見出し画像

ぼくはMILLION THE@TER!!!!を知っていた【ミリ10th Act-4感想】

ども。ムーです。
今更ではありますが、今回はミリ10th Act-4 MILLION THE@TER!!!!の楽曲や、Act-4全体を振り返っていこうかなと思います。

前回の記事ではAct-4に向けての感情や思いを書きました。読んでいない方は併せてどうぞ。

Act-4の公演名はMILLION THE@TER!!!!
ミリオンライブ!、終わるんか……?ってくらいの集大成らしいタイトルです。
事前の情報ではセトリの傾向などが掴めず、一体どんなものが出てくるのか全く分からない公演でした。

これまでのライブとは違ってコンセプトが明らかになっていない未知のライブで、正直どういう公演になるか怖かったです。

さて、ここから実際にAct-4のセトリを振り返っていきましょう。


Welcome!!

草。

何となく来そうな気はしていました。なぜならKアリーナからWelcome!!の匂いがしていたからです(???)。

ミリオンスターズい・く・ゾ!

まだ行かない

さて、Welcome!!をAct-4の最初に持ってきた意味合いとしては、その名の通り「劇場へようこそ」ということでしょう。

あふれる「Welcome!!」 君に
もっと届きますように

後述しますがAct-4はこれまでのどのライブよりも「劇場の公演」を感じるライブ。

中々周年ライブで披露されずネタにはされてきた楽曲ですが、Welcome!!という劇場に歓迎する歌はMILLION THE@TER!!!!という公演のスタートにピッタリでした。
真面目な話Welcome!!ってセトリに組み込むのが難しいんだろうなって思っています。

そしてここで忘れてはいけないのが個別衣装
このライブをここまで昇華させた大きな要因だと考えています。

改めてすげー光景だな

個人的にミリオンライブ!は「劇場」「個性」が大きな要素を占めているコンテンツだと感じています。
ざっくり書くと個性豊かなアイドル達がそれぞれ輝き、それぞれが干渉し合って大きな光(劇場)となる。ということです。

↓このことが非常に丁寧に描かれているブログです。
見たことがない人はぜひ読んでみてほしい。

Act-4はMILLION THE@TER!!!!という「劇場」を感じさせるライブだからこそ、個別衣装で各アイドルの「個性」が強く輝いたのだと思います。
この話は今後も何回も書いていきます。

しかし52人全員に何着も衣装を用意しているミリシタって偉大なゲームだよなぁと改めて。
みんなもっとミリシタやった方が良いよ。すごいよこのゲーム。

Legend Girls!!


開幕レジェガ!?
7thReを彷彿とする流れですね。

LTPシリーズ最初のユニット曲であるLegend Girls!!。
ミリオンライブ!10周年ライブの集大成の開幕としてピッタリな楽曲でした。
伝説の目撃者になっちゃいますかァ……!!

7thReの頃と大きく違うのは、今はLegend Girls!!のイベントコミュがあること。

Legend Girls!!のイベントコミュはミリシタでも屈指のコミュだと感じています。
父親との約束に苦しんでいた静香。ミリアニと違って父親との約束が完全に解決されたわけではありませんが、そんな静香がアイドルという夢の叶った今を楽しもうとするという、ミリシタ世界線の最上静香の結論ともいえるようなコミュです。

本当に大好きなコミュで、最上静香がLegend Girls!!をまた歌う日を心待ちにしていました。

…まあDay1に静香は出演していなかったわけですが。

静香いてよ〜! なんでよ~!

それはそれとして曲のパワーがすごすぎて泣きました。
静香のお話はまた後で出てきます。

ここからはじまる伝説へLet's join
みんなで目撃者になろう

AIKANE?

なんとその後に始まったのはソロ曲メドレー


Act-4でソロ曲メドレーを披露する可能性は睨んでいましたが本当に来るとは! 嬉しかったですね。

切り込み隊長はやっぱり茜ちゃん
切り込み隊長は宮城リョータか茜ちゃんと相場が決まっています。適任すぎます。

さて、今回披露したAIKANE?はAct-2で既に披露している楽曲です。
これが逆にめちゃくちゃ高評価でした。

何故ならこれは事前にソロ曲メドレーの可能性を考えていた時に考えていたことなのですが、Act-1~3で披露したソロ曲は除いたものから選ぶという消極的な理由でのソロ選曲は若干モヤると考えていたからです。

Act-4で披露するのにピッタリなソロ曲があるのに、縛りを設けてしまうのはもったいないと考えていました。(セトリの法則性が見えてきてしまうのもあります)

それがAct-2でも披露したのにも関わらず、「茜ちゃんならAIKANE?でしょ!」と言わんばかりの強気な選曲。

こうなると今後のセトリも読めません。
「あ、このライブはおもろいぞ」とこの時点で確信していました。

さらに高評価だったのはミリシタ尺でのメドレー披露です。
メドレーはテンポ良く楽曲が流れる一方で、メドレーの弱点として「この楽曲と言えばここ!」といった部分が切られてしまいがちなところがあります。

しかしここで採用されたのがミリシタ尺。
ここが本当に偉くて、「この曲にはここが欲しい!」という所は大体入っています。
(例えばAIKANE?では茜ちゃんあいうえお作文がしっかり入っていましたね)

ただ楽曲をメドレーにするのではなく、楽曲に対する愛やリスペクトを感じる編曲
ミリシタの偉大さと丁寧さを改めて感じましたね。

いやミリシタってすげーゲームだわ。みんなやった方が良いよ。


旅立ちのコンパス

!?!?!?!?!?!?!?!?


昔から自分のことを知っている方はご存じだと思いますが、自分は旅立ちのコンパスという楽曲が大好きです。
魂の楽曲といって差し支えありません。

これまでのライブやフェスなどでMTG・MTWの楽曲はなぜかA面ばかり披露してきた中、突然聞きなれたイントロが流れてきて非常に驚きました。
(後述しますがこの曲に限らず縛りを設けなかったのが偉い)

まさかと思って見てみるとなんとFleurangesの衣装を着た4人の姿が。

え~~~~~~!!!!
本当に良いんですか!?

この後に出てきたユニット達の方が一般的な人気が高いのは感じていますし、もっとインパクトのあるユニットもあったとは正直思います。
しかしその中で一番最初に衣装を着替えて登場したのがFleurangesでビックリしました。こんな大役任せてもらって良いんですか。

Act-4はミリオンライブ!10thツアー集大成のライブ。
集大成らしい楽曲ばかりを披露しても自分はきっと何も言わなかったとは思うのですが、それでも自分の好きなものまで肯定してくれたのが嬉しかったです。

旅立ちのコンパスですが、正直万人受けする曲とは思いません。
ゆったりとした曲調やユニットで、いわゆる強い楽曲などと言われているものとは毛色が違うものとなっていると思います。

ただ、旅立ちのコンパスという楽曲はもしあなたが何か新しい一歩を踏み出したいとき。人生の岐路に立ったとき。道に迷っているとき。
この楽曲はそんなあなたに寄り添って、行き先を示すコンパスになってくれるものだと思います。

Act-4というライブは、間違いなく今後ミリオンライブ!のライブ円盤を見てみたいと思った人に最もオススメされるもの。今後一番多くの人に観られるライブだと思います。

その中でAct-4で旅立ちのコンパスが披露されたのは本当に名誉なことです。
もしAct-4を観て、旅立ちのコンパスが心に刺さってくれる人が一人でもいてくれればと思います。

さぁ行こうよ
ひとりじゃない
一緒なら怖くはないよ

Harmony 4 You

Harmony 4 Youはミリシタ4周年記念楽曲で、MTSの「劇場を届ける」というコンセプトに沿った周年楽曲です。

8thではショコラブル*イブに公演名を譲るなど少し不遇な印象でしたが、ここでは準ユニット曲として少人数で披露されました。

先述の通りHarmony 4 Youは劇場を届ける歌ではありますが、それだけの楽曲ではないと思っています。
ミリシタのHarmony 4 YouのMVでは過去の自分の手を引く姿が描写されたり、歌詞では「誰もが主人公でそれぞれのスクリーン自由に描こう」といった「それぞれのアイドルのストーリー」が強調されていたり。

Harmony 4 Youは劇場を届ける歌でありながら、全体を描いている曲というよりはむしろそれぞれのアイドルの「個性」の歌なのだと感じています。

例えばMTSシリーズでは各スート毎のHarmony 4 Youが収録されています。そこでは各パートをソロで歌唱している部分があります。

これが本当に素晴らしい。
わかりやすい例で書くと、BRIGHT DIAMOND ver.のHarmony 4 Youでは「本当の私でいられる場所」という歌詞を桃子が歌っていたりします。

各々のストーリーを描いたHarmony 4 Youは、全体曲ながらむしろソロパートがあってこそ輝く楽曲だと思います。

そして今回のAct-4ではソロパートがある少人数での歌唱でした。

百合子「誰もが主人公でそれぞれのスクリーン 自由に描こう」

個性の周年曲であるFlyers!!!のセンターである七尾百合子が、この歌詞を歌い上げました。これはすごいことですよ。横の人が発狂してました

今回は準ユニット曲的な披露でしたが、むしろこれがHarmony 4 Youの正しい使われ方かもなぁと思いながら見ていました。

劇場を押し出すとむしろ個性が際立つ。
これもまた「劇場」と「個性」です。

だからキミも自分信じて
願いはなんだって必ず叶うから!

dans l’obscurité

やばすぎました。
個人的Day1のMVPです。

何度も歌唱していることもあり、フルメンバーでないのにも関わらずMTWの集大成である8thライブの時点でパフォーマンス力や完成度は他ユニットに比べて高かったと感じていました。

なのに今回8thライブのとき以上のパフォーマンスで仕上げてきました。
歌。ダンス。表情。ハモリ。口上。全てが素晴らしかった。

すごすぎて逆に完成度高いな~(ミリアニ6話のアイツ)くらいしか特に言うことがないのですが、何度も披露はあったものの中々全員揃うことがなかったChrono-Lexicaの完成系を見せてもらいました。横のオタクが発狂してました

目覚めよ! Chrono-Lexica!

Shamrock Vivace


Day1のトリを飾ったのはCLEVER CLOVERの全体曲であるShamrock Vivaceでした。

MTSシリーズはそれぞれのシーズン毎にどうしても区切りがあるシリーズ。
しかしそんなシリーズの終わりさえもShamrock Vivaceは「Finaleも超えていける」という歌詞で一蹴してしまいます。

終わりがあるからこそ美しいMTSシリーズ。
そのMTSシリーズの魅力から真っ向から殴り合った挑戦的な楽曲がShamrock Vivaceだと思っています。

そして10thツアー千秋楽のDay1のラスト、ライブが終わってしまう寂しさも吹っ飛ばしてしまうような強気な歌詞。
Day1のアンコール前として素晴らしい選曲でした。

またMTSのトレジャー楽曲を単品で採用したことが非常に高評価でした。9thライブのように4曲全部メドレー形式にして強引に披露するのではなく、最後に必要なピースとしてこの楽曲を選択したことが素晴らしいです。

(これに限らずAct-4は縛りをほぼ設けなかったのが素晴らしいライブになった要因のひとつだと思います。400を超える非常に幅広い楽曲から自由にセトリを作り出せるのがミリオンライブ!の良さだと思います)

しかしレジェガで始まりShamrock Vivaceで終わるライブって。
セトリを作った人ミリオンライブ!好きすぎませんか?

Finaleも超えていける
だって私達は無敵

EVERYDAY STARS!

震えました。本当にヤバかったです。
まずEVERYDAY STARS!!は先程から書いている個性と劇場を象徴する楽曲だと思います。
本当にミリオンライブ!らしい楽曲です。

EVERYDAY STARS!!はそれぞれのアイドルの自己紹介パートが存在しており、ぱっと見は個性の楽曲そのものです。
一方、自己紹介パートが終わったサビで歌っているのはいつもの劇場の公演だったりします。

聞きなれたブザー鳴り響いて
どこまでも揺れてる光の海

それぞれのアイドルの個性があって、そうした中で劇場での日々ができあがって。
すごくミリオンライブ!を感じますし、MILLION THE@TER!!!!にピッタリな楽曲だったと思います。

そして今回驚いたのがEVERYDAY STARS!!をアンコール前に披露した点です。
Act-4でEVERYDAY STARS!!で披露してほしいという声はそれなりにあり、それは「人数が多すぎるから自己紹介をEVERYDAY STARS!!で行ってほしい」というものでした。

しかし今回披露したのはDay1のアンコール前。
EVERYDAY STARS!!は昔ながらのミリオンライブ!を感じる少し余韻の残る楽曲ですが、それが公演が終わってしまう寂しさの残るアンコール前のタイミングとハマりましたね。

特に下で書いた歌詞が、Day1が終わってしまう寂しさを感じつつも、明日の公演への希望が込められていて大好きです。
EVERYDAY STARS!!、お前は令和のDIAMOND DAYSになれる。てかなったわ。

聞きなれたブザー鳴り響いて 明日も見れるかな光の海


Rat A Tat!!!

Day1のトリとDay2開幕の楽曲でした。
Day1はThank You!の温存かつDay2に繋げるという意図だったと思いますが、ここではDay2のRat A Tat!!!を書いていきます。

他のブログで何回も書いている通り自分はミリオンライブ!のアニメが見たくてコンテンツを頑張ってきました
まずはライブでアニメのOP曲を39人で歌い上げている姿が見られて感無量でした。これが見たかった。

そして勿論忘れてはならないのがミリアニ2話のオーデションでのRat A Tat!!!の光景です。
あのとき未来・静香・翼の3人が見せてくれた、お互いに手を取りながら輝きを高めあい39人でRat A Tat!!!を歌う光景。

Rat A Tat!!!という楽曲は荒々しい個性の輝きを感じる楽曲だと思っています。
そんな楽曲を個別衣装で39人で歌い上げる。
ひとつひとつの光が輝きつつ、気が付けば全体で大きな光を放っている。

Act-4の個別衣装での39人のRat A Tat!!!はミリアニ2話のひゃくまんの命の鼓動そのものでした。
これもまた劇場と個性なのだと思います。

もっとカラフルに もっとあらぶるよ
みんな みんな 未来だよ!
気づかれずに終わらせはしない
届け 届け 『希望』の音


サウンド・オブ・ビギニング
Star Impression
フェスタ・イルミネーション

・サウンド・オブ・ビギニングはMTSファイナル始まりの朝の楽曲。
・Star Impressionはミリアニの最初のTeam楽曲。
・フェスタ・イルミネーションはフェスタの開演というまさに始まりの楽曲。

始まりが渋滞してて草ァ!
やりたい放題やってる感あって好きですけどね。

個人的にアツかったのはStar Impression→フェスタ・イルミネーションの繋ぎ。

この2曲はどちらも「暗闇を照らす光になろうとする楽曲」だと思っています。
曲調は全く違えど似たような意味合いを持つ2つの楽曲を繋いでくれたのが嬉しかったです。

言ってる意味がよくわからんって人は、まずTeam1stのドラマパート聴こうな。

とっときたいたいせつなスマイルをもっとみたい夜どうします ね?
ちょっと暗いなら光らせちゃうのです

ABSOLUTE RUN!!!

第1ブロックでABSOLUTE RUN!!! !?!?!?!?!?!?
おかしなことやっとるよ。

ビックリしながらペンライトの色をピンクにした自分。
ミリアニ効果で春日未来のことが大好きになったので自然とこの色になっていました。

静香「未来、翼! アイドルってとっても楽しいわね!」

ああああああああああ
最上静香~~~!!!!

何を四天王?

やってることヤバすぎます。
その瞬間よぎるLegend Girls!!のイベントコミュ。
Legend Girls!!×ABSOLUTE RUN!!!みたいなもんですもん。そりゃヤバいよ。

その瞬間自分のペンライトが自然と青になっていました。
今を楽しみ、今を走る最上静香に魅了されていました。

変わらないために変わりゆくのだろう
それを進化とひとは言うのだろう

Unknown Boxの開き方

ムーPという男、実はTeam6thというユニットが大好きです。
今まで言ってなかったんですけど実はね。

担当である徳川まつりと島原エレナ。
そして好きな子や思い入れのある子を並べましたと言わんばかりの面子。
お姫様ユニットという好みどストライクのコンセプトと楽曲。
いやもう、大好きです。綿田監督に忖度でもされたかなと思うくらいのユニットです。

それはさておき今回言及しておきたいのはドラマパートと個別衣装についてです。

まずはTeam6thのドラマパートの内容をざっくり書きます。(聞いたことがない人は聞いてほしいですけどね!!!特にまつりが気になる人は!!!)

Team6thがお姫様ユニットとしてデビューすることとなり、それぞれのアイドルが自分の中の理想のお姫様を見つけていくというお話です。
その中で徳川まつりの持つ「お姫様観」について言及されます。

まつり「姫の姫は、姫の中にしかいない、姫だけの姫なのです! 昴ちゃんの中には昴ちゃんの姫が、ひなたちゃんの中にはひなたちゃんの姫がちゃ~んといるのです!」

まつり「お姫様はとびきりわんだほー!でキラキラな女の子なのです! でも、どんな風にキラキラするかは一人一人違っていいのですよ! みんなの中の何かが大好きな気持ち。憧れる気持ち。大事にしたい気持ち。それがきっととってもキラキラしたかけがえのない気持ちだから...。なので、キラキラしている女の子はみんなお姫様!なのです~!」

このように一人一人の中にあるお姫様を尊重したまつり。
その中でエレナはパシスタ(サンバのソロダンサー)💃、エミリーは大和撫子👘、ひなたはりんご🍎、昴は野球のエース⚾️のようなお姫様になりたいと決心します。

さて、ここまでがドラマパートのお話でしたが、ここでAct-4の個別衣装を見てみましょう。

・フェスタ・イルミネーションのお姫様衣装のまつり。
・シャクネツのパレードのサンバ衣装のエレナ。
・はなしらべの大和撫子らしい衣装のエミリー。
・SSR1周目のりんごのような衣装のひなた。
・パーフェクトゲームの野球モチーフの衣装の昴。

気付いた方もいると思いますが、この衣装達はドラマパートで各々が目指していたお姫様の姿そのものなんですよね。

これは狙ったものではなく偶然の産物だとは思いますが、Act-4の個性豊かな個別衣装が奇跡を起こしてくれました。
どんなお姫様も肯定してくれて、あなたもお姫様になって良いんだよと手を差し伸べるまつりのひとつの完成系を見せてくれたと思っています。

いやぁ、良かった。
Team6th、大好きです。

最高の景色とその先で見つけたのは永遠の絆


...In The Name Of。 ...LOVE?

これはただの自分語りです。
...In The Name Of。 ...LOVE?はムーPの始まり
ともいえる楽曲です。

デレアニとデレステからアイマスを知り、ニコマス動画を漁ったときに出会ったこの...In The Name Of。 ...LOVE?弾いてみたの動画。

これまでの自分の中のオタクソングの常識を破壊するような異様な楽曲で、「なんだこの楽曲は!? なんだこのコンテンツは!?」とのめり込みました。

遅かれ早かれいつかミリオンライブ!と出会っていたような気はしつつ、それでも自分にとって...In The Name Of。 ...LOVE?は特別な楽曲でした。
ミリオンってインザネみたいな曲ばっかりなのか!?ってのめり込んだけど、インザネは結局オンリーワンだったんですけどね

5thからライブに参加し始めた自分には縁がなく、ライブで中々聴くことの叶わなかった...In The Name Of。 ...LOVE?。

そして10thライブツアーの千秋楽。
ちなみにこの日(2/25)はXのアカウントを作った日でもあります。(大学の二次試験が終わった直後にアカウントを作って界隈に入ったため)

10thライブ集大成の日に始まりを感じるという、少し運命を感じる...In The Name Of。 ...LOVE?でした。


わたしは花、あなたは太陽

実は言っていなかったんですが自分はミリオンBNSが大好きです。
実はね。

冗談はさておき、自分にとってBNSは親ともいえる存在です。
非常に丁寧にアイドルが描かれていて、担当やアイドルの見方を教えてくれた大切な漫画です。

中々日の目を浴びることがなく、ついには連載が終わってしまったBNSですが、念願のFleurSの新曲である「わたしは花、あなたは太陽」に関してはそれなりに思い入れがありました。

そして1人では枯れてしまうかもしれない繊細で儚い花。
それでも3人がお互いが照らしあえば大きな花になっていける。
というようなFleurSの関係性をよく表現したのが「わたしは花、あなたは太陽」という楽曲だと考えています。

そんなFleurSの繊細さや儚さ、確かな強さを感じられるステージが見られて嬉しかったです。

「咲き誇れ! FleurS!」

FleurSって実在したんだ。BNSを大切にしてくれてありがとう。嬉しかったです。

あとMC中に恵子さんとタカミナさんが手を繋いでぶんぶんしてたり、最後は3人で手を繋いで「ありがとうございました~!」と言っている姿を見て姉妹感を感じてしまって顔面終わってました。

FleurSは姉妹。
BNS6巻のドラマパート、マジで大事なのでよろしくな。

わたしが花だったらあなたは太陽でしょ
しおれないように照らし続けて
描いた未来とちがっても
季節外れの花も綺麗だよ

Up!10sion♪Pleeeeeeeeease!
Happy Darling

〇す気か?と言わんばかりのバカセトリ。
無事喉は終了しました。

さて、この2曲はとりわけミリオンライブ!のアイドルらしい楽曲だと思っています。

先程からミリオンライブ!にとって「劇場」と「個性」が重要だと書いてきましたが、もうひとつミリオンライブ!とは切っても切り離せない概念があります。

それは「受け取って、お返しして」というやり取りの「反復」「愛」です。
何を言っているんだと思うかもしれませんが、わかりやすい所で書くとThank You!の概念です。

アイドルとファン(P)の間で行われてきた「ありがとう」のやり取り。皆さんもきっとライブの終わりに「ありがとう」を言い合う瞬間が大好きだと思います。
そしてここにミリオンライブ!の真髄があると自分は思います。

例えばFlyers!!!の「お揃いのフレーズ愛のフレーズ」という歌詞。
例えばBe proudの「いくつもの愛に背中押されながらここまできたよ 出会いの数だけ生まれる希望にありがとう」という歌詞。
例えばMTSの「受け取った分、お返しする」というコンセプト。
例えばREFRAIN REL@TIONの「100万回だってリフレインさせよう リレーションのバトンタッチで繋ぐ胸の『ありがとう』を」という歌詞。

ミリオンライブ!の大切な瞬間にはいつもThank You!の精神が。
「受け取って、お返しする」という概念が登場します。

さて、Up!10sion♪Pleeeeeeeeease!とHappy Darlingに話を戻すとまさにこの2曲は「受け取って、お返しする」という概念が描かれた楽曲になります。

Up!10sion♪Pleeeeeeeeease!のメインコミュでは亜利沙が応援の永久機関、アイドルの真髄に気付きます。
コールアンドレスポンスとは、まさにアイドルとファンの間で交わされるやり取りの反復なのです。


そしてHappy Darlingは「応援ください!」「応援するよ!」というまさにThank You!のようなやり取りが行われるような楽曲です。

VIVID イマジネーションのメインコミュ

そんな2曲の披露。
最高に盛り上がった会場を見ながら、亜利沙と杏奈はミリオンライブ!らしいアイドルだと改めて感じた瞬間でした。
楽しいだけではなく、ミリオンらしさを感じる素晴らしい繋ぎでした。(反復の話はこの後も出てきます)


未来飛行

Act-4のトリを飾ったのは春日未来の未来飛行でした。
そしてその瞬間、春日未来が降臨していました。

ミリアニではいつも最初に一歩目を踏み出し、劇場のみんなを突き動かした未来。
そうして動かされたみんなの想いは反復し、大きな光となって、最後は未来にバトンが託されました。

ところで春日未来の美しさは、「未来」という名前を持ちながら誰よりも「今」を見ていることだと感じています(Team8thのドラマパートをぜひ聞いてね)。

実際未来の他のソロ曲は未来ではなく「今」を描いている楽曲ばかりですが、未来飛行だけは唯一「未来」のことを描いています。

春日未来は誰よりも今を見ている女の子。
そんな彼女は仲間からのバトンを受け取ったとき、「今」を繋げて「明日」や「未来」を変えていく女の子になるのだと思わされました。
それが未来飛行なのだと、思わされました。

この未来飛行はみんなの想いを背負って、引き連れてきてくれたものなのだと思います。

履き慣らしたダンスシューズにみんなの祈り込めて

それぞれの夢ぎゅっと繋げば
大丈夫1人じゃない!

UNION!!

Act-2で露骨に温存されていたこの楽曲。
やはり39人で歌い上げるのはUNION!!でした。

ここから少し怒られそうな話をしますが、自分はUNION!!という楽曲がしっくり来ていませんでした。
というのも何回も書いてきた通り、ミリオンライブ!は「劇場」と「個性」のコンテンツだからです。

UNION!!は劇場のひとつの輝き、団結を描いている楽曲です。
しかしUNION!!はその分アイドルそれぞれの個性の輝きが蔑ろになってしまっている印象を受け、どこか引っかかっていました。

ひとりも手放さない
アコガレだって超えられる

といった歌詞もどこか一人歩きしていたり、重荷になっている印象を受けていました。だからミリオンライブ!の象徴はUNION!!だという意見も存在する中、それにはNOと言い続けていました。

しかし、Act-4で39人が個別衣装でUNION!!を歌い上げる姿を見て。
39人のソロ曲で繋いできた姿を見て。大きく考えが変わりました。

まずは団結を描くUNION!!が、個性の輝きも感じられる楽曲に昇華したこと。これは個別衣装とソロ曲で繋いでくれたおかげです。UNION!!という大きなひとつの輝きの中には、確かにアイドル一人一人の輝きが存在していました。

そして「ひとりも手放さない」というフレーズ。
先程書いた通り一人歩きしたり、重荷になっているようにも感じていたこの歌詞。

しかしAct-4(とミリアニもそう)を見て思わされたのが、ミリオンライブ!は本気でこれを目指していたということです。

39人全員を出して素晴らしいものを見せてくれたミリアニとAct-4。
特にミリアニは39人もとい52人を出して面白い作品を作るなんて不可能だと思い込んでいました。

しかし、ミリアニは1クールと限られた時間の中それをやってのけました。
Act-4では39人出演しているのにも関わらず、全員でソロ曲やユニット曲を歌唱して最高のライブを見せてくれました。

きっと一人でも欠けたらミリオンライブ!ではないのだと思うし、全員を大切にするのがミリオンライブ!らしさなのだと思わされました。
だから今後もミリオンライブ!が愚直にこれを目指すのであれば、応援していきたいと思いましたね。

だから多分、「ひとりも手放さない」という言葉があの瞬間本物になったのだと思います。

ここで言わせてください。
UNION!!がミリオンライブ!最強の楽曲です。

旅路は果てしない 夢路に終わりはない
君とUNION!!
ひとりじゃ届かない ひとりも手放さない
行こう We are all MILLION!!

Crossing!

ごめんなさいミリオンライブ!最強の楽曲がもうひとつ。(は?)
Crossing!です。

個性の輝き、劇場の輝き、感謝の反復といったミリオンライブ!にとって重要な要素を全て乗せたこの楽曲。
ミリオンライブ!らしい最高の楽曲です。

色々な感情を持った10thライブツアー。そしてそんな10thツアーと共にあったのがCrossing!でした。
この楽曲ともしばらくお別れかと思うと、少し寂しいですね。
また出会える日まで。

愛を 沢山の愛をくれたひと達のエール
それこそが奇跡だって思うから…

Thank You!

やはり最後はこの楽曲です。
「ありがとう」を言い合う瞬間。ミリオンライブ!が一番最初から大切にしてきた、変わらないものでした。

ありがとうという言葉自体は一方通行の言葉です。
それでもこうやってありがとうとありがとうが反復するとき、それはきっと愛になるのだと思います。

個性の反復。想いの反復。感謝の反復。
Act-4はミリオンライブ!らしい「愛」の公演でした。


最後に

最初に書いた通り、始まる前はAct-4が本当に怖かったです。
どんなものが飛び出してくるのか。愛のある公演になってくれるのか。燃え尽きてしまわないのか。
様々な思いがそこにはありました。

でも蓋を開けてみると、Act-4はこれまでのどのライブより知っているものでした。

アイドルそれぞれの個性が煌めき、そうして劇場という大きな光となるライブ!。そして愛が込められた手作りのライブでした。
まさにミリオンライブ!のライブでした。

Act-4は初見のライブのはずなのに、自分はどこかこのライブを知っていた。
そう、Act-4は自分が想像していたあっちの世界の劇場の公演そのものだったのです。

アイドル達が自分たちでセトリからMCから全てを考えて。
みんなで繋いで。手作りして。
派手ではないかもしれないけど、みんなで作り上げた劇場での公演。
その光景が確かにそこにありました。

そうか、MILIION THE@TER!!!!というのは「劇場」そのものなのか。
10周年の集大成のライブで、これまでミリオンライブ!が大事にしてきた「劇場」を大切にしてくれて、感謝でいっぱいです。

それに、Act-4はゲーム、コミカライズ、ミリアニと全てのミリオンライブ!を肯定してくれました。
ミリオンライブ!の展開を幅広く追ってきた自分からすると、本当に嬉しいことでした。

グリマスやミリシタで登場した楽曲がどんどんと飛び出し、1年目から10年目まで全部を網羅した楽曲を披露してくれました。
特に衣装やソロ曲の尺といった部分で、ミリシタらしさを感じる公演でもありました。

Act-4はミリアニ楽曲で繋いでくれただけではなく、どうしても時間の都合上全員のソロで繋いだりアニメ内で全曲出すことのできなかったミリアニ内でのこけら落とし公演ではできなかったものまで見せてもらいました。

中々日の目を浴びることのなかったBCとBNSの楽曲たち。
Act-4でようやく、コミカライズの歴史も尊重されたと思います。

そう、Act-4は全部の世界の「劇場」を大切にしてくれたのだと思います。

全部の思い出を引き連れてくれてありがとう。
全部を大切にしてくれてありがとう。
Act-4は愛でできた公演でした。

こうして完結したAct-4。これまでのライブで一番のライブだったと心から思います。

10周年イヤーが終わって一区切りではありますが、まだまだこの時間を楽しんでいたいな。きっと11thも行きます。ミリアニ2期も見たいです。
だから、これからもよろしくね。


書ききれなかった感想集

※思い出したら書き足すかもしれない

Day1
・個別衣装がどんな感じかキョロキョロしてたら恵子さんの太ももで二度見した。まさかの△。
・Legend Girls!!のコールができてうれしかった。チェチェ チェチェ マイクテスオッケー!
・FYW!、ムーPが受験生の時にずっと聴いていた曲です。一番泣いたのはこの曲だったなぁ。
・OOS、紗代子といえばこれだよね。
・SSL、美奈子といえばこれだよね。おかわりー!
・ゲム恋….. ゲム恋!? 結局何だったんだアレは。
・ショコラブル*イブ、半ば周年曲みたいな扱いを受けていたこの曲だけど本来の役割も果たせたよね。ダンスが可愛くて好きなんだ。セリフ改変も良かった。
・花びらメモリーズ、(この曲に限らず)南ちゃんすごすぎねーか?
・スペードのQ、ソロパートはふわふわしてるんだけどユニゾンになった瞬間にグワッと迫ってくる感じがヤンデレらしさを感じて良かった。
・オレンジの空の下、大好き。何回帰宅の時に聞いたかわからん。
・STEREOPHONIC ISOTONICもムーPが受験生の時にずっと聴いていた曲。オシャレでかわいいロコが好きなんですよね。ぼくにとっての歌姫です。アウトロも嬉しかったな。
・マイペース☆マイウェイ自体がやばい曲なのは言うまでもなし(ミリシタ尺で落ちサビまで入ってるの偉すぎ)。はまななさんのMCが良かったね。マイペース☆マイウェイに救われた人はいっぱい見てきたし、今後もそういいう曲であると良いな。
・おまじない、良い曲過ぎて草。「約束だよ!」が入ってるの偉すぎ。
・8thのときにはいなかったひなたが旅立ちのコンパスを歌ってくれたの、今更ながら嬉しいね。
・Harmony 4 Youの百合子のパートが偉すぎる。そして発狂するバーニン。
・CU!HU!、いやこれマジで良い曲だし良いコミュなんすよ。本当にコミュを見てよ。コール完璧にできて良かった。
・夢みがちBride、天才楽曲。憧れが詰まってて可愛い。年相応宮尾美也ちゃんを見るとニッコリします。
・絵羽模様、デカすぎてデカ模様だろ。はなしらべの衣装なのも相まって、これまでのエミリーの軌跡を感じて終わった。あなただけの軌跡があなただけの絵羽模様を作るんだよ。
・アニステとハイホー隊で無事喉が終了。許せねえよ。
・ツアー千秋楽の流星群、全てが正しい。
・昏き星、「どうして俺たちを〇そうとするんだ!」のところの演技は6th超えてた。やばかった。
・きまユ、顔面である。(オタクが叫んでなくて治安良いなって思った)
・ローリング△さんかく、全てが正しい。サビで動きまくって跳ねまくっててすごい。あれで安定して歌えるの成長したなあって(お前は誰だよ)。
・透明なプロローグ、ウインクが見れてよかった。それはそれとして間奏のダンスが見たくて仕方がありません。そして発狂するバーニン。
・Super Lover、イントロからのパリーンが気持ち良すぎる。クラップも気持ちええ~
・矛盾の月はビビった。ダンス好きなんだよなぁ。あと朋花がハマってる楽曲だからやっぱりいて欲しいよね。
・カワラナイモノ、絶命。10年経って変わっていくものもあれば、変わらないものも確かにあったね。
・クルリウタ、まさかのライブ映えするの巻き。声量やばすぎ。あと茜ちゃんのおなか触るのは流石にキモすぎる。アイドルコンテンツがやることじゃない。
・DJでペンライトが吹っ飛んでいった。おおん。

Day2
・サウンド・オブ・ビギニングスタートのライブは流石にいぶし銀すぎぃ! 自分は好きなので嬉しかった。
・Star Impressionはやっぱり4人だよね。モニター演出にミリアニ再現のフォーメーションダンス、本当に素晴らしかった。
・ファンタジスタ・カーニバル、最高のイントロ。ライブのエレナといえば結局これなんだよな。
・ゾンビでヘッドセットで踊る戸田くんで「????」となり、そもそもMS2以外の選曲で「?????」となる。情報量多すぎなんよ。戸田くんすごすぎます。
・海風とカスタネット本当に好き~!やっぱり海美のワクワクが抑えきれない感じが欲しいよね。スキップしているうえしゃまが海美そのものですげーわあの人となった。
・オレンジノキオク、ミリアニ曲で一番好きです。Act-3で披露していないはずなのにどうしてここまでダンスもフォーメーションも仕上がっているんだ…..?
・ABSOLUTE RUN!!!の3人が自由すぎる。でも8thライブのときもそんな3人に惹かれたんだっけな。
・浜崎さんのMCが良すぎる。海美と可憐の想いも連れてきてくれてありがとうね。
・バトンタッチ、良い曲すぎです。
・恋愛ロードランナー!!!!!! 華やかさが好きなんです!!!!!!!! すみません高坂海美役上田麗奈さんのファンが隠し切れません。すごすぎですあの人。煽り方とかしばらくライブに出てなかった人がやることじゃない。
・Sing a Wing Songなんですよね。MS2の楽曲はやらないという縛りじゃないの本当に好感度高い。この曲はもっと見つからなきゃダメだよ。
・dear…、そりゃ好きだよね。嬉しかったなぁ。
・ミリアニでもAct-3でもAct-4でも絶対雰囲気を繋いでくれるトワラーくんいつもありがとうございます。
・Dance in the Lightが良い曲だって誰か言っておいてくれよ。
・瑠璃金、完全にミリアニ12話の小鳥さんになってた。なんか南ちゃんのパフォーマンス力壊れてきてね?
・Clover Daysも長かったね….。もっと前にやれていればと思いつつ、本当に素晴らしいパフォーマンスだったな。アイドルの生き様を見ました。
・REFRAIN REL@TIONをまさか最終ブロックの前に披露するとは。5人としてのRRをやりたかったんだろうな。あと間奏のセリフが良かった。
・つばしず深層マーメイド、ミリアニで静香と翼の関係性がしっかり描かれたから良かったんだけどAct-4でやることなのかは不明
・ESPADA良すぎぃ!
・Act-1でやたらと力が入っていたSSsのモニターの伏線回収がここでされるとは。5人いると映えるね~
・夢にかけるRainbow、正直全体曲としてはミリオンっぽくなくてうーんと思っていた。でも今回みたいに準ユニット曲披露になるとすごい良かった。夢かけもこれがむしろ正しい使われ方な気がしちゃうな。
・Machicoキャンセル笑ってしまった。
・PGで振りコピをする。人の夢。
・最後のMCのぴょんさん、春日未来が降臨してた.......。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?