9月21日1-2

チャート分析&解説


年末ということもあり、今日からひたすら過去のチャートを分析・検証していきたいと思います。




↑ドル円の1時間足チャートです。今回は点線で囲った一週間を見ていきたいと思います。


日足から。↓

懐かしい。大暴落があったときです。この時はスキャルピングをしていて、数秒、数分で何十pipsも動いていて、脳内物質がドバドバ出るようなトレードをしていたので、記憶にも強く残っています。ちょうどその日はアルバイトがあったので出勤直前までトレードをしていました。


まず、暴落に関してテクニカル的に見ていくと、高値圏でダブルトップの形を作りました。

暴落が止まったところは、ダブルトップのセオリー通りで、高値からネックラインとネックラインから安値の幅がイコールになっています。

フィボナッチの100の部分が高値(ダブルトップの右肩)、0の部分が安値(止まったところ)、50の部分がネックラインを実践基準で引いた部分です。


今回分析する点線ないの一週間は、だいたいフィボナッチの61.8%と23.6%の中でコチャコチャやってる最中という状況です。



次に4時間足↓

4時間足で水平線を二本引いてみました。

上は急落後の戻り高値。下は急落のローソク足実体の安値。

日足で引いたフィボナッチは邪魔だったので消しましたが、4時間足で引いたこの二本の水平線は、日足の分析の時に話した61.8%と21.6%の部分と一致します。当分はこの二本の水平線の中でコチャコチャやるだろう、またブレイクしたときはなんらかのエントリーポイントの指標となるだろうという線です。

日足や4時間足で見るとあまりトレードに向いてない、あるいはトレンドフォローやポジションを握るには向いてない相場だということがわかります。



次に1時間足↓

最初に載せた画像と同じです。僕は基本トレンドフォロワーなのでこういう形は嫌いです。

移動平均線も絡まって、方向感もなく、やる気がなくなる形です。



30分足↓

30分足でラインを引いてみました。安値と安値・高値と高値を結んだものです。

数字がふってある場所は、その付近までローソク足が形成されて始めてラインが引けますよという目印にもなっています。

方向感もはっきりしておらず、30分15分足レベルで引いたラインなので、3回目のタッチもラインが効いたらトレンド方向にエントリーしようではなく、ラインをブレイクしたらブレイクした方向にエントリーしていこうという意味を込めたライン・戦略です。



15分足↓

それでは15分足で詳しく見ていこうと思います。


まず、1のラインブレイク。

ラインをブレイクする前に高値が徐々に切り下げられているのがわかります(赤い印つけてるところ)。

高値を2回越えられずに上に行く力が弱まってラインを一旦ブレイクしました。

しかし、高値を切り下げてきてラインも下にブレイクしたけど、まだ直近安値は割っていない状況。

ここからショート勢とロング勢の攻防が始まります。(赤丸で囲った部分)

ラインブレイクしたあとに一旦下落は止められて、少しずつ上昇していってます。ここでまだ上目線の人はロングを入れていきます。(赤丸で囲った部分)

そして上昇が止められる(四つ目の赤い点)。ここが高値となり、その後下落していきました。

この四つ目の赤い印の部分の高値は、1のライン付近、ロールリバーサルとなるポイントでもあり、セオリー通りここでショートを入れてくる人も増え、高値をつけたと考えられます。

その後の大きな下落は、ラインを割ったあとにもロングがある程度溜まって、その損切りを巻き込んで大きな下落になったと考えられます。

このように、損切りを巻き込む動きがあった場合、ラインをブレイクしたあとに大きく落ちていきやすくなり、ラインブレイクがしっかり効くのです。



2のラインブレイク↓

このラインについては、まずラインを割る前の大きな陰線に注目。

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