手放す

断捨離が流行っているけど
手放すことについて。
今30代なんだけど、10代20代って、たいして食べなくても寝なくてもこなせたというか。そんな時代だった。
行きたい場所に行って、誘われるがままにふらふらと食べ遊んだ。
20代後半になって結婚妊娠出産を経験して、景色は一遍。食べないとき寝ないとき、ダイレクトに体の不調に繋がるようになる。際限なく働く+自分ではコントロールしきれない育児が重なったとき。そりゃ壊れるよねーーー
そして産後のエストロゲン不足も相まって、心の不調もダイレクトに感じるようになる。

子育て中って子ども時代を生きると感じることが多々あって、それに苦しんだ。つらい思いでが次々と蘇り、私は果たして愛されていたのだろうか?と何度も思い返した。母も自分にいっぱいいっぱいだったんだろーなー、大変だったんだろうなーと。今なら思う。

思いを言葉にして伝えること、昔から苦手だった。一つのことをやろうと思えば、際限無く取り組む。休んだほうがいいんじゃない?と言われるタイプ。
でも休み方がわからなかった。そんなことを言えなかった。

そうやっているうちにメンタルが不調になってきて、その場から逃げるように離れる…次のことを始めるというのが高校から20代前半までの生き方だった。

妊娠出産て、ほんとに自分と向き合わせてもらうよね。際限なく育児も仕事もこなして、メンタルの不調をダイレクトに感じるようになり、心療内科受診。それと今の職場に出会えたことにとても感謝している。
自分の生き方は自分で決める、そして応援してもらえる。そんな職場。
自分で決めるからこそ、納得して。そして冷静にセーブできる。ペースは決めて良い、休んでいいということを学ばせてもらってる。

今まで逃げたくなって逃げてきた環境。、それは自分が休み方力の抜き方を知らない結果だった。少し力を抜いてみて、やれていればもう少し続けられたのかもしれないし、でも今この環境になかったら、この価値観には出会わなかった。めぐり合わせだなー

でも諏訪行きたくなっちゃうわたし。笑

分娩もできる、急性期もできる、そんな助産師が理想だった。でもそれは憧れ理想であって、自分ができるかは違う。助産師ではなく人として人と関わっていられればそれだけで十分幸せで。実際そんなわけにいかなくて、それには技術が必要なんだけど…一人でもより身近な存在として居られればいいなーと思う。
身近ってなんだろねー

……
手放すことについてだった。
なので、理想は分娩や急性だけど、いま2人の子どもかかえてヒーヒーしてる自分が実際いるわけだ。分娩を手放す、それは勇気のいることだったけど、メンタル的にもせざるをえなかった。でもそれですごく楽になった。夜眠れて、自分の行けるときだけ参加する。それで、よいんだと。
仕事一番じゃなくて、自分ファーストでいていいんだと。
だからこそ人に優しくなれる

こんなストイックな人、身近にいたらちょっと怖いよなーと。
不器用なんたけど、続けていけるタイプなので。少しずつ成長していくタイプです。ということを伝えたい😅

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