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演じることの意味とは?

今期始まったドラマを見て、おや? と思ったことがある。
なんか、40~50代のきれいな女優さんたちが、“ただのおばさん” を
演じたがってない? ということ。
たとえば、

「ファイトソング」 の稲森いずみ と、

「となりのチカラ」 の松嶋菜々子。

どちらも年齢を感じさせない若々しさと美しさと独特の存在感のある
すてきな女優さんなのに、今期はそういう魅力は封印の方向で?

松嶋菜々子は、おばさんっぽい言動をとってはいても美貌を隠しきれて
いなかったけれど、稲森いずみはもう完全にオーラのないただのおばさん。
圧倒的にただのおばさん。
もはや、稲森いずみである意味があるんだろうか? と思うくらいおばさん。

「おばさんでなにが悪い」 とか、
「女優オーラを消し去ってしまうほど演技が達者という証拠」 とか、
いろんな考え方があると思うけど (※ 「だっておばさんじゃん」 という
意見は却下の方向で)、わたしとしては彼女たちの類まれな輝きをいつも
見ていたいんだよね~~~。

そういう期待に本人たちも疲れちゃってるのかもしれない。
美しい・かっこいい役ばかりでなく、違う境地にも挑戦してみたいのかも
しれない。
あるいは、あんまり美しいと自分でその美しさをぶっ壊したくなるのかも
しれない (知らないけど)。
本当は美しいという絶対的な自信があるから、どんなに醜くなったって、
どんなにただのおばさんを演じたって平気なのかもしれない。
女優さんって、複雑なのね。

ちなみに、どちらのドラマも1~2回で離脱です 💧
「ファイトソング」 は、清原果耶を NHK 以外で初めて見られるということも
あって期待していたけど、なんというかドラマのテンポ自体が合わない;
「となりのチカラ」 は見ていてざわざわするし;;

継続視聴中なのか朝ドラと大河と月9 (「ミステリと言う勿れ」) と 「相棒」
くらいになっちゃった (「わげもん」 もそろそろヤバくなってきた)。

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