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FANTASIA day2備忘録

はじめに

今日はFANTASIA day2の振り返りというか記録というかのようなものを書いていきたいと思います。いつも通り徒然なるままに。とはいえ、あまりに素晴らしいライブだったゆえに全体の感想を書き始めたら時間も容量も語彙力もすべてが足りなくなってしまうことは目に見えています。なので今回は剣持さんに限定して書いていこうと思います。できるだけ簡潔に。


開演前(にじフェスday1~)


「非日常へようこそ!」
いつものように力強くていねいに書かれたこの文を見て、今夜が最高の夜になることを確信しました。その後はナイトステージに期待を膨らませつつ、宗教勧誘や幼子への執念を写真に収めたり、ものすごい人だかりの中心にいる剣持刀也(パネル)を眺めたりと、文化祭を満喫しました。みなさん痛バへアメ痛ネイル等々とってもかわいかったです。
そしてついに開場。私が手にしたチケットは前から11列目。この先しばらくの運は使い果たしました。
席についてステージとの近さにさらに衝撃をうけ、おとなりの加賀美さん推しのお姉さんと興奮を共有していると、シェリンさんのうますぎる前説が始まり、いよいよ開演です。


虹色のPuddle


大好きな曲で開演。すぐ目の前に「いる」彼らに心から感動しました。技術ってすごい。二次元とも三次元とも言い難い存在だからこそ、本当にそこに「いる」推しを肉眼で見ることができるというのは貴重な機会です。
さて、私この曲の振り大好きなんです。手で虹を描いているようで。8色のペンライトが描く虹によって一曲目から会場の一体感はばっちり。「ここにはにじさんじが大好きな人しかいないのか~」と思うと自然と口角が上がりました。最高の幕開けです。(語りだすときりがないので剣持さんについて一点だけ言いますとラップパート最高でした。
「遊び心揺るぎない僕らの武器 手にし 歴史の上をwe go」
ラップがうまかったのはもちろんのこと、にじさんじの歴史を比較的初期のころから作ってきてくれた剣持さんが、その歴史の上をまだまだ進んでいってくれること。そしてその主語が一人ではなく「we」=みんな(僕たち)であることがとてもうれしかったです。一曲目から視界がにじみました。)


MCパート1


「改めましてこんばんは始まりましたー!! FANTASIA day2でございますよろしくお願いしまーす!」
MCきました!! 今回のメンツ的に少し期待はしていたものの、実際に第一声で推しの声が聞けると心臓が跳ねます。
幕張メッセで聞く剣持さんの声がすごく楽しそうで、こちらまで嬉しくなりました。剣持さんの「チャームのポイント」である剣をこちらに見せながら「ほら、剣持ち、本物の剣持ち」とはしゃぐ姿が無邪気でかわいかったのが印象的でした。統一衣装、皆さん本当に素敵でしたね。また見れる機会があるといいな。
自己紹介は相変わらずあっさりとしていましたが、そこもまた彼らしくていいのかなと思ったりします。ライバーカメラの宣伝のくだりや「その節目に」のくだりなど、少し笑いも交えつつそつなく進行していくあたりはさすがだなーと感心しました。三枝さんが「つつがなくて心の準備できないわー」と言っていたのも納得の完璧な進行でした(笑)


ジャンキーナイトタウンオーケストラ


さて、セトリが一気に飛びます。さすがは有料の男。途中あまりに出てこないので何かあったのかと会場で密かに杞憂しかけたことはここだけの話です。そんなこちらの心配とは裏腹に、流れ始めるイントロ。私はジャンキーナイトタウンオーケストラが大好きなのでイントロを聞いた瞬間テンション爆上がりしました。誰が歌ってくれるのかとワクワクしていると登場したのはまさかの推し!! いやいやこのタイミングで来るのかよと。しかも大好きな曲で。ソロで。ペンラの色を急いで変えつつ、ステージの中央へ悠然と歩く剣持さんを改めて見ます。この最高の数分間を余すことなく目に焼き付けねばという義務感に駆られていました(笑)
そんな義務感に駆られて目を見開いてステージを見ていたはずなのに、歌が始まってからの記憶はほとんどないんですよね。ただ歌がうまい。それだけは明確に覚えています。あとは何といってもダンス!! ほんとにびっくりしました。完全にエアギターが来る心構えをしていたので、突然始まったキレキレダンスに脳が追いつきませんでした。とはいえあのダンスを全身、フル尺で観れるのは現地の特権だったことに後ほど気づき少し嬉しくなりました。そして私が個人的に一番良かったと思うのは「残りの人生相談~」のところです。ステージの真ん中で、真っ白なスポットライトを浴びながら、客席に背を向けまっすぐに立つ彼の姿はまさに「神様」でした。カリスマというか神秘性というか、会場全体が彼の作り出す空気に飲まれたのを肌で感じました。光を受ける彼と紫のペンライトだけで作り出されたその空間は、「異様」。まさに宗教のようでした。あの瞬間、「ああ、この人が私のカミサマなんだ」と思わされました。今思い返すとなかなかやばいですね(笑)
そんなシーンも実は機材を直していたという話を後から聞いたときは衝撃でしたね。現地では機材が吹っ飛んでたことにも気づきませんでした。そんなトラブルの影を露ほども見せず、完璧なパフォーマンスを披露する彼は、やっぱりプロのエンターテイナーなんだなと改めて思いました。
この曲こそ語りだすときりがないのでこのあたりにしておきます。本当は「シャブ、ランデブー」のがなりとか「危険、暴人」の「に」とかとかまだまだ語りたい部分はありますが、終わらなくなってしまうので我慢です。


MCパート3


きましたね女々しくて組!! 歌ライブ初めての二人にうまくトークを回して、いい先輩って感じで良いですね。ニコニコしちゃいました。卯月さんのアドレナリンを実感したという話に対して剣持さんが「なんか降りてくる感じありますよね」という相槌を返したのが印象的でした。かなり場数を踏んで慣れてきている部分もあるのかなと思っていたので、彼も初参加のライバーさんや観客と同じようにライブに高揚しているということが嬉しかったです。


女々しくて


この曲楽しかった~!! 自然とペンラが動いちゃう。
面白さに全振りしているように見えて歌唱力も抜群なところがずるいです。剣持さんは寝ていらっしゃいましたが。
歌ってみたも大好きでよく聴いているんですが、生で聴けるとは思っていなかったので嬉しかったです。「お~剣持!」と「あ~シェ―リン!」のところとても好きです。ラップパートはかっこよかったし、ゲーミングポンポン持って踊るのはかわいかったし大満足の一曲でした!!


東京テディベア


ほーじろ家!! この二人声の相性めちゃくちゃ良いんですね!! 東京テディベアはいつかぜひ剣持さんに歌ってほしいと思っていたオタクなので剣持さんが「父さん母さん今までごめん」と歌いだしたときはめちゃくちゃびっくりしました。夢かと思いましたね。
この曲のお気に入りポイントは夢追さんの「もう何も無いよ何も無いよ」からラスサビにかけてですね。剣持さんが「そうボクいないよボクいないよ」を歌う歌詞割が天才すぎて気絶しそうでした。そこからの「帰る場所すら何処にも無いんだよ」の盛り上がりが最高で最高な状態のまま二人で歌うラスサビに突入する感じがたまりませんでした。


余談
ここで少し余談ですが三枝さんと叶さんの「ねぇねぇねぇ。」がかわいすぎました。びっくりするくらいかわいかった。お二人ともソロ曲はあんなにかっこよかったのに! ギャップがやばかったです。
閑話休題、ようやく半分です。もしよければ後半もお付き合いください。


お気に召すまま


男子三人組!! 最高でした!!
はじめに三枝さんが一人で出てきて「え、ソロ2周目とかあるの!?」とびっくりしましたが、その後叶さんと剣持さんが登場してさらにびっくりしました。まさかこの三人のお歌が聞ける日が来るなんて……。しかもお気に召すまま。曲のさわやかさや盛り上がりが彼らの「若さ」とベストマッチしていて最高でした。幼いわけでも大人びているわけでもない、「若い」という表現がぴったりなメンバーだなと思いました。
この曲も「立ち止まんないでいいんだからね」の時のポーズや発音がよすぎる「Clap your hands!!!!」など語りたいポイントはいくらでもあるんですがとりあえず今回は全体の話だけにしましょう。いや~とにかく楽しそうでしたね!! 見ているだけでこちらまで楽しくなってしまうくらい、三人から「楽しい!!!」があふれていました。「どんどん中に寄ってでも離れてく」の動きやアウトロでステージの端から端まで使って繰り広げてくれたわちゃわちゃがかわいくてかわいくて。仲の良さが伝わってきてオタクはニコニコです。最後の不動の三枝さん、戸惑う叶さん、ハブられているように見える剣持さんの構図も面白すぎました。高い歌唱力という土台の上に最高の「楽しい」が築かれた、この3人にしかできないステージでした!!!


オリオンをなぞる


これもまたさいっこうでした。Snow halationで降った雪(を模した紙吹雪)が星になるという演出には本当に感動しました。とてもきれいな景色を見せてくれてありがとう。
この曲は何といっても歌詞割が最高でした。そもそも歌詞が素晴らしい曲ですよね。個人的には夜空と青春が混ざった濃い青のようなイメージです。今回歌った4人にぴったりだと思いました。どの部分を取り上げても最高なんですが、今回は2か所に厳選しました。
一つ目は言うまでもなく「ココデオワルハズガナイノニ」ですね。この曲一番のポイントともいえるこのパートのうちの一回を剣持さんが歌ってくれたことがとても嬉しかった。そしてもっと嬉しかったのは彼が「未来」を語ってくれたことです。流れが速いこの界隈において「此処で終わるはずがない」と言ってくれたことで、これから先を示してくれたことで、私もこの先も頑張ろうと思えました。
二つ目は終盤の「見たことない景色を見るよ」です。こちらも先ほどと同様未来を語ってくれることが嬉しかったです。そして、これまで幾度となく知らない世界を見せてくれた彼が、さらにまだ見ぬ景色を求めている。今後の活躍にも期待が高まるばかりです。
「歌詞だから」と言われてしまえばそれまでですが、私としては本人の口からこれらの言葉が聞けたことがこの上なく嬉しいのです。会場はもちろん、ネチケ民まで全部ひっくるめて未来を示してくれた16歳の高校生、最高にかっこよかったです。


Hurrah!!

アンコール1曲目は史上最高の応援ソング。いつ聴いても、何度聴いてもめちゃくちゃ元気をもらえる素晴らしい曲です。この曲を聴けただけで、FANTASIAがこの日に開催されてよかったとさえ思わされました。もちろん、当初の予定通り開催されても最高のライブになったことは疑いようもありませんが、延期されたことにも確かな意味があったことを明確に表してくれた一曲でした。転んでもただでは起きないという彼らの意地のようなものを感じました。
またこの曲はサビの振りの楽しさも印象的でした。私はライブでこの曲を聴くのがDay2が初めてだったのですが、最初のサビからノリノリで踊れました。楽しかった。演者の方々がたくさん練習したかっこいいダンスを見るのももちろん楽しいですが、彼らと一緒に踊って笑える瞬間にもまた違った楽しさがありますね。
「バカを謳歌してハネた声出して大失敗の 日々を味わい尽くすぜ」
「バカな恋したって無様に涙して大失態の日々を遊び倒そうぜ」
「今日に躊躇して泣き続けたって大正解なんてもの見つかりゃしないぜ」
「夢も後悔もモテない音楽も一色多になって響いたら大人も子供も聖者も悪人も シャイな貴方も同じ歌を歌えるんだぜノっかって欲しいんだHurrah‼︎ Hurrah‼︎ Honey‼︎」
過去も未来も、プラスもマイナスも、人生全部ひっくるめたうえで今日を一緒に笑ってくれる彼らがいてくれることの喜びをかみしめるとともに、この幸せな日々が今後も続いてほしいと改めて思いました。
少し自分語りをしますと、私はじんさんというとカゲプロが一番に浮かぶ世代です。小学生くらいの頃ですね。私は当時ちょうどボカロ大好きキッズだったのですが、中学に上がるころには一度ネットから離れていました。そしてVtuberを通じて再びネットの世界に戻ってきた今、こうしてあの頃大好きだったじんさんの曲を、今大好きなVtuberの方々が歌っている。これほどうれしいことはありません。そんな懐古の気持ちも相まって、会場で少しだけ目頭が熱くなりました。


MCパート5

いよいよ最後のMCパートです。いや~一瞬でしたね。「Hurrah!!」の紹介がされ、バンドメンバーの紹介がされ、ついに出演者の方々の感想タイム。ここだけは全員分の感想を書かせてください……!
まずはシェリンさん。本人曰く「もう全身全霊でカッコつけて」みたライブ。最高にかっこよかったです。「爆笑」なんてもう持ち曲ですか?と言いたくなるくらいにシェリンさんの色に染まっていましたね。今後のライブにもぜひたくさん出ていただきたいです!!
続いてうづコウ。想像していたよりも真面目に締めてくれてうるっとしかけました(失礼)。「みんなに返していきたいなっていう風に思いました」と言っていたの、ファンの人からしたら号泣ものだろうなと思いました。脱法ロック最高でした!!
そしてゆめお。さすがはシンガーソングライター。慣れてる感じがあって安心して盛り上がれました。本人の口から「幸せだな」という感想が聞ければもう、オタク冥利に尽きます。ソロ曲としてオリ曲歌えるのかっこいい!!
やしきずは「ファンのみんなも楽しんでくれたと思うけど、俺が一番楽しんだと思ってます」と言っていたのが印象的でした。先ほどの「幸せだな」もそうですが、オタク(一人称)にとって推しが楽しんでくれること、喜んでくれることって一番の幸福なんです。推しが楽しければオタクはより楽しいのです。だから「楽しんだ」勝負は負けないぞ!!!なんて思ったりしました。
そして明那。「みんなの声聞きたいな」私も声出して応援したかった。普段の配信者とリスナーの関係はどうしても配信者→リスナーという一方通行になってしまいがちで、ライブというのはリスナーが配信者に「伝える」ことができる数少ない場だと思います。いつもたくさんもらっていることの「感謝」とあふれるほどの「大好き」を最大限伝えるために、早く声が出せる日が戻ってきてほしいものです。今回はすべてをペンラに込めました。
だんだん長くなってきているので短めに行きます。次は社長。アンコールをほめてくれてありがとう。心待ちにしていたFANTASIA、演者からも「我々も待ってたぞFANTASIA!!」の一言が聞けてとても嬉しかったです。
続いてかなかな。推しカメラへのファンサはさすがだなぁと思いましたね。叶さんのファンの命が心配にはなりましたが。
そして剣持刀也くん。
「我々は配信者でございます。配信者っていうのは常にリアルタイムのね、もう何が起こるか分かんなかったり、まあ不条理、そういうものにもまれて、最終的に形にするというまあプロみたいなというものでございまして、そんなわけで、我々は配信者でございます。なんかトラブルがあったとしても、1月何かがあったとしても、確実にそれをドラマにして乗り越えることを今後も約束いたします!」
私が大好きな彼の姿がすべてこの言葉に詰まっていたような気がします。なのでコメントについての感想は特にないです。どこまでもエンターテイナー。さすがです。


Virtual to LIVE

最後を飾るのにこれほどふさわしい曲はありません。VtLで始まったFANTASIAがVtLで終わる。エモい。エモすぎる。セトリ考えた人天才。
初めてこの曲が出た時はそれぞれのパートにあった人が歌っているとされていたらしく(どっかの配信で言ってた気がする…)、それも十分「エモ」なんですが、そこから年月が経ち、新しいライバーさんが増え、古参勢もたくさんの出来事を重ね、今となっては誰がどのパートを歌っても「エモ」なのではないかと勝手に思っております。全体曲はどれも大好きなのですが、やはり生のVtLを聴くと泣いちゃいますね。

おわりに

いや〜長かったですね。私生活が忙しかったこともあって、これを書いているうちに2023年になってしまいました。とはいえ、あの「幻想」のことは今でも鮮明に覚えています。
さて、にじフェス2023も発表されましたね。今年はどんな楽しい夢を見せてくれるのか、すでにワクワクが止まりません。しかもクリスマスイブ。楽しみですね。
この記事1つ書いている間にも、刀ピークリスマスに歌謡祭、ココスコラボにメンバーシップ開設(権利)、そして5周年。盛りだくさんで毎日本当に楽しいです。これからも、剣持さんをはじめ、ライバーさんたちが作り上げる最高のエンターテインメントを楽しんでいく所存です。
長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。今後ものんびり気まぐれに投稿をしていくつもりなので、お付き合いいただけましたら幸いです。









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