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子育て・教育に関するエッセイ

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中学生男児の母であるナハエリコの気づき、子育てで気をつけていること、日常や教育情報などについてを綴ったエッセイ
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#中学生

【反省中】SEKAI NO OWARIのHabitに気づかされたこと

中2の息子に学校の話を聞くときに、その子がどういう雰囲気のお子さんなのかを想像しながら聞きたくて、「その子は陽キャ?陰キャ?」などと訊くことがあった。4月にクラス替えがあったので、何度も聞いていたら、「うーん、どっちでもない」という子も多い。そりゃ、そうか^^; でも、じゃあ、その中間の子を何と呼ぶか、決めよう!と息子と考えた。 息子が真っ先に出した案は「中間キャ」。言いにくいわ!そして、そのままやないかーい!もうちょい考えてよ。 次に出てきたのは、「どっちでもないキャ」。

ドキュメンタリー映画「14歳の栞」を見て

息子がこの春、中学2年生になった。14歳になる年である。半分子供だけど半分は大人で、少しは思慮深くなり、でも間違いやすくて、傷つきやすくて危なっかしい難しい年ごろに突入していくのだろう。同級生のなかには、既にそういう時期が訪れているように見える子もいる。 「14歳の栞」は、とある学校の2年6組の3学期に密着し、35人全員のインタビューとともにまとめたドキュメンタリー映画。2021年3月に初上映されて以降、毎年春に限定で再上映されていて気になっていた。息子がこの春で中学2年生

Spring,again 母と息子の二人旅

「中学生になったら、勉強や部活で本当に忙しくなるよー」 「もう親となんて、行動してくれなくなっちゃうよー」 と、いろんな人から飽きるほど聞かされていた。 そういうもんか…。淋しいけれど、仕方がない。でも、それならば、最後に思い出を作ろう!と、小学校を卒業したタイミングの昨年の春休み、電車好きの息子と一緒に九州5泊6日旅行を計画した。夫は途中の土日だけ合流したので、家族旅行も兼ねていたけれど、大半は二人旅。息子の好きな電車に乗って、2人で選んだ場所に行き、各地でお土産を選び…。

相談室の先生からの伝言。SOSは信頼できる大人につなぐことが大事

最近、ずっと気になっていたことがある。それは、息子がクラスメイトの女の子から聞いてきた話。仮に、一子ちゃんとしよう。 あのさぁ…ちょっと聞いちゃったんだけど、一子ちゃん、親に毎日のように「バカ」とか「死ね」とか、言われてるんだって。 想定外の話題に言葉が詰まる。瞬時に、その子とそのご両親の顔を思い出す。一子ちゃんはとても明るい元気な子。お母さんとは、ほとんどしゃべったことはないけれど、お互いに顔は認識していて、すれ違ったらニコッと笑って会釈を交わすくらいの仲。お父さんも普