スターバックスで妻が綺麗に見えた話
昨年末のある日。
少し時間ができたので、妻と近くのスターバックスに行った。
店内は仕事納めの後でもあり、すいていた。
それぞれ、好きなドリンクとケーキを頼む。
その日は、窓際のソファー席に座った。
時々、お互いに相手のケーキをひと口すくう。
ドリップコーヒーを飲み、背もたれに体を預ける。
時々交わす言葉は、後から思い出しもしない他愛もないものだ。
その時、大きな窓から青い空を眺めながら、僕は幸せだなあと思った。
人生の中の小さな小さな点のようなひととき、こうして妻とふたり