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電車の電線の材質

みなさんは電車のパンタグラフが当たる電線の材質をご存知でしょうか?
あの電線はトロリ線というのですが、それの材質には硬銅線が使われているそうです!


硬銅線は常温で銅を線引き加工したもので、導電率がやや低め(抵抗率が高め)になるそうです。
又、引張強さが0.34~0.47〔kN/㎟〕と強度が大きいので、送配電線路にも使われるそうです。


トロリ線には主に硬銅トロリ線が使用されますが、耐熱性を上げた銀入り銅トロリ線や、新幹線の高速区間用として銅に鋼心を入れたCSトロリ線、耐摩耗性に優れた錫入り銅・析出強化銅合金(PHC)トロリ線等もあるそうです。


トロリ線の断面形状には、形円形・溝形円形・異形などがあるそうですが、日本では溝形円形が使用されているそうです。


断面積は、在来線の本線用が110㎟、在来線の側線用が85㎟、新幹線用は170㎟が使用されているそうです。


特に電車の速度が上がる程太くて丈夫なトロリ線が使われるみたいですね!

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