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【蓮ノ空感想文】私は『Link to the FUTURE』が大好きなんだっ!!

ってことを書こうと思います。

 こんにちは。むうげと申します。皆さん、『Link to the FUTURE』、大好きでしょうか。私は大好きです!どれくらい大好きかというと、近所のコンビニですら気合を入れなければ行けないほどの出不精な私が、わざわざカラオケに行って、一人で熱唱するくらいには大好きです。

今回は、そんな私が『Link to the FUTURE』の持つ溢れるほどの魅力について、バシバシっと執筆していくので、オタクの駄文を読みたいという物好きな方は、是非とも最後までご覧ください。

ちなみに、この記事には「活動記録」、「特訓ボイス」、その他もろもろのネタバレを含みますので、まだ蓮ノ空を追いきれてないよ!という方は、こんな感想文なんて読まずに、リンクラを起動することを強くお勧めします。


 では、書いていきますよ!!
好きなところを箇条書きで書き出してもいいのですが、それだとぐちゃぐちゃになって何が何だか分からなくなると思うので、今回はいくつかのテーマに分けて執筆します。

テーマは、「ストーリー上におけるこの楽曲の立ち位置」「楽曲に込められたメンバーたちの想い」「楽曲の好き好きポイント」の3本立てでお届けします。



~ストーリー上におけるこの楽曲の立ち位置


 まずは、『Link to the FUTURE』が、リンクラのストーリー上でどのような役割を果たしているのかを考えました。活動記録を振り返ったり、歌詞とにらめっこしながら熟慮に熟慮を重ねた結果、一つの結論に達しました。

それは、"北陸大会前に発生した諸々の問題をすべて解決することのできる魔法のような1曲"です。

諸々の問題とは、「ネット禁止令」と「花帆、瑠璃乃が抱えていた、3ユニットのなかで、決勝に進出できるのはどれか1ユニットだけであることへの躊躇い」の2つを指します。

 前者に関しては、来年度以降のインターネット使用制限を企む規制派に対して、配信でしか成し得ないライブを披露することでネットの有用性を示し、更には北陸大会優勝という実績を得ることが出来ました。その結果、規制反対派の主張を支える推進力となりました。

もちろん、この点に関しては『Link to the FUTURE』以外の12月度Fes×LIVE披露楽曲にもいえることです。それでも、12月度Fes×LIVEに生放送で参加した私は、当月初登場にして圧倒的なパフォーマンスで披露された『Link to the FUTURE』こそが北陸大会優勝の要であったと断言します!

異次元フェスから蓮ノ空を追い始めた私が、初めて参加したFes×LIVE。そこで観た『Link to the FUTURE』は、初見にして「正解」を見せつけてきました。イントロの始まりの初めからサビ、アウトロが流れ最後の一音が鳴りやむまで、楽曲としての純粋な「強さ」によって圧倒されるがままでした。これが、これこそがラブライブ北陸地方予選大会を突破する楽曲であると心の底の底から分からされました。

 後者に関しては、それぞれのユニットとしてラブライブに挑みたいという思いを持つメンバーと、例えどこかのユニットが地方予選を突破したとしても、敗退したユニットのことを考えるともやもやが残ってしまうメンバーにまつわる問題です。

これら2つの、どちらか片方が正しいとも、間違いとも言い切ることのできない難題に対する1つのアンサーが『Link to the FUTURE』です。

この楽曲は、ライブビデオやリリックビデオを視聴すれば分かりやすいですが、3種類のそれぞれのユニット、そして6人全体で歌うパートが明確に区別されています。特に、それぞれのユニットのパートでは、それぞれのユニットの"色"が強く現れるような伴奏が魅力的です。

スリーズブーケのパートでは、それぞれの音が繋がりあい、ハーモニーを形成することで、明るい曲調となっている印象です。

DOLLCHESTRAのパートでは、一つ一つの音が短く、切れ目がはっきりしているため、とてもリズミカルな曲調となっている印象です。

みらくらぱーく!のパートでは、ピコピコ!と立っている電子音が非常に特徴的です。更に、ボーカルも全体パートと比較してみらくらぱーく!らしさが溢れている歌い方だと感じています。

そして、これら3ユニットのパートでは、恐らく(間違ってたらごめんなさい)伴奏で用いられている楽器も異なっています。(上のパート解説も、できるだけ言語化しようと、音楽用語を調べつつ書いたので、用法など諸々、間違ってたらごめんなさい)

これらの特徴により、全体曲でありながら個々のユニットの良さを潰さず、それぞれのユニットが100%の力を発揮できるような仕組みになっています。

この問題に対するメンバーの葛藤は、活動記録だけではなく、【Link to the FUTURE】シリーズのカードの特訓ボイス、特に藤島慈と乙宗梢のボイスで描写されているので、まだ特訓していない方はぜひ聞いていただきたいです。聞く前と後ではこの楽曲に対する印象がかなり変わると思います。


~楽曲に込められたメンバー達の想い


 次に、『Link to the FUTURE』には、どのようなメッセージが込められているのかを考えました。この点については、活動記録第14話の後半や特訓ボイスなどを参考にしました。

その結果、当然ともいえる2つのキーワードが頻出していることに気が付きました。それは、「繋がり」と「未来」です。題名が『Link to the FUTURE』なのでそりゃそうですよね(笑)

 「繋がり」というキーワードには、複数の意味が込められていると感じています。

1つ目は、スクールアイドルクラブ6人の間の繋がりです。この楽曲は、【Link to the FUTURE】日野下花帆の特訓ボイスにより、6人全員で作った曲であることが判明しています。北陸大会という大きな壁に対して、6人が一致団結することで乗り越えるという構図は、ラブライブ!らしさに溢れていると感じました。

みんなで協力して一つの目標に対して取り組む、というのは、私がラブライブ!シリーズに触れてきた中でも、特に好きな題材です。μ'sの『Snow halation』や、Aqoursの『WATER BLUE NEW WORLD』などでも描かれてきた題材ですが、スリーズブーケ&DOLLCHESTRA&みらくらぱーく!の『Link to the FUTURE』では、同じ題材でも新鮮な感覚で味わうことができて非常に嬉しかったです。

ひとりきりじゃムリなことでも
みんながいたら
乗り越えてゆけるとわかった
なんだ…最高だ…!
ひとりでもがんばれる
みんなとはさらにがんばれるね
じゃあやっぱり一緒がいいな
一緒にいたい

スリーズブーケ&DOLLCHESTRA&みらくらぱーく! 『Link to the FUTURE』より引用

歌詞内においても、みんなで頑張ることについて描写されています。似たような内容が、【Link to the FUTURE】乙宗梢の特訓ボイスで言及されています。もしかしたら、この部分は梢センパイが作ったのかもしれませんね!

2つ目の繋がりは、スクールアイドルクラブと、応援している人の間の繋がりです。応援している人というのは、メンバー達の同級生や学校関係者、地元の方々、そしてもちろん、蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさんのことを指します。

活動記録内では、ステージ制作の協力者として、近江町市場の方々が登場します。そのほかにも、さやかの姉、えな、びわこ、しいな、寮母さんとの繋がりが描かれています。

そして、12月後半にリンクラ内で開催されたイベント「Link to Us! Link with Yours!!」(通称レイドイベ)では、通信量をプレゼントするという形で、私たちが直接スクールアイドルクラブを応援することができました。

12月度のFes×LIVE周りのイベントは、リアルタイムで進行する蓮ノ空というコンテンツの面白さが最大限活かされたものだったと思います。特に、「Link to Us! Link with Yours!!」は、異次元フェスから蓮ノ空を追いはじめた私のような人々が、蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさんの一員であると実感することのできた大切な機会であったと思います。本当に、3つのステージで続々と通信量が集まっていく際の一体感は今でも忘れられません。


 次に、「未来」というキーワードについて考えました。このキーワードは、特に『Link to the FUTURE』歌詞内に多くみられます。

歌詞内に存在する「ミライ」、「明日」という単語には、得てして明るさや希望といった意味合いが込められているように感じます。みんなで協力して頑張ってつかんだものが、明るく希望に満ち溢れた「大ハッピーエンド」というのは、すごく美しい構図ですよね。私は、こういう希望に満ち溢れたストーリーが大好物なので、その点も私がこの楽曲を好きになった理由の一つなのかなと思います。

もう少し具体的な形に言い直すと、「未来」というのは、ラブライブ北陸大会の優勝であり、ネット禁止令の撤廃というハッピーエンドのことだと思います。この楽曲が作られたのは北陸大会以前なので、それ以外にもラブライブ決勝大会の優勝であったり、100万人ライブの実現なども含むのかもしれません。

現在(2024年3月)では思いつくものはこれくらいですが、もしも来年の冬頃になってこの楽曲が歌われたら、更に文脈が追加されて、より味わい深い楽曲になるのではないでしょうか。大ハッピーエンドの未来の立場から歌われるこの楽曲は、もう1年分の重みが加わって、更なる感動を与えてくれそうです。


~楽曲の好き好きポイント


 前二つの段落では、テーマを絞って感想を書きましたが、この段落では、『Link to the FUTURE』の好き好きポイントを思うがままに並べていこうと思います。

①イントロのピロンって音

リリックビデオだと、00:01から00:02に移るタイミングの、本当に最初の最初になっている音です。なんとなく気に入ってるんですよね(笑)

②最初のスリブパートのファファファンファンみたいなフルート?の音色

明るい未来を想起させるような音色が曲と合っていていいなって思います。

③ドルケパートに移り変わる際に一気に変わる空気

スリブパートの明るい曲調から一転して、DOLLCHESTRA風味のクールでスピード感のある曲調に変化した際の温度変化の激しさが大好きです。


④みらぱパートの電子音の裏に潜む金管楽器の音

少し集中しないと見つかりませんが、この楽器の音もみらくらぱーく!らしさを強調する一助になっていると思います。

⑤各ユニットパート後からサビに向かう際の、集まってる感

冒頭では各ユニットのパートがはっきり分かれていましたが、3パートが終わり、サビに向かう際には少しずつ掛け合いが発生し、サビでは6人全員が一本の柱となります。少しずつ集まっていく様子が、「Link」って感じがしていいですよね。


⑥なんだって挑戦してみたい 新しい場所が生まれるのは カオスから? トキメキから!

スリーズブーケ&DOLLCHESTRA&みらくらぱーく! 『Link to the FUTURE』より引用しています。この部分が、本当に好きなんですよね。言葉で言い表すのがとても難しいんですが、ラブライブ!らしさが一番あらわれているワードチョイスだと思います。

恐らく、何もないところから始まって、眩しいほどの存在になったμ'sとどこか似た部分を感じているのだと思います。「無謀な夢から始まって」ってやつですね。


⑦1番から2番に移る際に湧き出る嬉しさ

1番のサビで最高潮に盛り上げた後、その盛り上がりを維持しながらそのまま2番に突入します。まだ2番がある、この神曲がまだ聴けるんだという喜びがあふれ出してきます。


⑧スクステのカード【Link to the FUTURE】シリーズの特性

【Link to the FUTURE】シリーズの特性は、どれも「サーチ:〇〇&APゲイン」となっています。例えば、【Link to the FUTURE】日野下花帆の特性は、「サーチ:綴理&APゲイン」です。この特性は、カードを使用した際、綴理のカードを引きやすくなるというものです。

サーチの対象となるメンバーはカードごとに異なっており、以下の通りになっています。

【Link to the FUTURE】乙宗梢→サーチ:花帆
【Link to the FUTURE】日野下花帆→サーチ:綴理
【Link to the FUTURE】夕霧綴理→サーチ:さやか
【Link to the FUTURE】村野さやか→サーチ:慈
【Link to the FUTURE】藤島慈→サーチ:瑠璃乃
【Link to the FUTURE】大沢瑠璃乃→サーチ:梢

このように、サーチ対象のメンバーをたどり続けると、6人全員を一巡するという粋な仕様となっています。

この、梢→花帆→綴理→さやか→慈→瑠璃乃という順番は、Aパート以降の歌唱の順番と一致しています。すごく丁寧に作り込まれているのがスクステプレイヤーとしても嬉しいです。


⑨『Dream Believers』との繋がり

【Link to the FUTURE】日野下花帆の特訓ボイスにおいて、この楽曲が『Dream Believers』を参考にして作られたと言及されました。

『Dream Believers』には、「夢」という単語が頻出します。この単語は、恐らく『Link to the FUTURE』における「ミライ」にあたる単語なのではないかと思います。

伝統曲である『Dream Believers』とオリジナル楽曲である『Link to the FUTURE』、同じようなメッセージが込められていることから、『Dream Believers』を脈々と受け継いできた先輩方の想いが、現代まで受け継がれていることが想像できて、胸が熱くなりますね。


~終わりに


 ここまでご覧いただきありがとうございました。一つでも、新たな気づきがあったり、『Link to the FUTURE』のことをもっと好きになってくれたりしたら嬉しいです。

 この記事を執筆した現在(2024年3月)時点では、リアルライブにおいてこの楽曲は披露されていません。2nd Live Tourで披露されることを心待ちにしつつ、締めとさせていただきます。

追記(2024/04/21)

 2nd Live Tourで披露されましたね!!!
私は配信勢だったのですが、当時の感動をそのまま、どころかリアルライブ用にブラッシュアップして披露されたことがひたすらに嬉しいです。恐らく兵庫公演でも披露されると思うので、絶対に現地参加したいです!!!

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