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占いを自分の追い風にするには? -一年の計は誕生日にあり-
誰しも誕生日を起点に人生を考えることって結構あるんじゃないかな。「◯歳の節目に」とか「還暦」とか「もうすぐ◯歳だから」とか。そうやって自分の中にささやかな節目を作って、自分の人生を振り返ったり、これから先を考えたりすることって、占いとかスピリチュアルとか信じていなくても、誰でも多少はやってるんじゃないだろうか。
数秘では、自分の誕生日を基点に一年間を考える。自分という存在が生まれてからの日数、年数、その個体の持ってるbodyとbeingがどのように変化していくのかを考える上で、自分の生まれた日を基点にするのはすごく当然のことのように思う。それは「一年の計は元旦にあり」みたいな全体の暦としての節目を無視しろってことでもなくて。外的な節目はそれはそれで上手に追い風にしたらいいし、それとは別に個人的な節目も個人的に大事にしたらいい。
自分の誕生日近辺で大きくエナジーが変わっていくことがある。それは人生のバイオリズムの中で、自分の誕生日から次のサイクルが始まっていく切り替わりのタイミングだからだ。だから、今までいた場所がもう自分にとっては馴染めないものになったり「なんか違うな」ということになりやすいのだと思う。そういう時に「誕生日だからな」とそっと自分に理由づけを与えて、次のステップに進む契機に変えていくのもいいんじゃないだろうか。
占いを信じて欲しいわけでも、ましてや盲信しているわけでもなく、ただ自分の人生をそのように捉えて、「いい機会だから」と、追い風に出来たらいいんじゃないかな。
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誕生日を境に、自分にとっての1年間のテーマとかサイクルというのが変わっていくので、それに上手に乗っかってリズミカルに人生を創造していくのも面白いんじゃないかしら。「今年はこういうことがしたいな」とか「来年はこれをやってもいいかも」とか考えているアイデアがあるなら、それを実行する追い風にもなるし。
別にそういう理由付けとかいらなくて「やりたいからやった」って思える人にはそういうの必要ないんだけど、「今の自分の思っていることはどうやらサイクル的にもいいらしいぞ」っていう追い風が必要な瞬間ってあると思うから。
あるいは逆に、無理して新しいことをしない方がいい時だってある。学びの時や自分と向き合う時、次に飛躍するために力を溜めている時もある。そういう時に無理して誰かと一緒に居なくてもいいのだとか、上手に言い訳して孤独で居られるようになるのって大事じゃないかな。そういう自分のサイクルやリズムを知って、上手に活用していけたらいいんじゃないかな。そんな感じが、私の考える占いとの適切な距離感かも知れない。
(2021.7月に書いた記事の再編集)
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