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日経新春杯

前日の馬場傾向
直線は外に出した方がいい.道中はどこでも大丈夫そう.

当日の馬場傾向

コース解説・レース傾向
4角のポケットからの発走で初角までは530m程度と長い.スタートしてすぐに急坂を上るが,初角までの距離が長いため最初の3Fはペースは緩まない.直線一気は決まりにくく中団より前で競馬する必要がある.11.5+11秒後半程度のSPは欲しい.

有力馬診断

・ヴェルドライゼンデ
鳴尾記念,JCが強い内容でオールカマーが凡走.オールカマーはずっとラチぴったりを追走していた馬の1,2,3着だったので仕方ないように見えるがこの馬も4角以外は内を追走.鳴尾記念,JCは速い上がりを求められオールカマーは速い上がりは求められなかった.直線のスピード勝負が向いていて中京2200mより鳴尾記念の舞台中京2000mの方があってる.

・ロバートソンキー
オールカマーで坂を上り切った後の脚がすごかった.坂があるよりない方がいいかもしれない.中京は中山に比べて坂を上り切ったあとの平坦な距離が長い.差しが届きやすい舞台なので尚更条件好転.

・ヴェローナシチー
前走グレイトフルSの内容からCrかなり上手い.前走と神戸新聞杯の内容からトップスピードは中距離路線でも通用するくらいは持っておりスピード勝負は問題ない.しかしトップスピードの持続力には欠けておりそれが神戸新聞杯でヤマニンゼストとボルドグフーシュに先着を許した理由.Crが上手くてトップスピードの持続力が欠けてるので小回りで直線短い舞台が合いそう.神戸新聞杯と同じ舞台の今回はまたヤマニンゼストに先着を許す可能性が高い.

・ヤマニンゼスト
上のヴェローナシチー参照.今回最内枠なのでしっかり直線外に出せなければヴェローナシチーに先着される可能性はある.ただ最後方からになるので外に出すのは容易.神戸新聞杯は最内を捌いてきたが今回はそうもいかないので神戸新聞杯で差し切れなかったのなら今回もっと差し切るのは難しい.

・プラダリア
青葉賞,ダービーと東京2400mで好成績だが直線での末脚スピード勝負は得意ではない.神戸新聞杯は差し有利で展開不利だったがそれでも負けすぎ.この原因は展開不利ではなくスピード勝負になったこと.今回のメンバー構成的に例年よりはスローになりそうだが神戸新聞杯ほどのスローにはならないと思うので巻き返し可能.

・ハヤヤッコ
毎度毎度強い相手にぶつけてくる.いつも善戦しているが走っても走っても人気しないタイプ.今回もあまり人気していない.

・サンレイポケット
スピード勝負は苦手とされているがJCや天皇賞秋で好走できるくらいなので全くダメというわけではなく平均点くらいの脚は使える.G1には足りないスピードだがここなら足りる.エンジンのかかりがとにかく遅く直線の長い舞台じゃないと厳しいので条件は好転.前走も強い相手に脚使って迫っていたが位置取りの差で負けただけ.差しが届く今回の舞台なら勝負になりそう.

能力比較

ヴェルドライゼンデ   ロバートソンキー   サンレイポケット
ハヤヤッコ
プラダリア
ヴェローナシチー   ヤマニンゼスト


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