全額自費の授乳・育児相談と、保険適応という強烈なアドバンテージのある訪問看護
先日のこちらの話⇩の続きです。
(上記記事より一部抜粋)
「助産畑」でしか働いたことのなかった私にとっては、勉強しているとけっこう衝撃的な比較でしたが、これについて書き始めると
・子育て支援がどうしても中途半端になる理由とか
・トンデモ助産師の話
にもきっと繋がっていくと思うので、また次の機会に取り上げてみたいと思います。
保険適応される訪問看護のように授乳・育児相談ができればいいのに
子育て支援!子育て支援!と言葉では聞くものの、「それですごく救われた!」という声はそんなに大きくないんじゃ…?と感じています。
私も含め現場の人間も頑張ってはいるんですが、なんていうか中途半端感はぬぐえないように思います。
それはなんでか?と考えてみると、
①無料で相談できる保健センターは、地区担当保健師の力量・相性によってどこまで「使える」かは運ゲーだから。
かつ、基本的に平日の9-17時しか対応してもらえないから。
②力量が申し分なく、相性も良く、気に入った開業助産師がいたとしても、全額自費なので、そのコストを払い続けるのは大変だから。
そう、産後のデリケートな時期、増してや個人個人の価値観が大きく影響する栄養法・子育てに関することなので、誰でも自分に合う人に相談に乗ってもらいたいはず。
その時に何よりネックになるのがコストだと思います。
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産後間もない時期、助産師に相談したいと思うと
・「母乳マッサージ」を売りにしている助産院しかなく、日々の育児の細々としたこと、メンタルのことを相談しにくい
・相談のために赤ちゃん連れで外出できない/したくない
・相談時「赤ちゃん同伴不可」の助産院もある
などで困ることがあるようです。
「自宅には他人に来て欲しくない」と思う人も一定数いるとは思いますが、産後間もない時期の相談だと「睡眠不足で、体調もまだ回復しきれてなくて、赤ちゃん連れでの外出に慣れていないから、訪問してほしい」と考える人が多いのではないかと想像します。
じゃあ、助産師が自宅を訪問したら(出張相談したら)いくらかかるのでしょう?
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