ながら就職フィスティバルに参加しぼちぼち集客できた件について

こんばんは、マイボディーガード介護の洸我です。
今回は介護の担い手の為、現場職員でも就職フィスティバルに参加しぼちぼち集客し面接まで持って来れた自慢話を書きます。
同じ境遇の現場職員へ届けます。

フィスティバルに参加されている施設さんはもちろんライバルです。管理者や広報、人事と言った役職揃いがいる中で私は【施設ケアマネ/生活相談員/衛生管理者】と言う肩書きを捨てて現場介護職員としてリアルを伝える役目を担っていました。
展示会の目的は来年度の就職につながるリード獲得です。いかにブースに多く来場者を集め、その中から見込める人を見極めければいけません。

そのために重要なのが、ブースコンテンツでした。初心者ながら事前に調べまくって実践したブースの集客と面談の獲得ができるブースコンテンツについて紹介致します。

目次
✳︎ブースコンテンツは目的に合わせて使い分け✳︎
✳︎ブースへの足止めに有効なコンテンツ✳︎
✳︎ブース内での面談獲得に有効なコンテンツ✳︎
✳︎クオリフィケーションと導線設計も✳︎
✳︎まとめ✳︎

✳︎ブースコンテンツは目的に合わせて使い分け✳︎

ブースコンテンツとはブース内外に設置されるパネルやデジタルサイネージ・プレゼンテーション、実物・モックアップ、また、来場者に対してのデモ体験、ノベルティやパンフレットの配布など様々なものを指します。
ブースコンテンツは、見込みのある来場者あるいは面談獲得のための各プロセスで、それぞれの役割を果たします。見込みのある来場者、面談を獲得するためには、4つのプロセスを経ることが必要だと学びました。

①認  知 
来場者がブースを認識・興味を持ち、ブースの近くで足を止める
②興味 関心 
来場者が給与形態・福利厚生・サービスに対し理解・関心を深め、ブースの中へ足を運ぶ
③検  討 
来場者が給与形態・福利厚生・サービスの詳細について理解をし、デモ体験と質疑応答を受ける
④面談獲得 
来場者が自社導入へのイメージを持ち、個別での面談を希望する

①②は数秒から数十秒の短い時間で伝えられるコンテンツ、③④は数分から数十分と長い時間で伝えられるコンテンツでした。
それぞれのプロセスの目的によって、コンテンツを使い分けて行くことが展示会の成果につながって行く実感がしました。

✳︎ブースへの足止めに有効なコンテンツ✳︎

展示会に訪れる来場者の主な目的は情報収集だそうです。
来場者が展示会に滞在する時間は数十分の人もいれば5分程度の人もいました。
その間にまわれるブースの数は限られます。30社以上のブースがあるなかで、自社のブースに確実に集客するためには、まずは来場者にブースに気づいて足を止めてもらうことが重要です。
そのためには、遠くからでも目を引くデザイン、分かりやすいキャッチコピーが重要となります。


1.遠くからでも目を引くブースデザイン

例えば、色で目立たせたり、施設名やサービス名、キャッチコピーを高い位置に設置し遠くから見ても分かるように目立たせます。
私はInstagramの枠組みにご利用者と職員の日々の姿を写真に収め壁紙にしました。
キャッチコピーは来場者が足を止める動機が必要です。
来場者の興味を惹くキャッチコピーであれば、それだけで集客し面談獲得することも十分に可能です。
私は大々的にキャッチコピーとして“スーツを着なくても仕事はできる”
Googleの理念を真似しました。
これは固定概念のない新しいイノベーションを生む事を惜しまない施設だと言う事を伝えたかったからです。
また、照明の使い方も重要です。会場の各施設さんのブースの配置関係は運営側が決めますので、当日を振り返ると光の当たり具合が悪いところがありましたが、当施設は運良く入り口前で光が差し込む絶好に位置に配置して頂きました。
Instagramのデザインの一部に照明を使い際立たせました。
他施設のブースより目立たせることができます。

2.通りかかった来場者を惹きつける声かけ

また、たまたま近くに通りかかった来場者に、ブースへ惹きつける方法としては、パンフレットとノベルティ、そして、動画とデモンストレーション(プレゼンテーション)です。

①パンフレットとノベルティ
初めての参加でしたが、恥を偲んで私は、前を通りかかった来場者へ積極的に声をかけて、パンフレットやノベルティを渡しましたが、後々考えると、“キャッチ”みたいだなと、恥ずかしくなりました笑
ノベルティは来場者の足を止めてもらうきっかけになり、自社の強み・サービスを短い時間で視覚的に理解してもらうことができます。

パンフレットは、メインのキャッチコピーと強み・展開しているエリア(高齢・障害)・サービスイメージ、メリット、給与、Webサイト、優良企業を全面に出します。
表紙を見せながら声をかければ、来場者は視覚的にどんな施設・サービスなのかを理解することができると思います。
裏表紙には、展開エリア(高齢・障害)・企業名(ロゴ)を掲載し、表表紙で認識した強み・サービスへの信頼感を醸成します。その流れで、中面(見開き)には、来場者へのメリットや特徴、機能などの具体的な情報を載せて、さらに興味をブースの中へ惹きつけました。これまでの一連の動作はとても緊張して汗かきまくりです💦。

②デジタルサイネージ(プレゼンテーション)
多くの来場者を同時に惹きつけることができるのが、デジタルサイネージとデモンストレーション(プレゼンテーション)です。ともに、ブースの存在感を強めつつ、製品・サービスへの理解を促すことができます。
展示会中は動画を流し続けることで、職員が不在の場合でもブースの存在を来場者へアピールできると思います。
また、デモンストレーション(プレゼンテーション)は展示会のなかのイベント要素として、一度に多くの来場者を惹きつけることができます。
ちなみにデジタルサイネージをしたいが為に65インチのTVを施設で購入してもらいました。施設長ありがとうございます涙


✳︎ブース内での商談獲得に有効なコンテンツ✳︎

ブースを認識・興味関心を惹きつけ、ブース内へ足を運んだ来場者から面談を獲得するために有効なコンテンツは、パネルやデモ体験、実物・モックアップです。

①パネル(あったら良かったなと後悔)

パンフレットと同様に、展開エリア(高齢・障害)・企業名(ロゴ)を掲示し信頼感を醸成しつつ、来場者へのメリットや特徴、機能などの具体的な情報をパネルで掲示できます。
細かな文字は基本的には読まれないので、グラフィックも積極的に活用し、視覚的な情報を入れていけば多角的な情報提供ができると思います。

②デモ体験、実物・モックアップ

実際の製品・サービスを見ることができるのがデモ体験、実物・モックアップです。デモ体験の場合には、サービスの画面を見せながら何を案内するのか、シミュレーションをしておきます。また、実物・モックアップを展示する場合には、見やすい・手に取りやすいような陳列が重要です。
ここで障害施設のご利用者さんが作ったお皿や玩具等をブースの前に展示しました。
また、来場者の目線の高さを意識することも重要だと思います。

クオリフィケーションと導線設計も

それぞれのプロセスにおいて有効なコンテンツについて紹介しましたが、各プロセスのクオリフィケーションとスムーズな導線設計も非常に重要です。

来場者をブース内でもどのように案内をし、何をヒアリングするのか?面談まで案内するのか、その設計も十分に検討する必要があります。

例えば、デモンストレーション(プレゼンテーション)終了後、足止めしていた多数の来場者をどのようにブース内へ誘導するのか、事前に職員へ周知する必要があります。あるいは、ブース内の案内職員が全員接客に回ってしまった場合、声かけのスタッフがどのように対応するのか、様々な場面を想定して設計することがより成果につながっていくとおもいます。

✳︎まとめ✳︎

・認知→興味関心→検討→面談獲得の4つのプロセスの目的によって、コンテンツを使い分けて行くことが展示会の成果につながる
・ブースへの足止めに有効なコンテンツは遠くからでも目を引くデザイン、分かりやすいキャッチコピー
・ブースを認識・興味関心を惹きつけ、ブース内へ足を運んだ来場者から面談を獲得するために有効なコンテンツは、パネルやデモ体験、実物・モックアップ
・それぞれのプロセスのクオリフィケーションとスムーズな導線設計も非常に重要であり、様々な場面を想定して設計することがより成果につながっていくと思いました。

私だからこそ介護現場のリアルを伝える事ができ、欲しい人材が分かります。広報、人事部、施設長以外にも現場職員が外に出て声に出した伝える機会がより増えると良いと思いました。

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