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夜爪

夜爪って縁起悪いっていいますよねー。
最近は朝とかに爪切るようにしてるんですが、忙しい時は夜切ったりしてます(笑)
でも何故夜爪は縁起が悪いのでしょう?


日本では古来より、爪を切る行為自体が、あまり縁起の良い事ではなかったそうです。
昔から日本では、死者を埋葬する際に、その近親者が自分の髪や爪をともに埋めるという風習があったそうです。
この風習をきっかけとして、爪を切ると親の死に目に会えないという言い伝えが生まれたそうです。
又、日本書記には「人体の一部である爪には霊魂が宿っています。だから幽気が暗躍する夜に、爪を切るという行いは慎むべし」という記述もあるそうです。


もう一つの理由としては、今のように電気が無く、照明器具も発達していなかった時代は暗がりの中で深爪をしたり、足の指を傷つける恐れがあったそうです。
夜の行灯や焚き火、月明かりなどの明かりしかない暗い中で小刀で爪を削っていると、思わぬ怪我をして(細菌が入り)、親より先に死んでしまうので親の死に目には会えないという戒めもあったそうです。

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