捨てることを考えて買うと自然と節約になる
粗大ごみを処分して思ったこと
最近、粗大ごみを処分しました。
昔は「粗大ごみの日」というものがあり、好きなだけ(?)粗大ごみを無料で捨てられるような感じだったのですが、今は有料で、捨てるのも手間だったりします。粗大ごみを捨てるには…
自治体に電話するか、もしくは持参する
お金を払う
粗大ごみを所定の場所まで移動させる
という工程が必要になるわけです。
買ったものはいつか手放すことになる
そう、粗大ごみは処分が大変。お金を払ってまで、なんでこんな苦労をしてまでゴミを捨てるのでしょうか?よほどのマゾなのでしょうか(笑い)。
いいえ。多くの人は「捨てることを考えて買っていない」からなのです。
買ったものはいつか手放すことになります。
車やフィギュアやコレクター系だったら他人に売る、食材だったら食べて消化するということは可能です。
しかし、粗大ごみはそうはいかない。いらなくなっても処分するまではひたすらに家の場所を占拠し続けるわけです。しかも、壊れているとなかなか他人にも売れなかったりします…。
なるべく捨てなくてもいいような買い方をする
例えば大型のソファーを買おうとします。
当然、撥水加工が施されていて、なるべく長持ちするものを選ぶのが基本ですが、
「デザインが飽きた」
「家族が増えた」
「邪魔になった」
「引っ越す予定」
といった理由でいつ手放すようになるかは誰にもわかりません。売るにしても、譲るにしても、捨てるにしてもすべては「手間」がかかるわけです。
では、ソファーにこだわらずこういったビーズクッションなどはいかがでしょうか?
この商品ですと、ソファのようにくつろげて、形も自由に変形できます。「ビーズのへたりが気になるくらい頻繁に使う」ならばソファのほうがいいかもしれません。しかし、平日は誰も家にいない。土日しか使わないという家にソファが必要でしょうか。
そして不要になったら捨てるのが楽という点が魅力。
もちろん、自分で処分するには多少の手間がかかります。ビーズを出してゴミ袋に入れたりという手間はあるでしょう。ただ、少なくても一般ごみに出せます。
しかし何より、お金を払い、さらにゴミを所定の場所まで持っていく、もしくは家の外に出すといった「お金を払って苦労を買う」ようなマゾ的行為は一切不要になるわけです。
SDGsよりも「もったいない」精神
最近は学校や企業でも「SDGs」という言葉をよく耳にします。
でも日本にはもっとすばらしい言葉があります。
それは
「もったいない」
です。
捨てるのがもったいないなら、買わない
食べ物を粗末にするのはもったいない
水の出しっぱなしはもったいない
といった精神は私たちが昔から持っていたものだと思います。
今こそ「もったいない」精神で物を大切にし、かつ節約できる方法を模索したいものです。
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