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転用石

今日は登山コンで知り合った人と福知山に行ってきました!
去年健診の為に福知山に行ったのですが、この時は残念ながら福知山城はコロナ閉館していました、、、。
でも今日は福知山城に入れました!




福知山城の石垣を見ると、墓石っぽい石も含まれていて面白いなと思ったのですが、何故こういう石も含まれているのか調べてみました!




これらの石は転用石と呼ばれているそうで、石仏、石塔、石灯籠、墓石等の本来とは違う目的の為に加工された石材だったものの、城の石垣に転用された石材の事だそうです。




江戸幕府の命令で築くような巨大な城の場合は、各地の大名が自国の石材を舟等で運ぶ事もあったそうですが、近場に石切場が無かったり、あっても産出量が少なかったり、築城が急ぎの場合にはそこら中の使えそうな石をかき集めて城の石垣に組み込んだそうです。




墓石等を使うのはバチ当たりだと思いますが、祈りの対象とされていない石仏や墓石は武将達にとって単なる石材の一つだったそうです。




確かに石材に恵まれていなかったら墓石でも何でも使うしか無さそうですね、、、。
それと福知山城の石垣を構成している石の中にはすぐ取り出せてパクれそうな石もあったのですが、その状態でも崩れないのは凄いですね!

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