10月5日4h

他人の損切り・チャートパターン失敗は蜜の味?

点線で囲った週のチャートを見ていきましょう。

今回は、上位足を確認することの重要性と、他人の損切りは蜜の味ということについて触れていきたいと思います。


日足↓

だんだんレンジ幅も狭まってきて、そろそろブレイクするのかしないのかという状況です。


4時間足↓

この週に入る直前、一回サポートラインをブレイクしかけています。

しかし、大きな下ヒゲを形成しレンジの中に戻されました。

こういう部分では、4時間足あるいはもっと下の足でブレイクだと判断した人のショートがヒゲの中に溜まっています。

その人たちはブレイクを根拠にエントリーしているので、当然ブレイクが失敗だとわかった時点で損切りをするので買い注文が入ってきます。

今回がまさにそのパターンです。

短期足しか見ていないと、このようなヒゲでかられる確率が高くなってしまいます。短期足メインでトレードしているのであっても長期足を見る事は忘れないようにしましょう。


FXでは「他人の損切りは蜜の味」「チャートパターン形成失敗の後はおいしい」とされます。その本質は失敗によって、多くの損切りを巻き込むため、その後の動きが大きくなるからです。

今回がそのパターンです。

しばらく意識されていたサポートラインがブレイクしたように見えて多くの人がショートを入れたが、そのブレイクは失敗し、ショートした人の損切りを巻き込み、さらに失敗の美味しい部分に食いついてきたロングの力も合わさって、レジスタンスとして機能していた、以前の下落に対して引いたフィボナッチの61.8%部分をそのままブレイクしてしまいました。



次に二つ目の赤丸の部分について見ていきましょう↓

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