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ヨネダ2000の笑いのルーツを探る

師走Sの分析です。

コース解説・レース傾向

スタート直後に急坂、最初のコーナーまでは375m。最後の直線は308m。
最初のコーナーまでの距離は標準的だがそれ以外の要素が前有利になりやすいコース。実際同コースでのOP競争近8走のうち差しが決まったのは1レースだけで、そのレースはハイペースだった。基本は前が圧倒的に有利。
中山の急坂を2度上るのでスタミナ必要。
ラスト3Fは12.4-12.2-13.0  くらいか。

各馬分析

・ベストリーガード

スタート速く枠不問。逃げても控えても走れて文句なしに強い。

・ゼットリアン

前走着差は強いものの内容はそこまで。好スタートから控えて道中自分の後ろの馬が捲り始めてそれについていく感じで上がっていった。前の馬が垂れたところを差しただけ。もちろんそれなりに能力はあるので好スタート、捲りについていくという楽な展開だったため余力十分で追い上げてくる馬は突き放した。
前走は差しに回ったがゲートが上手く二の脚も速いので位置は楽に取れる馬。前有利なコースなので楽に前に付けられたら勝たれる可能性はあるが前走の差しに松山が味を占めてくれたらいいなという希望。ただ前に付けたところでウィリアムバローズ、ハピ、タイセイドレフォン、ウィルソンテソーロとバチバチにやれるベストリーガードより強いかと言われるとうーん、そんなことはなさそう。
ラストにがっつりラップが落ちるスタミナ戦を経験していないのはこのコースでは割引き。前走の内容ではなく着差だけで過剰人気しそう。

・キャリックアリード

この馬もスタートが速いように見えるが、これはスタートが速いのではなく基礎スピードが高く下級条件では能力の違いで先行できるだけ。その証拠は東京ダートで1勝クラスを勝った時。ダートの中で最もトップスピードを求められる舞台で圧倒的な能力差を見せつけた。さらに初茜賞ではほとんど追わずに先頭に立ってしまった。
ゼットリアン同様にスタミナを要求されるようなレースを経験いない上に相手強化で位置取りも若干後ろになりそう。能力の高さは認めつつも適性面で割引き。どこかで賞金加算してフェブラリーSに出てきたらおもしろそう。

・ヴァルツァーシャル

ユニコーンSで4着もあれは世代限定戦だからできたことで、上のレベルで東京を戦うにはスピード不足。関東に絞って使っているのでそれならここはベストな舞台。しかしラジオ日本賞でベストリーガードに離されすぎ。斤量差0.5kg減もこのハンデで逆転できるとは到底思えない。

・パワーブロキング

アンタレスSで4コーナー外に大きく膨れながらも脚を伸ばしてキングズソードと同じような内容で走れたことは評価できるがその後は見せ場なし。前有利なレースが多く度外視可能もこの舞台も前有利が基本なのでレースを壊すような馬がいない限り高い評価は与えられない。

・クリノドラゴン

コーナリングに長けている馬でいかにも合いそう。不気味だがトップハンデ。この馬とキタノリューオー、キタノヴィジョンは人気がないなら紐で買いたい。

◎ベストリーガード

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