K-POP論

2023年2月23日 09:12

当時の事に触れていない人間が後から資料を読んで書いただけの薄い記事。韓国コンテンツが世界に出ている理由は、「インターネット」の一言で説明できる。「CDの売上枚数で競うのは、日本だけ」だから日本は、遅れているのだって論調だがそれは、CDをちゃんと購入してくれる市場だということで誇るべきところ。

‘97年のIMFショックで韓国は、インターネットに舵を切る。国策会社のKTFを設立。インターネットとオンラインゲーム。「ラグナロクオンライン」「ポトリス」「リネージュ」「トマック」などの韓国産ゲームやプロゲームリーグが盛り上がり林遙煥などのアイドルゲーマーが誕生。PC房と呼ばれるネットカフェが林立。日本国内にも数店舗あり三星が運営している「Necca」秋葉原ゲーマーズで神田明神方面に指差してやや左にずらしたところにあった。店内に入店自由でPCにログインしている時間のみ課金のシステムでログインとログアウトと繰り返して長期に滞在も可能。店内の食事は、テーブル数席とカップラーメンを売ってる程度。そこにオンラインゲームのパッケージが無料配布されている。パッケージソフトは、コピーされてばら撒かれるのでソフトは、無料のアイテム課金のソーシャルゲームの源流。日本は、ちゃんとパッケージソフトを買うのでアイテム課金の必要がなかった。年1で1万円の買い切り。基本無料1部ユーザーの天井知らず課金のアイテム課金。全員から500円ずつ払ってもらうサブスクリプションシステム。
音楽もそれに近いんだなあ。当時「empas」「ネイバー」などの検索サイトを開くと「MP3検査」「動映像検索」の項目があり映像検索は、歌手の公式サイトにあるMVに行くがMP3検索でかなりの数のmp3楽曲が無料DLできる状態だった。それゆえに韓国では、シングルCDというのがなく。1集2集という形でアルバムを出しそこから2曲で活動する。サブスクリプションが売り上げが少ない。「考えた奴地獄に堕ちろ」という言葉を言えるのは、音楽を無料で聴かれた経験がないからこそ言える事。当時無料で楽曲を聴いた人達は、当時の曲を多くサブスクリプションで再生してやってください。

次にK-POPという言葉は、80年代にJ-POPといったのに合わせて使い始めたと書いているが韓国がK-POPを韓国歌謡の事として称したのは、ここ数年の事。当時は、K’POPという名前で活動しているアイドルグループがいたので普通に韓国歌謡と呼んでいた。

半日(0.5)のMVを靖国神社で撮るなど日本国内でも話題になった。

K-POPを語るのに重要ファクターは、「서태지와아이들」

このグループの登場によってバラードや演歌一辺倒だった韓国音楽界が一気にダンスミュージックに流れていったのだとか。
次にテレビ局の公式サイトのトップで放送中のテレビが全世界に流されている。現在は、海外からの視聴に制限がかかっているが当時は、普通に何時間でも視聴できた。放送された番組は、その直後から同じテレビ局サイトで1話単位で購入が可能。それができるのは、著作権を全てテレビ局が持っているからだとか日本は、著作権が複雑怪奇でまとめるのに時間がかかった。各テレビ局では、住民登録番号を持っている国民にしか売れないがNetflixでは、全世界に売れる。
自国を売るだけでなく外も見ている「オールドボーイ」「イタズラなKiss」「花より男子」などの日本原作作品のドラマ化

K-POPの日本でのブームに貢献「MTV」と「タワーレコード」

消防車が韓国のSMAPとして取り上げられたりした
衛星放送のMTVで知ったって話を聞くが多くの人が知る機会を得るのは、「タワーレコード」の視聴機前にある紹介POP。そこで神話、S.E.S、ピンクル、BABYVOX、조성모などが大々的に取り上げられていた。そこをきっかけにH.O.T g.o.d UN Flytotheskyに入って行った層も多いのでは、ないだろうか

S.E.Sショックの衝撃

W杯共催をきっかけに日韓の歌手での共同企画などがいくつか立ち上がった。
「랄랄라」は、W杯応援歌としてクローン、엄정화によって歌われたもの。W杯後の韓国における日本文化開放の一環で韓国の歌手の日本進出を企画。トップアイドルは、神話、S.E.S ピンクル、コヨーテ、이수영、BABYVOX、g.o.d、ソロ活動中のH.O.T 、장나라。이수영がスヨンの名前でS.E.Sがデビュー。だが双方ともファン層が大きく増える事がなく失敗と言わざるを得ない結果に終わった。当時韓国では、「あのS.E.Sが！」驚きを持って捉えられ日本におけるマーケティング手法を見直し当時14歳のBoAをJ-POP歌手として売り出すことにした。神話は、笑っていいとも!に出演するなど一応の成功と見る。神話から東方神起の売り出しに繋げる。

インターネットで自国のエンタメを外に出すのに気づいて自信をつけたの一語に尽きる。サブスクリプションは、SNSでのマーケティングと非常に相性が良い。路上ライブをしてもいい曲でもCDを買ってくれる人は、数人だろうがサブスクリプションサービスで配信していればほぼ全員が「とりあえずアルバム全曲聴いてみよう」となるだろう。アルバムを聴いてファンになった人がチケットを買ってライブにグッズにと進んでくれる。Netflix配信は、「Netflixでやってるこれがすごい」と多メディアで語られる宣伝効果が大きい。

私のK-POPは、`05年でストップしております。MCTHEMAX Kwill BUZZ TEIあたりまでかな