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鶏の豆知識 vol.2

昨日に引き続き、鶏の豆知識。
120日の鶏ちゃんがやってきましたが、皆さん見て言うのは「大きい!」です。人間で言うと12歳。でももう卵を産み始めるお年頃。ピヨピヨ感はありません。
が、大きく違うのが”とさか”。まだとさかがすごく小さいです。成長するにつれ、これがどんどん立派になってきます。形も大きく、色も赤みが強くなってきます。こうなってくると、どんどん卵産んでくれます^^

この”とさか”実は食べれます。お刺身で。うちは取引先の処理場の関係で、提供はしてませんが、高知県の有名な「土佐ジロー」のとさか、食べたことあります。こりこり食感と、ヒアルロン酸豊富でお肌がプルプルになるとか(笑) こちらで食べれます!土佐ジロー旨いです!!

ついでに、愛媛県の鶏料理と言えば、大洲の「ふかせ」。ビブグルマンにも掲載された有名店。こちらも旨い!そしてお店の雰囲気も最高!

そして個人的に今一番行ってみたいところが、熊本県山鹿市の「山ろく」。コロナが無ければすぐにでも行きたい!

話がそれてしまいましたが、鶏の豆知識、続いては「鶏は階級社会!?」について。鶏は20羽いると、1位から20位まで、序列が付いているそうです。階級社会、縦社会のようです。下位の鶏がご飯を食べていると上位の鶏が来て、つつき、そこをどけ!と言わんばかりにご飯を食べたりします。うちは鶏舎で飼ってますが、天気の良い日は外の運動場(柵で囲ってるところ)で放し飼いにしてますが、決まって数匹脱走します。これは下位の鶏かな~、いじめられてるのか~、ストレスで脱走したのか~なんて考えます。鶏の世界も厳しいようです(笑)

続いて、鶏のご飯について。基本的に小米やくず米(一般的に廃棄するようなお米)をもらったり、買ったりしてストックしてます。このお米と市販の配合飼料を半々であげてます。人間同様、バランスが重要なようで、これを崩すと一気に卵を産まなくなります。配合飼料を一時期ケチって、くず米やもらいものの煮干し類をあげていると、一気に採卵率がおちました。カルシウム不足だったようです。卵の殻はカルシウムが主成分で、カルシウムを与えないと殻を形成できないようです。
だからと言って、廃棄する卵の殻をたくさん与えてしまうと、自分が産んだ卵をつついて食べるようになるそうなのでNG。そういう意味で配合飼料というのはよくできた餌のようです。

ちなみに、たまに破卵(ひびが入って商品にならないもの)があって、たまにはいいかな~と思い、鶏にあげると上へ下への大騒ぎで取り合いするほど大好物です。そんな大好物を自分が産んで、産んだあとは全然知らんぷりでネスト(産卵スペース)から出ていくのは、実に面白いです(笑)

天気の良い日に、放し飼いの鶏を見てると飽きません。余裕で30分くらい見てられます。餌を上げたり、産み立ての卵を拾ったり、そんな体験ができる「鶏オーナー」、募集してます!よかったら^^


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