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信じていない訳じゃない。でも信じられない。


人を100%信じることは可能なのか。


正解は知らないが、
私の回答はノーだ。

彼の言っていることが本当なのか、
ときに矛盾しているとも取れる発言を見ると
つい疑ってかかるのが人であり、この私だ。

当たり前過ぎて口に出していないだけで、
心では私と同じことを
考えているかもしれない。

はたまた、私が
「好きなようにやれ」と言ったことを信じ、

本当に自分の好きなようにやるつもりで
言ったのかは本人にしか分からないことだ。


彼とはたまに
(いや、一般のこの年代のカップルと比べたら
頻繁になのかもしれないが)、
将来の話をする。

お互いのキャリアについてもそうだし、
2人の将来についても話す。


「僕が朝ご飯作るし、
 なんなら平日は昼も夜も
 僕が作ってるんじゃない?笑」

「洗濯は私がやるよ。
 ほら、私、服をよく買っちゃうし、
 おしゃれ着とかは自分で管理した方が
 服が傷んでも自分で責任取れるでしょ?」

「子どもができたらどうなるかな。
 きっと子供ができても
 『ママはパパのものだよ』とか言いながら
 取り合いっ子するんじゃないかな笑」

「なにそれ笑笑
 (でも内心嬉しくて照れ隠し)」


「仕事をしたいならすればいい。
 僕は女性がもっと社会に出ることに
 賛成だし、事実女性の方が優れている分野も
 多くあるからね」



これらの話は空想に過ぎないが、
私は彼が言ったことに嘘はないと信じてるし、
疑う気も全くない。


けれども、

彼の生きる世界が私と違いすぎて、

彼が見る先は国境を越えて、

私よりもずっと遠く離れたところで、


時々、

「そんな未来は来ないんじゃないか」って

思ってしまうんだ。


今日彼が残したつぶやきも、
私の気を動揺させるには
充分過ぎる言葉だった。


「おそらく将来日本にはいない」

「世界のどこかで様々な人と関わって
 仕事をしているかも」




…その将来に、私は "居る" のかな

その将来に、私は、 "要る" のかな…


もう嫌だ…

こんなことを考える自分が嫌だ……

悩みたくない…

貴方との未来が見えなくなってきたの…



いっそ消してしまいたいな
君が恋してた形跡も


こんな歌詞を間に受けてしまうほど、

私は……



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