三浦綾子に同感だなんて、私は古風な女かもしれない:『愛すること信ずること』
『氷点』の作家、三浦綾子さんの作品の中で初めて読んだのが『道ありき』だったと記憶しています。
真っ直ぐ率直な口あたりの文章にのめり込んだ記憶があります。がんや脊椎カリエス、パーキンソン病などで闘病生活をしていたと思えないほど、真の強さを感じさせる文章です。
三浦綾子さんの生涯を綴った『道ありき』を読んだからなのか、今回の『愛すること信ずること』のに綴られた言葉一つ一つに深い共感と感動を覚えました。
愛すること信ずること
[著] 三浦綾子
講談社 1984.08
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