移住を考えるとき|思い描く未来と今とのギャップを埋めるために
こんばんは。
わたしの住んでいる地域では、特に台風の影響もなく、静かな夜を迎えています。
みなさんも平和に穏やかな時間を過ごされているといいな。
さて、今夜は未来について、少し想像してみたいと思います。
描く未来と現状とのギャップ
ひとつ前の記事でも書きましたが、
「海の見える場所で、ひとり時間を静かに過ごすリトリートサロンのようなものを作りたい」
という具体的なようでふんわりとした夢を抱いています。
「いつか」とはいつだろう?
今の現状をあらためて見てみると、
海のない、山間の小さな町に住んでいる
仕事はそれなりにやりがいがあり、今すぐには辞められない。
事業をはじめるための資金は貯めていない
事業計画には手をつけていない
リストアップしてみると、やっぱり随分と先のことになりそうです。
それでも、候補地をGoogle Mapで検索したり、住宅情報を熱心にみています。
「動きたい」「前に進みたい」気持ちはあるようです。
そう、動きたいんです。
「都会には住みたくない」と決めていたわたしのために、夫は、わたしの住むこの小さな田舎の町に引っ越してきてくれました。仕事も転職し、収入は激減。
なんとか生活はできていますが、一人で都会暮らししていた時ほど贅沢はできません。特に最初の1年半は、前職の所得で計算された税金が差し引かれ、少ないお給料がさらに少なくなり、ずいぶんとストレスを抱えていたようです。
職場にも慣れ、同僚とも仲良くなり、手取りも少しずつ上がってきた今、
わたしが ”また” 移住したい、と言うのです。
なんて勝手なんでしょう。
自分でもそう思います。
でも、そう思ってしまっているんです。どうにも止まらないんです。
この町へ移り住んだワケ
今の町へ移り住んだのは、そこに”流れ”があり、それにのったから。
永住するつもりで行ったハワイ。その願いは叶わず、心だけ傷ついて帰国。
まったくのNO PLANでした。
じばらく実家に引きこもり、知っている人に会わないよう気をつけて過ごしていました。次に住む場所を探しつつ、海外旅行へ出かけたり、とにかく動きました。
そんな中、とある友人に、「この町へおいでよ」と言われました。
実家と同じ県内で、実家まで車で1時間でいける山間の町です。
彼女の知り合いが、ゲストハウスを開業準備中で、そのゲストハウスのスタッフが暮らすシェアハウスに空きがあると教えてくれました。
ひとりで家を借りるのは不安だけど、シェアハウスなら楽しいかも。
すぐに見学に出向き、人も家も気に入って、その1ヶ月後には引っ越してきました。仕事はあとから探し、すぐに見つかりました。
そう言えば、京都に移り住んだときも、先に家を決めて、引っ越したあとに仕事を探しました。わりと何でもそれなりにできるタチなので、選ばなければ、仕事はなんとかなるもんです。
今の町に来て、あっという間にもう5年目です。
地元以外で3年以上、同じ土地にいたことがないわたしには驚きです。(その間に仕事は3つ変わっていますが)
もともと、変化が好きなので、とどまることが苦手なんです。
どうしたいかが決まらない
夫の母は、一人で暮らしています。
いつか、夫の地元へ戻ることになるでしょう。
いずれ戻るなら、早いうちに家を購入して基盤をつくり、老後の不安を少しでもぬぐいたい、そんな気持ちもあります。
でも、わたしの家族と離れてしまうのも正直寂しい。
でも、わたしは嫁に入った立場。
もう堂々巡りです。
間をとって、この辺りはどうだろう?
夫は島暮らしは嫌だと言う。
わたしは都会には暮らしたくない。
では、海の近くの都市部郊外ではどうだろう?
仕事が見つからないと決められないと夫が言う。
どこがいいの?
わからない。
都市部郊外で、わたしのやりたい”リトリート”はできるだろうか?
わたし一人の夢のために、夫の希望を無視するわけにもいかない。
全然、答えが出ません。
今できることを1個ずつ
ご覧の通り、私たち夫婦には、もっと話し合いが必要です。
毎日の雑多なことにかまけて、なかなか真剣に話し合えていないのが現状です。
本当に住む場所を変えるのか?
移住するなら、どこにするのか?
いつ動くのか?
仕事はどうするか?
親の介護は?
自分達の老後は?
まずは、自分の気持ちや考えを伝えることから始めよう。
夫からも彼の希望を話してほしい。
そして、信頼できる第三者に相談する。
気になったところがあったら出向いて、感じてみる。
頭の中で考えるよりも、動いて、感じて、判断する。
その繰り返しで、見えてくるものがきっとあるはず。
よし!どんどん出掛けるぞ!
(やっぱり移住する気満々)
・・・
コロナ禍を経て、地方に移住した方、移住を考えている人も多いのではないでしょうか。住む場所や環境ってすごく大事。だから慎重に選びたいですよね。
みなさんの未来がキラキラと輝いていますように。
おやすみなさい。
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