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文字だけで伝えるのは難しいよ

これはLINEやメール、あるいはチャットでもそうなんだけど、相手の顔が見えないとすれ違いが生まれやすいってこと、そして文字の表現には限界があるってことを知っておいて欲しい。

例えば絵文字って使ったことある? きっとあるよな。たとえば食べ物の絵文字をテキストの代わりに使ったら、そのメッセージが一気にポップに明るくなる。
それから表情の絵文字。こいつはなんといっても感情を表すのに便利だ。「お腹痛い(笑顔の絵文字)」「お腹痛い(涙の絵文字)」これだけでも意味がだいぶ違ってくる。前者は笑いすぎでお腹痛いのかもしれないよな。

絵文字なんていうものが発明される前は、インターネットじゃ顔文字という文化もあった。文字を工夫して表情に見せるわけ。たとえば笑顔は(^ ^)こんな感じ。お願いしますm(_ _)mとかね。わかる? 手をついてお辞儀してるの。これはお礼を言うときや謝るときにも使える。俺も昔は死ぬほど使った。

一体何を云いたいのか。ちょっと回りくどくなったかもな。
俺が伝えたいのは、【文字だけじゃ伝えたい通りには伝えられない】ってこと。届かないってだけじゃない。キミの考えとは違った形で伝わっちゃうこともあるんだ。

SNSって便利だよな。ちょっとスマホで文字を打つだけで、今日のできごとを知らせたり、誰かに感想を飛ばしたりできる。でも、テキストだけで何かを伝えるってことは案外難しい。キミにとっては軽いツッコミ気分で言った言葉が、相手にとってはガチの否定に聞こえることだってある。
直接話してれば互いの顔を見て補足できることも、文字だけだとわからない場合がある。だからこそ文字を飛ばすときは丁寧に慎重にならなきゃいけない。会って話すときよりも、ずっとずっと慎重に。

こんなとき、大事なのは相手の立場で考えることだ。自分はこういうつもりで書いた文だけど、あいつが読んだらどう見えるかな。想像力がモノを言う。俺はこれを知ってるけどあいつは知らないからわからないな、とか。俺は痩せてるけどあいつは太ってるから傷つくかもな、とか。冗談のつもりだけど、文字だけ見たらそうは見えないかもな、とかね。

とにかく、送信する前に一回見返してみるといい。それだけで友達を傷つける可能性が減らせると思うから。
なんて、推敲ろくにしてないnoteを書いてる俺が言うのは、実におこがましいけど。誰かを傷つけるテキストだけは、なるべく書かないようにしたいと思うよ。文字は残る。読むたびに何度も何度も切りつける。そんな言葉は飲み込もう。だって、自分がモンスターになるのはイヤだろ?

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