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ComfyUIを、とにかく簡単にインストールする方法(スタンドアロン版)

ComfyUI は、Stable Diffusion 用のノードベースのユーザー インターフェイスです。ここではWindowsのインストールを「安全に、完璧に」インストールする方法について説明します。


注意!

ComfyUIはローカル環境にインストールした後、使いたい拡張機能やモデルを別途、インストールする必要があります。
既に他のGUI(AUTOMATIC1111等)をインストールされている方は、modelなど一部の機能をリンクさせることもできますが、全てを同期させることはできないようです。
また、都度pathを書き換えないといけないのと、いちいち起動させて確認しないとダメなので、その手間を考えるとメモリに余裕があるなら、要求されル度にインストール(または該当するフォルダにコピペ)するほうが早いし安全です。

注意!

ComfyUIはノードの種類、つなぎ方、modelやvaeの種類を間違えると動きませんし、promptの内容などによっては意図しないものが生成されることも多いです。動作しない場合のエラーの場所は赤い枠で教えてくれますが、自分で修正する必要があります。

ComfyUI for Windows のインストール

Windowsにインストールする場合は、スタンドアロン版と手動インストールがあります。コードをいじったりする必要がない方はスタンドアロン版をお薦めします。
しかし・・・【NVIDAのGPUを使用(または)CPUのみ】の方しか、スタンドアロン版は使用できません!
AMDのGPUやMACの方は、下記gitリンクページのManual Installを参照ください。
ComfyUI Gitページ
https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI#installing

注意! xFormers はいらない!

一部のCompyUIを紹介するページでは、xFormers をインストールしていますが、2023/10/8以降のバージョンではpython 3.11 with pytorch 2.1 cu121が使用されて、xFormersが不用(一応、使える)になったとのこと。
スタンドアロン版はpython 3.11 with pytorch 2.1 cu121がインストールされるので不要です。
有り無しで使った感では、殆ど差異を感じませんでした。
あと、xformersを使用した状態でAnimeteDiffを使用するとエラーが出ます。
参照記事:https://blog.comfyui.ca/comfyui/update/2023/10/08/Weekly-update.html

【事前準備】7-zip のインストール(公式の案内)

今のwindows11だと、解凍して展開できるんですが・・・一応、載せます。
解凍できないようなら、下記参照ください。
スタンドアロン版をインストールするには圧縮解凍アプリ 7-Zip が必要ですので、リンク先から先にインストールしてください。

【CompyUIスタンドアロン版のダウンロードと解凍】

ここ→直接ダウンロード
ダウンロードが終わったら該当ファイルを展開したい場所に移動させて右クリック→その他オプション→7-Zip→ここに展開(展開されたらZIPファイルは不要です)→ComfyUI_windows_portable というフォルダが作成されて完了です。
まだ起動させず、先に必要なものを準備します。

【checkpoints,vae,loraのインストール】
ComfyUI_windows_portable\ComfyUI\models\
このフォルダにあるcheckpoints,vae,loraフォルダに好きなmodelをインストール(またはコピペ移動)してください。

【ComfyUI Manegerのインストール】

これは入れた方がいい!
ComfyUI Manegerは、拡張機能(カスタムノード)をインストール、削除、無効化、有効化するもので、他のサイトからサンプルノードを参照した際に足りない拡張機能を教えてくれたりするサポート機能拡張です。
ConpyUI Maneger Gitページ
https://github.com/ltdrdata/ComfyUI-Manager

1.gitをインストール(既に入っている人は2.へ)
https://git-scm.com/download/win 2.ComfyUI_windows_portable\ComfyUI\custom_nodes フォルダを開き、何もないところで右クリック→ ターミナルで開くを選択し、

git clone https://github.com/ltdrdata/ComfyUI-Manager.git

を実行します。
インストールが完了すると、custom_nodes フォルダにComfyUI-Managerフォルダが追加されます。

ComfyUI スタンドアロン版の起動

ComfyUI_windows_portable フォルダの中にある以下の該当batファイルを実行します。
・run_nvidia_gpu.bat(NVIDIA GPU 搭載用)
・run_cpu_.bat(CPU 稼働用)
ComfyUI Manegerから機能拡張をインストール(Install Custom Nodes)すると、必要なものを所定のフォルダにインストールしてくれます。
例外や特記がある場合は(Install Custom Nodes)に書かれています。
また、ノードで不足している拡張機能(赤く反転している)はComfyUI Maneger にある Install Missing Custom Nodes に出てくるので、そこからインストールできます。

そして・・・本題!
「動画から動画をつくる…最も簡単で確実な方法」(別途、参照ください)

ちょっとだけ…よくあるエラー

omfyUI Gitページの Issues も参照してください
https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI#installing

エラー/画像がボケる、白くなる

■出力される画像がボケ、白くモヤがかかる。そもそもエラーで出ない
→vaeの入ったcheckpointを使用する
→vaeの入っていないcheckpointを使用する場合は、checkpointに合うvaeを使用する(sdxlに1.5のvaeを使用しても出ない)
エラーメッセージ
The size of proj_in.weight does not match: you are copying a parameter with a shape of torch.Size([768, 1280]) from a checkpoint. The current model shape is torch.Size([768, 1024]).
→この手のサイズが一致しないエラーはcheckpointとvaeが一致してません。

■LCM LoRA が機能しない
→checkpoint,LCM LoRA model,vae,KSamplerのstepとcgfを推奨値で入力
→AnimateDiffで使用するなど、一部では機能していないっぽい(画像崩れる)

■ReActor(Face Swap)が・・・
とにかくエラーが多い。何ならインストールすら難しいです。
→ComfyUI Manegerでインストールしたのに、認識されない
gitページ(トラブルシューティングとIssues)は必ず参照してください。
https://github.com/Gourieff/comfyui-reactor-node
→insightface,onnxruntime,cv2でエラーが出ることがあります。
対処方法はgitページにあります。

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