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雑記:新型コロナワクチン接種一回目

8月5日木曜日、ファイザーワクチン一回目を打った。

ワクチン接種に備えて準備したもの、接種当日レポ、ワクチン後の副反応について書き記しておく。


基本スペック

・44歳女性
・基礎疾患なし
・アレルギー
金属、MRI造影剤(ガドリニウム)、ヨード系消毒液、他麻酔薬等強めの薬
いずれも吐き気、痒み、かぶれ、動悸等の軽度なもの。アナフィラキシー経験なし。

強いアレルギーはないものの、全体的に神経が過敏。
例えば、酒にはめっぽう弱い、カフェインを飲むとトイレばかり行く。
2時間後に効果が出るという下剤を飲むと5分くらいで出る。
肌に爪を立てるとミミズ腫れになる。まあそれでも通常の範囲。


接種「前」の副反応

「副反応」とは言わないが、「ワクチン接種」というひとつのイベント由来のコンディションの低下が見られた。

接種日決定から接種前
・接種日が決まった夜から二日間、悪夢にうなされる
・副反応予防になると噂の「二日前からたくさん水分補給」を実践。一日何リットルもポカリを飲み、お腹を壊す

接種当日
・接種2時間前辺りから緊張しすぎて卵がうまく割れなくなる、不吉な予感
・怖すぎてキャンセルしたくなるが思いとどまる
・お腹が治らないため、水分補給のそばから水分が出ていく
・接種会場までの道中、合計3匹のセミに突っ込まれる、不吉な予感


接種から接種後まで、経過

【接種当日】

14時40分: 
・接種前の体温…36.5℃の平熱
・接種前の体調…水分補給しすぎてお腹を壊している
・接種は利き腕の右肩。(左は石灰沈着性腱板炎をやったばかりなので右にした)

接種直前、処置室に入り椅子に腰をかけた瞬間に鳥肌が立つ。緊張MAX。
看護師さんに腕の力を抜くように言われる、腕の力を抜く、もう一度腕の力を抜くように言われる、頑張って腕の力を抜く。
プスっ
全く痛くない。すぐに待合室へ移動。

待合室は広く、長いソファ(ふかふかじゃない)が並んでいる。
緊張をほぐすために自宅から持ってきたSLAM DUNKに目を落とすが、内容が全く頭に入らない。待機している皆さんはいずれも本かスマホを見ている。
なんとなく右足がしびれるような感覚を覚えるが、靴下がきついだけと気づく。
薬によるアレルギーがあるため、アナフィラキシーが怖い。身体に全集中して、違和感や不調を探そうとし、だんだんと不安になってくる。
その時、受付からのアナウンスで某有名女優さんと同じ名前が呼び出される。周囲の人も数人顔をあげキョロキョロする。つい呼ばれた人を目で追ってしまう。同姓同名のようだ。
身体への集中が途切れたところで不安が和らぐ。

14時55分:
名前が呼ばれ、次回の接種日を改めて確認して待機終了を告げられる。
アレルギー持ちは30分待機だと思っていたが15分で解放、もっと待機したい気持ちもあったが、なんとんなく気まずいので帰路につく。

15時35分:
自分へのご褒美でハーゲンダッツ(ラムレーズン)を食べる。
腕が上がらなくなる人が多いと聞いたので、腕が動くうちにシャワーを浴びる。

15時50分:
ドライヤーで髪を乾かそうとすると、接種した右肩、右の首のリンパ、右の後頭部付近が熱いことに気づく。日焼けをしたあとのような熱感。
リンパは触ると心なしか腫れているようでもある。

急いで熱さまシートを右肩と右首に貼る。なかなかくっつかない。すぐに剥がれてしまうので医療用テープで無理やり貼り付ける。

16時10分:
熱さまシートのはくり紙を剥がすのを忘れていたことに気づく。
思考能力が低下しているか、はたまた副反応の出現に焦っているか。
体温…36.2℃、接種前より少し下がっている

18時30分:
腕が上がるため普通に夕飯の支度をする。
何度か寒気を感じるが、エアコンで部屋を冷やしているので本当に寒いのかもしれない。

19時30分:
食欲がある。いつも通りご飯を食べる。

21時:
眠い。普段よりすこし眠気を感じている。

23時20分:
体温…35.6℃、さらに下がった

夜中は常に副反応の出現を恐れ寝付けず。
右肩は押すと痛いが、石灰沈着性腱板炎時(亜急性)の肩の痛みに比べると、ちっとも痛くない。

【接種翌日】

9時40分:
体温…36.0℃、平熱
肩を押すと少し痛い、腕は上がる。

口内炎が出現
ワクチンの副反応かどうかは不明。


それ以降、副反応とおぼしき症状は一切なし。
3日間くらいは寝返りをする際に右肩が痛むため、左を下にして寝る。寝返りができないため、腰が痛くなる。

これ以上書くことがない。


ワクチン接種に向けて準備したもの・こと

【準備したもの】

・熱さまシート

首、肩の熱感や肩の痛みの緩和に役立った

・解熱鎮痛剤
アセトアミノフェン配合の「ナロン錠」
飲み慣れたナロンのアセトアミノフェン配合のものを用意。
アセトアミノフェンでなくても、イブプロフェンでもロキソプロフェンでもいいそうです。

・ウィダーinゼリー
高熱が出たときのため、簡単に摂取できる栄養ゼリー

・フルーツゼリー、蒟蒻畑
熱が出たときの食感重視なデザート
今回は熱が出ていないのに蒟蒻畑をほとんど食べ散らかした。

・前開きのパジャマ
腕が上がらなくなったらTシャツは脱ぎ着しづらいため

・冬の布団
悪寒対策
取り出しやすいところに置いておく

・粉末ポカリスエット
水分補給のため
ペットボトルは重いし場所を取るので粉末


【準備したこと】

・二日前から多めの水分補給
ツイッター情報でエビデンスはないものの、水分を二日前から多く摂ると副反応が出づらいと聞いたため、ポカリをひたすら飲む。
1日に2リットルくらいは飲んだかと。
糖分を摂りすぎてしまうため、粉末にして濃度を自分で調節。

・二日前から筋トレを中断
ツイッター情報、エビデンスなし、接種前に筋トレをすると肩の痛みが出やすいと聞き、中断。

・トイレットペーパーを手の届くところに
トイレットペーパーを頭上の棚から手の届くところに複数個下ろしておく
腕が上がらなくなる可能性があったため

・接種会場用 SLAM DUNK 5巻
接種会場での待機時間にリラックスするため。
5巻を持っていってしまったため、話が途中ということもあって漫画の内容が頭に入らず。1巻から持っていくべきだったか。

・接種会場用 日傘
屋内で待機できたが、受付までに屋外で並ぶ可能性もあるため、日傘携帯。


接種一回目を終えて

・ワクチン自体の副反応よりも、不安や緊張が身体と心に及ぼす影響のほうが大きかった

・ウィダーinゼリーは高熱で起き上がれない時用の栄養補給
そこまで熱はないけど動きたくない、熱はあるけど食欲はある、、といった時のためにレトルト食品を多めに用意しておけばよかった

・水分補給しすぎてお腹を壊した

・熱が出たときのために用意したデザートを熱がないのに消費してしまった

・熱が出たときのために用意したTOKYO MER賀来賢人様神回を熱がないのに消費してしまった

・接種前後にツイッターで「ワクチン 副反応」で検索しすぎない

・副反応がほとんどなかったからと言って、歳なのかなと落ち込まない

・接種後1週間は激しい運動を控える



二回目の接種は今月下旬。

一回目の今回は、ネットで噂の「接種前から接種後まで水分を多めに補給」が功を奏したのかはわからないが、怯えていた割に副反応はほとんどなかった。ネットにあふれ返る情報に心を乱されることなく、自分自身で考えて情報を上手に活かせたらいいかと。


接種するも、しないも、それぞれの考えが尊重されるものだと思っている。
私は周りの人よりも薬のアレルギーが多く、アナフィラキシーの可能性があることを知らせるカードを常に携帯していたりと不安も多い中での接種でしたが、今のところは無事です。

打つのも打たないのもストレスが大きすぎて、心が痛くなってしまう人もいると思います。私もです。打っても不安だし、打たないのも不安だし!

ワクチンを希望する人が早く接種することができ、接種することができない人もひっくるめて皆が心身ともに無事でいられたらなと思っております。






とにかくTOKYO MER の賀来賢人様は私の正義です。




厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/



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