赤の掟

真っ赤が溢れて止まらない
止まらない ああ、止まらない
真っ赤なあなたに犯されて クラクラするよ
会う日じゃないのにやってきて
どついてくんな

一週間を共にして いいことは一つもない
イライラするし ムラムラするし
くよくよするし
感情コントロールがきかず
いつもの自分じゃない
それでも必死で自分演じてる

赤の掟が始まって
初めて大人になった
心は子供のままなのに
赤の掟と向き合うまで
時間が必要だった
見知らぬ自分に振り回されんな


掟がくるのは嫌なのに
わたしだけなぜこないの?
あの子やあの子は大人になって
私だけ子供のまま

赤の掟をからかわれて
恥ずかしいと思った
悩みを相談できないしデリケートだし

肌は荒れるしニキビできるし
肌も心も崩れてく
それでも掟は私を作ってく

赤の掟は恥ずかしくない
運命で定められた
自分の意思でやめることもできずに
赤の掟が終わったとき
若さは既に散ってた
はぁ もう 嫌だな
赤の掟 やっぱり 嫌い
真っ赤 真っ赤 真っ赤…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?