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最後の一文字まで読んでるか?

コンテンツがとにかく多い。いつからか知らないけど、世の中には無数の本、映画、ゲームやらなんやらの娯楽であふれてる。

考えてみて欲しい。死ぬまでに図書館にある本を全て読めるだろうか。TSUTAYAにある映画を見られるだろうか。GEOに売ってるゲームをクリアできるだろうか。

本当にライフワークとして計画してコツコツこなしたとしても、無理だろうな。
何しろコンテンツは増え続ける。今この瞬間にも、新しい本が書かれ、映画が撮られ、ゲームが開発されてる。
一人の人間が全てを経験することは不可能だ。

そしてすべてを買う金だって無いだろう。
ようするに時間とお金。キミが何かを楽しむのに必要な資源は限られてるってこと。

だから俺たちは選ぶ。似たような値段で、どの本を買うか。どの映画を見るか。

誕生日に親にゲームをねだったことはあるだろ?
本当はあれもこれも欲しいけど、どれかひとつにしろって言われるよな。そしてキミは選ぶ。その選択が正しかったかどうかは、後でわかる。

そこで今回のテーマ。
【せっかく手にしたなら、楽しめ】

また当たり前の事を言ってるよな。
その通り、当たり前の事だ。せっかく買ったなら、あるいはせっかくプレゼントされたなら、そいつを骨までしゃぶってやれ。

本でも映画でもそうだけど、エンディングを見るまでそれが良い作品かそうじゃないかはわからない。

死ぬまでに見られる映画が限られてるなら、つまらない作品に時間を使わない方がいいと思うかもしれないが、俺は逆だと思ってる。
どうせすべての作品なんて見られないんだ。出会ったひとつひとつをたっぷりしっかり味わってみたらどうだ?
超つまらないゲームソフトだって、自分なりのルールを作って遊んでみたら面白くなるかもしれない。

つまらないと思った映画も、それがどれだけつまらないかを誰かに話す事ができたら、笑い話にはなるだろう。

たまには質の悪いモノにふれてみたら、良いモノの良さをあらためて知ることができるんじゃないか。
それに、根気よく何かに向き合うってことは、意外と大事な能力だ。
何か良い部分があるんじゃないかって、相手の長所を見つけられる人間は素敵だと思わないか?

とりあえず俺の書いた文章を最後まで読んでくれたキミは、見所あるよ。これからもよろしく。

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