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もうタピオカ屋で紙マスクは買わない。でもこれはきっと必要だったんだ

昨日(一昨日)の休日。買い物兼散歩していた私は久々にタピオカが飲みたくなって、あるタピオカ屋に寄った。そしてそのタピオカ屋で紙マスクを売っていた(50枚で3000円位の奴)のを見つけた。

新型コロナウイルスが流行したての頃は紙マスクを使っていた。けどだんだんと紙マスクのストックが少なくなり、わずかなストック分はいざという時のために残しておこうという事で家族の意見が一致した。
私の地元は東京なのにアベノマスクはまだ届いていないから、母お手製のてぬぐいマスクとネットで購入した布マスクを使って凌いでいた。しばらくしてから父親が紙マスクを運良く購入できたのでそれも少し分けてもらった。更にゴールデンウィーク明けに発送される予定の紙マスクも予約購入してあった。
だから本当は当面マスクは買う必要はないはずだった。

でも私は何を思ったかタピオカと一緒にそのマスクを買ってしまったのだ。
帰宅後にTwitterで多くのタピオカ屋で売られてるマスクは、転売屋から回ってきたものなので購入してはいけないと知ったけど、その時にはもう後の祭り。マスク転売のニュースにガンギレしてた母親さえも「こればかりは仕方ないよ」と慰めて(?)くれた。

そして今日(昨日)。仕事の休憩の合間に珍しく母親からLINEが入っていた。
内容は「昨日買ってきたマスク。叔父さんにあげたいから何枚かちょうだい」
なんでも、心臓病を患っている80代の母の叔父(私から見て大叔父)が心臓病の検診で今月は何回か病院に行く必要があるのだと言う。
大叔父と電話で話をしていた母親はそれを聞いてマスクのストック有無を確認した。そしたら大叔父は紙マスクを洗って使い回していたそうだ。病院もそのマスクで行くつもりだったらしい。
それを聞いた母は私がマスクを買ったのを思い出して、大叔父に新品の紙マスクを今日中に送りたいと言うことでわざわざ仕事中に連絡してきたのである。
もちろん私はOKした。母親は早速20枚のマスクを大叔父に送った。

大叔父は妻である大叔母と二人暮らし。しかも一人息子を去年亡くして、大叔母は認知症を患っている。
大叔父が新型コロナにかかってしまうと重症化のリスクも高い。だから絶対にかかるわけにはいかない。でも万が一の事が有ればと言う事で母親に連絡してきていた。
もし私がマスク買ってなかったら大叔父は使い古したマスクで病院に行ってたかもしれない。そう思うとあの時私がマスクを買ったのは何らかの力が働いたのかもなと考えてしまう。

とりあえず今は、ネットで予約購入したマスクがちゃんと届くのを願っておこうと思う。そしたら本当にマスクを買わなくて済むから。

画像は母お手製てぬぐいマスク着用初日の自撮り。あざらしが大好きな私のためにチョイスしてくれました。感謝。

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