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プロに依頼しないデメリットをあえて人は指摘しない

こんにちは。Kiwi PRの植田聡子です。

私は2020年の5月末に都庁を退職したので、早いもので3年が経とうとしています。noteを以前からご覧いただいた方はご存知かもしれませんが、都庁退職後の3年間でいろいろな経験を積んできました。

大手企業と同じ感覚ではうまくいかない

独立して一番お会いする機会が多いのが、中小企業やスタートアップなど、小さい組織の方々です。私も含め、そういう方々は大手企業のように予算が潤沢ではありません。もしくは成長フェーズにある場合、入ったお金は次々とさらなる成長へと投資を重ねていくことになります。

Webサイト開設にしても、自社のロゴデザインを作成するにしても、イベントを開催するにも、あるべき姿と先立つ経費についてシビアに考えざるを得ない状況です。

私のようにひとり会社や個人事業主の場合、さらに厳しさを増します。労働集約型の場合、単価を上げない限りは長時間労働となりますし、とはいえ、一定の実績もない人が高単価を期待してもうまくはいきません。

でもね。。。ここが今日の本題なんですけど、
「何でもかんでも自分でやった方がコストが安価、というのは考えものだよ」
という話。

起業したて、あるある

資本金を入れて法人を立ち上げる。その前に司法書士さんに払う登記料なども必要です。

そして法人を始めるとなると、個人事業主とは異なり、売上が確定していない状況で役員報酬を決めなくてはなりません。年度途中でしょっちゅう額を変更できるものでもない(理由があればできますけどね)ので、慎重になります。だって、売上が決まっていないのに、自分の報酬を決めて、自分に給料を払うたびに法人の口座からお金が減っていく・・・

先のことなんてわからない状況で、いろいろなことを決めていくのが起業。

さあ、それでも売上を立てるためには、広告宣伝も必要だし、SNSだけでなく、自社ドメインのWebサイトやメールアドレスも必要だし、ロゴなども作って名刺も作らないといけません。

全部自分でしてしまうパターンのデメリット

では自分でロゴもWebサイトも作って、SNSも発信頑張って、広告運用もして、経費生産などの事務処理もして、決算して・・・本業に集中する前に、やるべきことがたくさんありますよね。

でも、起業したての時は特に、「本業で実績を積み上げること」が最優先です。

個人事業主でしっかり実績を積んでの法人成りの場合はこの点安心ですが、そうでない場合、自社商品やサービスを誰も使ったことがない、ということになります。そこと取引するリスクなど考えてしまいますよね。BtoBビジネスや無形商材を扱う起業の場合は特に。

そこで、WebサイトやSNSなどを取引先は確認します。

その時、Webサイトに誤字脱字、スペルミスが多いとか、明らかに手作りで縦横比がおかしい画像やフリー素材の無断使用、永遠に展開されなそうな放置されたページやほったらかしのページ・・・などあったらどうでしょうか?

そんなことある?とお思いの方。あるんですよ・・・
でも、ひとり起業の場合、そこを誰もチェックしてくれないんです。全部自分で確認していかなければなりませんし、他人の会社のことをそこまで親切に見て注意してくれる人もそう多くはありません。

自由を手に入れた代わりに、他の方から指導を受けるという機会を失う。
それがひとり起業です。

ですから、WebサイトやSNS、ロゴ作成や動画作成、経費処理、全てを一人で抱え込まずに、ひとり起業こそ、緩やかに別のプロフェッショナルの方と繋がっておくことをお勧めします。無償ではなく、できれば有償の右腕のような方にアドバイスをもらうと、素人では気づかないことまでアドバイスをいただき、結果として、本業に集中することができるのです。

起業した人がするべき手段は「節約より成長のための投資」です。

本日のまとめ

本業に集中するために、
プロに依頼して他者のサービスやアドバイスを活用する方が
ひとり起業は早く成長する


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