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期待するのをやめたら 見えてきた背景: 「ちむどんどん」

結局見てるんかい、というツッコミはおいておいて、まあルーティーンと
してではなくウォッチ対象として、1.5 倍速でながら見してます (笑)。

脚本と演出の人、暢子を純朴で裏表がないキャラとして描こうとして盛大に
スベって、裏表どころか奥行きのまったくない、薄っぺらなキャラクターに
してしまってるんだね。

相手の母親に対して、「スーパーじゃなくて共同売店」 「(ニーニーが) 牛飼い
というのは初めて知った」 云々言っちゃうのも、馬鹿正直を通り越してただ
のアホの子にしか見えませんがな・・・

私はいっそ、重子さんとお友だちになりたいわ~。
お金持ちで教養があって、朝ごはんは毎日高級そうな喫茶店のモーニングだ
なんてすてきじゃない!

重子さんは夫 (と息子) を沖縄 (研究) に取られた、という思いでいるわけね、
暢子の家柄や学歴が気に入らないというより、沖縄に対して拒絶反応を
示してる。
「一時の情熱で人生を棒に振る」 って、きっと自分のことを言っているんだ
ろう。
家柄云々にこだわるのは、自分にはそれしか拠り所がなく、自分の人生を
否定するのは嫌だから。

しっかし和彦、「母さんの子どもに生まれたことを後悔してる」 だなどと
抜かしておいて、ぬけぬけと薄笑い浮かべて暢子のことを好きになって
ほしいとか言いにくるなんて、サイコパスじゃね?

父親の肩ばかりもって、それを重子さんに押しつけまくるところとかも
気持ち悪い。
結局亡き父親に自分を投影して擁護することで自己弁護してるんだろうな。

今後の流れとしては、重子さんが沖縄と夫に対する自らの本心を自覚し、
息子と暢子を受け入れる展開の一択でしょ、これまでのペラペラのご都合
主義的経緯に鑑みれば。
賭けてもいい。

というか、賭けが成立しないか (笑)。

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