マガジンのカバー画像

子育て・教育に関するエッセイ

23
中学生男児の母であるナハエリコの気づき、子育てで気をつけていること、日常や教育情報などについてを綴ったエッセイ
運営しているクリエイター

2024年3月の記事一覧

【春休みの思い出】子鉄の一人新幹線デビューは8歳でした

特別設定したつもりはないのだけど、時々スマホに数年前の写真が表示されることがあって、懐かしく思い出したりする。数日前、5年前の今日の写真が表示された。あぁ…懐かしい…!息子はまだ小2で8歳になったばかりだった。5年前の春休み、私の実家の最寄りの新幹線駅までの1時間ちょっと、息子は一人、新幹線に乗って旅立っていった。 「可愛い子には旅をさせよ」への憧れ 従兄弟の子が、小学校に上がるか上がらないかくらいの時に、高速バスで一人で東京から山梨まで帰省した話を聞いたことがあった。子

念願のサンライズエクスプレス出雲に乗ってきた!

電車好きの中1息子が、ずっと乗りたがっていた寝台列車・サンライズエクスプレス。定期運行しているのは、今やサンライズ瀬戸・出雲だけらしく、それらもいつまであるか分からないから、あるうちに絶対に乗りたい!と。 定期運行している寝台列車って、サンライズだけなんだ。へぇー。そのうち、終わるなら私も乗ってみたい!ということで、母の出番。 予約はいつから? → 乗車日1ヵ月前の10:00から  どうやって? → ネット予約or駅の窓口or旅行会社にツアーを頼むか 私は最近、先着のチケッ

Spring,again 母と息子の二人旅

「中学生になったら、勉強や部活で本当に忙しくなるよー」 「もう親となんて、行動してくれなくなっちゃうよー」 と、いろんな人から飽きるほど聞かされていた。 そういうもんか…。淋しいけれど、仕方がない。でも、それならば、最後に思い出を作ろう!と、小学校を卒業したタイミングの昨年の春休み、電車好きの息子と一緒に九州5泊6日旅行を計画した。夫は途中の土日だけ合流したので、家族旅行も兼ねていたけれど、大半は二人旅。息子の好きな電車に乗って、2人で選んだ場所に行き、各地でお土産を選び…。

3-4歳児は天使だと思う。ほっこりした話とやっておいた方がいいと思うこと

昨日、お店で3、4歳くらいの男の子のかわいい声を背に買い物をしていた。 「新じゃが、新じゃが…♪ あ、新じゃがあったー!!」 おっ、えらいえらい。見つけたね…と思っていたら、お母さんの冷静な声。 「違うよ、それはリンゴ」 えーっ!?!?!?と思わず声のする方を見たら、大入りの赤いリンゴの袋を指さす、電車のヘルメットをかぶった男の子💛か、かわいい~💛 と同時に、おもしろすぎてかなり頑張って笑いをこらえた。同じ状況の夫と顔を見合わせて、ひとしきりその可愛さに悶絶した。 3、4歳

貴重!しがらみのないママ友

息子が生後5か月から3年生の終わりくらいまで通っていたスイミングのママたち7名とコロナ禍以来、4年ぶりくらいに再会した。週に1回、1時間くらい、子どもたちの様子を見ながら、たわいもないおしゃべりをしていたママたちは、かなり気が楽な付き合いだった。その関係が細く長く続いている。そして、今回もやっぱり気が楽だった。その理由は… 学校が違うのがイイ! このメンバーでは同じ学校に通っている友達がいない。それだけで地雷を踏むことがなく、ちょっと気が楽。そもそも私は情報通じゃないし、

折にふれて見返す私の大好きなCM

ふとした時に思い出しては、何度も見返している大好きなCMがある。調べたら10年前に放映されていたリクルートポイントのもの。かれこれ9年近く推している私の大好きな俳優の池松壮亮氏が素晴らしいのは言うまでもないのだけれど、何よりCMの流れと込められたメッセージが秀逸なのである。 息子に伝えたいことが2分間にみっちり詰まっている。息子に伝えたいと同時に、毎回毎回、自分にも言い聞かせている。池松君のナレーションもこれ以上なくマッチしていて、相乗効果が凄まじい。 とりあえず、2分間、

そろそろ限界では?「PTAの終わり」が始まった!

コロナ禍を経て、PTAがなくなったり縮小している地域も多いらしいけれど、うちの学校にはまだPTAがある。去年までは、全員強制的に加入させられていたけれど、ちょっと前にお便りがきて、来年度からは加入するかどうか、選べるようになった。 私は今年、早々に役員を終えたのもあって、誰に相談することもなく、例年通り加入したのだけど、そうでない人もいた。 PTA役員決めの不満と不平等 先日会った友人は、週3で仕事をし、その他の日は、近くのご実家に行って介護を手伝っている。PTA役員は、

東京大学出身!頭も性格もイイあの人は、どのように育てられたのか

東大の合格発表があったとか、なかったとか。いや、あったんだけど。 そんなニュースを見たので、ちょっと思い出したお話を。 20年ほど前、2年間オーストラリアに住んでいた。現地で知り合った人に東京大学出身の方がいて、夫婦で食事に行ったり情報交換などをして、仲良くさせていただいていた。 東大卒というと、なんだか近寄りがたかったり、堅物だったり、ちょっと偉そうだったりするのかも?なんて、ちょっとだけ偏見を持っていた私。でも、その方は全くそういうのがない。ユーモアもあるし、とてもフ

息子が鉄オタで良かったことベスト6

我が家の中1息子は、完全に鉄オタである。乗り鉄であり、撮り鉄でもあり、車両鉄でもあり、時刻表鉄も?と思わせられることもある。とにかく電車が大好きで、中学生にまでなった。そのまま大人にもなるのだろう。途中、早く卒業してくれないかな…と思ったこともあったけれど、今は、息子が鉄オタで良かったと思う。 鉄道好きのお子さんを持つ方に、自信を持って、突き進んでいただくために、今日は息子が鉄オタで良かったことベスト6を発表することにする。 息子が鉄オタで良かったこと第6位 マナーがとても

相談室の先生からの伝言。SOSは信頼できる大人につなぐことが大事

最近、ずっと気になっていたことがある。それは、息子がクラスメイトの女の子から聞いてきた話。仮に、一子ちゃんとしよう。 あのさぁ…ちょっと聞いちゃったんだけど、一子ちゃん、親に毎日のように「バカ」とか「死ね」とか、言われてるんだって。 想定外の話題に言葉が詰まる。瞬時に、その子とそのご両親の顔を思い出す。一子ちゃんはとても明るい元気な子。お母さんとは、ほとんどしゃべったことはないけれど、お互いに顔は認識していて、すれ違ったらニコッと笑って会釈を交わすくらいの仲。お父さんも普

「そんなこと」禁止令を自分に課している理由

小さいころ、親に言われて嫌だった言葉のひとつに「そんなこと」という表現がある。「そんなこと気にしてもしょうがない」「そんなことでイチイチ…」「そんなことをいつまでも…」 今なら分かる。私にとっては、「そんなこと」ではなかったから、聞いてほしくて、慰めたり共感したりしてほしくて言ったのだ。 先日、義母が誤嚥性肺炎で入院したことを書いた。ちょうどそのことが判明した直後に、伯母から電話があったけれど、言わなかった。その後、母からも電話があり、母には入院のことを伝えた。数日後、伯母