きょく

しおらしい薔薇を見て思う
情も熱も実はなくたって
誰かの愛を担いでいく君は
不憫なようだった

その涙を雫だなんて綾取らないで
海になんてならないし 花だって咲かないんだから
美しくも特別でもないそれが、何よりも真実だった
上手に傷つけない君の

「私が書いた曲みたい。
どっちに行っても正解だけど」
自分の問を引きずる君は
寄る辺ない光の子

味方だったはずの 夜を厭いながら

進めないならそれでいいよ 虚を詠む君が
振り返って目を据えたのなら 陽が沈んでいく
美しくも特別でもないそれが、何よりも真実だった
素直に傷つけない君の

その涙を雫だなんて綾取らないで
海になんてならないし 花だって咲かないんだから
特別じゃない真実が とても綺麗だった
上手に傷つけない君の

陽を願いながら








花言葉、昔から「バーーーーーカ!!!」という気持ちで見ている

元気出してよ、ね。

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