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pairsから投資詐欺に引っかかりそうになった話(1)

ダイエットじゃない話。

年明けに離婚して2年たち、人間関係がとても狭くもなっているし、女であること忘れそう、ということで、新しい人間関係をつくれるかな、とpairsに登録をしてみた。

pairsは出会いアプリのなかでも最大登録者数とかで、意外にしっかりしていると思われる。

これから、つらつら書いていく話はpairs自体にはなんら非はない。これを利用する良からぬ人がいますよ、という話。

50歳にどんだけアプローチがくるのかい、と思っていたら、意外にも毎日「いいね」はつく。こっちからも「いいね」を返せば、マッチング成立して、メッセージのやりとりができる。基本日中は仕事をしているので、夜にアプリを開いてちょこちょこ返すくらいのことが数日続いた。それはそれで、知らない人と文通しているような楽しさはある。しかし、基本面倒くさがりの私は、せいぜい2-3名とやりとりするのが精一杯で、それでもちょっと話題がうまくつながらないと、すぐ疎遠になっていく。その繰り返し。

ある日、また「いいね」がつく。35歳で、温泉とか旅行が好きで、マレーシア出身、経営者1000-1500万円とある。イケメン。身長も高い。プロフィールは拙い日本語で、日本に展開する会社を経営しておりゆくゆくは日本に住みたい。真面目な日本人女性を探しています、とのこと。

この時点で、2つ仮説をたてた。本人確認をしていないプロフィールだから、嘘八百並べても実は成り立つ(本人確認をしていても嘘はかける)。

(1)収入はほんとはなくて、パトロン探し
(2)投資詐欺をするためのカモ探し

だいたい、モデルのようなイケメン写真を使った35歳の高収入な会社経営者が、50歳に近づいてくるわけがない。そして、私はちょうど同じような時期に、「コンフィデンスマンJP」という詐欺師が主人公のコメディ映画をみていて、詐欺師的な視点をいつもよりも持っていた。

そこで、その手口をみてみたいなあ・・ということで、がぜん興味がわき、「いいね!」を返すと、すぐにマッチング後、即メッセージがきたのであった。

私のニックネームを「misa」としておこう。相手はChris(ちなみにChrisはpairs上の実際の登録名だから、見つけた人は要注意!)。

だいたい馬脚をあらわすまで、一週間くらいのできごとです。

(つづく)


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