コンテンツの敗北、結局の所Googleは被リンクという亡霊から逃れられなかった
何から書けば良いのか、迷いながら書くのでもしかしたら、いやもしかしなくても支離滅裂な文章となってしまうかもしれない。
このnoteで私が主張したいのは、AIによる検索アルゴリズムのリアルタイム改善だの、ウェブサイトの権威性(E-A-T)だのは、全て幻想や妄想の類だったということだ。
いや、分かりきっていたことだった。結局は最終的には被リンクに頼るしかないということは、分かりきっていたことだったんだ。
でも、しかし、もしかしたら、本当にマジでGoogleは「AIによる完全なコンテンツの評価」を完成させてくれるのかもしれない。そういう淡い期待がどこかにあった。
スラムダンクで言えば陵南のチームメイトが「それでも仙道なら何とかしてくれる……!」ぐらいの、それぐらいGoogleには無条件に期待をさせてくれるポテンシャルを感じていたんだ。
2019年はガチでコンテンツを作り込んだ、しかし……
私はウェブサイトを運営していた。今ももちろん継続している。
アフィリエイトサイトだが、2018年には日平均1500ユーザーが訪れ、月の売上が100万にタッチすることもあった。(余談だが確定申告などもきちんとしている、超健全経営)
それが2019年にはややアクセス数が減って、日平均1100ユーザー前後となってしまったのだ。
「これではいけない。どげんとせんとあかん」
そう思い、昨今の主流……と言うには今更感があるが、ともかく主流であった長文SEO(コンテンツSEO)を取り入れ、ウェブサイトのテコ入れを始めたのだ。
誤解のないよう言っておくが、私のサイトは元々コンテンツ重視で、実際に身の回りで起こったことや、自腹を切ってアンケート調査を行ったりなど、はっきり言って他の同カテゴリーのサイトと比べて非常に実用的な内容だと自信を持って断言できる。
体験談カテゴリーの記事は多少フェイクは入れてあるが、どれもこれも実話ベースのものだ。面白くないはずがない。ウケないはずがない。
ただ、いかんせん話の要点をしっかりとまとめすぎてしまい、1記事5,000~10,000文字程度で終わってしまうのだ。
ライバルとなるサイトはやたらめったら無駄な内容を詰め込んで20,000文字前後の記事を作っているが、あれがどうにも好きになれなかった。
なぜあんなダラダラとした文章を書くのだろうと、不思議で仕方がなかった。
だが、背に腹は代えられない。あの長文こそ検索ユーザーが求めているものだと言うのなら、私もそれに沿ったコンテンツを作らねばならない。
そう思い、2019年はこちらも15,000~20,000文字の記事を書きまくった。
「これを続けていけば、いつか必ず以前よりもアクセス数を稼げるサイトになるはずだ」
ほぼ一年かけて、希望を夢見て続けてきた努力、それらは2019年12月に裏切られることになる。
2019年12月のGoogle検索アルゴリズムのアップデートによりアクセス数が半減、そこで見えてきた傾向とひとつの仮説
12月、師走、言うまでもなく一年で最後の月だ。
「今年ももう終わりか。結局アクセス数にめぼしい変化はなかったが、まあこの水準なら来年も同じペースでアタックし続けられるな」
そう思っていた矢先、事件は起こった。
その月の12~14日にかけて、Google検索に大きな順位変動が起こったのだ。
そして、その変動に私のメインサイトも巻き込まれた。
これまで何度かアクセス数の変動はあったが、長い目で見ればほぼ無風で乗り切ってきたメインサイト。
「コンテンツSEOが流行る前からコンテンツの面白さを重視して続けてきたサイトだ、ちっとやそっとじゃ崩れない。鉄壁の防御だ」
そう、どこかで思い込んでいた。そのサイトのアクセス数が本当に半分になってしまった。
「え、マジで?」
言葉が出なかった。
ヘアワックスで逆立ててある髪の毛の先の方から、ドライアイスで冷やされていくような、妙な涼しさを感じた。
2019年、確かに書いた記事は鳴かず飛ばずだったが、とはいえ、アクセス数が半分になるほど怠けていた訳ではない。
だが無情にも、アクセス数は半減し、その日から私の決死のリカバリー作業が始まった。
そしてこのnoteを書いている2020年1月31日、その1週間ほど前に、あるひとつの仮説が頭の中に浮かんできた。
「被リンク数、あとは被リンクドメイン数か?」
気がついたら戦場に唯一人取り残されていた
あまり褒められた手法ではないのかもしれないが、2014~2015年にかけて私は自身の運営するウェブサイトの宣伝活動、ロビー活動を積極的に行っていた。
同じようなテーマのブログやウェブサイトを訪れては、問い合わせページからメールを送り、そこの管理人とパイプを持つことでお互いに成長していけるような関係を構築していた。
その甲斐あってか、2018年まで大したトラブルもなく、緩やかながらほぼ右肩上がりで成長してこれたのだ。
しかし、2019年12月のGoogleアップデートに被弾してからアレコレと周りの状況を確認したところ、かつての戦友たちのほぼ全員が返事がないただのしかばねになってしまっていたのだ。
「あらやだ、死んでる」
大女優の市原悦子さんもあの世でびっくりするぐらい、気がつけば死屍累々。
中には白骨死体を通り越して幽体(404 not found)となっているものもあり、気がつけば私はこの広い戦場の中で仲間も持たずにただ一人孤立してしまっていた。
私個人の戦闘力は以前と変わらずかむしろ強化されているというのに、周りで援護射撃してくれる存在が全くいなくなってしまっていたのだ。
対して、2019年12月のGoogleアップデートを無風で乗り切ったウェブサイトを見てみると、ほぼ全てがガチガチにガードされていた。
少なくとも上位1~3位のサイトに関しては、言い逃れできないレベルで強固な協力体制を取っていたし、それを2018年、2019年と強化し続けてきたのが分析ツール上に表示される数値やグラフからもはっきりと見て取れた。
つまり、結局の所、Googleはコンテンツの良し悪しなど見ておらず、被リンクという亡霊からは逃れられなかったのだとこの時感じた。
今後の見通し、復活はできるのか?
当然、復活するために日々夜遅くまでアレコレと手を打ってはいる。
2019年から始めたコンテンツSEOも継続していくし、2020年からは以前行っていた以上の宣伝活動を行っていく必要があるだろう。
しかし、もし春までに復活できなかったとしたら、覚悟を決めて店じまいを視野に入れなければならないかもしれない。
「なぜこんな不条理が……俺ばかりに……ッ!」
賭博黙示録のカイジではないが、本物のコンテンツを作り続けてきた自分がなぜこんな辛い思いをしなければならないのか、そういう怒り、憤り、失望が今はある。
おそらくGoogleは今後一生、少なくとも私の意識がはっきりとしている内は、被リンクという亡霊から逃れることはできないだろう。
被リンクという仕組みに目をつけてしまった時点で、Googleは死ぬまで解けない呪いにかかってしまったのだ。
ここまで来るのに随分と遠回りをしたが、結局はそうなのだと気づいてしまった私もまた、もう二度と被リンクという亡霊から逃れることはできない。
そしてあなたも……。
※これは呪いのnoteです。「被リンク」だけにね!井戸の底から抜け出したい!!!
【追記】
ちなみにこういった記事を書いてます。
・東京の出会い系おすすめ3選 あなたが東京で使うべき出会い系はここだ!
・キケンが危ない!?無料出会い系の正体、本当に出会える3つのアプリ
「何だよ出会い系かよ」って声も聞こえそうですが、真面目な記事は本気で真面目に書いてます。
ゲスい記事は本気でゲスい上に実話がベースなのでゲスの極み乙女のマッシュルームの人を思い浮かべながら読んでください。
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