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やっぱり変わりつつある価値判断: 「未来への10カウント」

木曜ドラマ 「未来への10カウント」。

初回から視てます。
安心して観ていられる感じがします。
きっと最終回を迎える頃には、ボクシングを始める人が大勢! という流れが
予想されます (笑)。

キムタクが、かつてないほど役にしっくり馴染んでいるような。
やさぐれかけてるけど底光りする感じとか。

あと、水野あかり役の山田杏奈の張りつめた感じがとっても上手いなあ。
なるほど、DV 親父か、って義父でしかも元でおまけに袴田吉彦かーい。
こいつを倒してお母さんのこと守りたいんだろうね (そういうやり方は
自分が犯罪者になるだけだから推奨はできないけど、気持ちはわかる)。

勇ちゃんもとい西条桃介演じるところの村上虹郎はまだ登場しないのね。

こないだ美容師さんと施術中にこのドラマのことを話したんだけど、彼は
このドラマの趣旨が、ロートルが再起して再び脚光を浴びる 「ロッキー」 系
なんだと思ってたそうw
といっても私、ロッキーは 「エイドリアーン!」 しか知らないが (笑)。


ところで。
先週の予告で、桐沢 (キムタク) は教員免許を持ってるってことだったけど、
なんと教員歴もあったのね。
これは大きい!
ペーパーなのと、経験あり (それも1~2年じゃなく8年) の差は歴然!
・・・ と、高等学校教員免許 (しかも専修w) 持ってるけど一度も活用したこと
はない私は力説する (笑)。
ちなみに大学教員には免許は必要ありません。

いや、でもね、採用が決まって即授業、というのは非現実的じゃないかなw
教材研究なしかよ、と 💧
ま、そこらへんはドラマってことで。

はじめは 「そりゃ教科書にそう書いてありますがな」 な感じだったのに、
俄然リアリティのある授業を始めちゃう桐沢くん。
最近は探究科なるものもあるようだから、好奇心旺盛な生徒にはおもしろい
授業なのかもしれない。

ここで桐沢くんの、焼き鳥屋経営 (もしてたのね!) の経験が生きてくる。
このあたりが現代っぽい演出だなあ、と思った。

ほんのちょっと前までは、せっかくの教職を辞めてしまった、飲食店経営、
今はバイト、というだけで、長続きしないとか無責任とかいい加減といった
レッテルを貼られがちだったと思うんだけど、最近ではいろんな経験が思い
がけない形で役に立つこともある、合わないと思った仕事に無理にしがみ
つく必要もない、といった価値判断にシフトしつつあるように感じる。

安直に多様性って言葉を使いたくはないけど、誰もが自分らしく自由に生き
られる社会は、すぐそこまできているんだろうか。

以前、「時代があなたに追いつきつつある」 と言ってもらったことをふと思い出した・・・ 



ほめてるんだかディスってるんだかわからない記事みっけ。


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