見出し画像

私の小さな夢。それは結婚した人と一緒にスーパーで買い物すること。

笑える。今夫にこれを言うと、″ケッ”と白い目で見られるか無視されるので決して言わない。

結婚して31年、ゴルフの帰りとかに、「晩御飯はさんまが食べたいからスーパーで買って帰ろう。」と言われて、寄ったことはある。
でも、食料の買い出しに行こう!と二人でスーパーに行ったことはない。

スーパーで買い物をしていると、奥さんが押してるカートにご主人が欲しい物をポイポイ入れて、奥さんがも~~みたいな顔をしているのを見かけるでしょ。何か、楽しそう~と思うけど、ああいう奥さんの中には、一人で買い物したいな~と思ってる人もいるんだろうね。

近所のご主人は料理はしないけど買い物が好きで、日々の食料もほとんどご主人が買ってくる。奥さんは「たまには自分で買い物したい。」と言っていた。私もその奥さんも、お互いに「ないものねだり」。

うちの夫は「会社の上司」のような性格なので、部下と一緒に買い物はしないのだ。

そんなことを考えていたら、私って、はしゃがなくなった、と気がついた。
失敗してごめん、ごめん、(∀`*ゞ)テヘッとか、ちょっと見て見て~とか、普通に言う人間だったけど、いま普通に言えるのは、幼馴染の男子と飲み会やってる時とか。本当の私は、ごめん、ごめん、(∀`*ゞ)テヘッ なんだけど。

私、会社勤めをしたら、秘書としてはイイ線行ってると思う。
ご近所の夫婦のやり取りを見ていたら、奥さんのあまりの緩さに「そんなにのんびりしたテンポでOKなんだ。」と驚く。

おかしな話だが、家では「会社の上司」か「部活の監督」の下で日々を送る私も、娘や友達の前では気が緩んで(∀`*ゞ)テヘッである。そんな私を夫は知っているのだろうか。

           *    *    *

『幸福な生活』。百田尚樹さんが書いた、日常になさそうでありそうな19の不思議でちょっと怖い短編。関西ローカル番組『探偵!ナイトスクープ』の構成作家だった百田さんらしい目の付け所。『永遠の0』は読んでないけど、これはすぐ読める。どのお話も右側のページに最後の1行があるので、そこを先に読まないように( ;∀;)(怖)

           *    *    *

皆さんのパートナーにも、あなたに全く見せていない一面があるかもしれませんよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?