見出し画像

Conquest 連隊評 City States Infantry Mainstay編(24年2月アップデート編集版)

Hoplites、Phalangites、Agema、Thorakitesの4種は概ね殆どのキャラクターにMainstayとして入る。
City Statesでプレイするにあたって、これら4種は切っても切れない連隊である。


Hoplites

古代ギリシャ歩兵と言えばこいつ!
良いよね、ファランクス。
ConquestのPhalanxは正面からのDefenceを上げる代わりに、右側面の防御に弱くなるチャージ距離が固定になるという攻めに転じることが難しいデメリットを抱えている。
また、Phalanxの効果によりInspiredの効果を受けられないため、近接攻撃力はさほど高くない。
しかしそれを補って余りある防御力。正面からの攻撃に対してDefence特性4は昨今のCleave持ちの増加に対応しうる数値である。
Auxiliaryで編入できるHaspistで攻撃力は微増させることが可能。
Support(2)持ちなので、ファイルだけでなく、ランクを増やすのもかなり有効である。当たればしっかりダメージは与えられるのだ。

Hoplitesの真価はウォーロードとしたPolemarchを同行させた場合の更なる強固さの獲得と、目標を奪わせないUnyieldingの付与である。
相手もUnyieldingを持っているといったことが無い限り、1スタンドでも踏んでいれば確保が可能なため、相手がCleave(3)などを持ってこない限り常に優位に立ち回れるだろう。
24年2月アップデートで確保ルールが明確化された。
Unyieldingを持っていても相手より多くのスタンド(確保力)で確保する必要がある。ただし、1スタンドでも踏んでいれば確保させないのは変わらない。
ウォーロードPolemarchのArmy of Lionの効果でClash特性が1上がるのもかなり優秀である。

編成するオフィサーによって役割が大きく変わる。
Dorilatesを編成するとヒット手数が増える。
Lochagosを編成すると、キャラクターを同行させていなくてもTacticsやOrderの効果を受けることができる。また、18インチ以内のキャラクターのResolve特性を使用することが可能となる。
前者はウォーロードPolemarch同行時にかなり有用性が高い。
後者はPolemarchの90ポイントを実質15ポイントに節約できる。
Standard Bearerが編成できないCity Statesにとって、オフィサーのコストはさほど重くないため、取り敢えずポイント調整として色々使える。


Phalangites

パイク兵。盾のないHoplites、そう思っていた時期が私にもあった。
こいつもPhalanxを持っているため、自ら攻撃に転じることはやや苦手。
真価はスクリーンと確保にあり。
24年2月アップデートでさらにポイントが安くなり、遂に(漸くとも言える
)Hoplitesと同コストになった。
Pike Formationで相手のチャージ時のImpactを3減らす事が可能である。また、チャージ時にInspiredの効果を受けられなくなったり、Shockの効果を無効化する(かなりデカい)。
スクリーン運用や確保お留守番用とするのであれば最小の3スタンド、主力運用するのであれば4、可能なら5スタンドは欲しい(ブロークン対策)。
スクリーンにするには140ポイントは重い気はするので、可能であれば4スタンド以上欲しい。
Support(3)持ちのため、攻撃性能はHoplitesよりやや高い(状況による)。

Hoplites同様、ウォーロードPolemarchを同行されると攻撃力が強化されるが、正直こいつよりはHoplitesに同行させる方が効果は高いと思われる。
但し、スタンド数が多く、オフィサーのDorilatesが居る場合は別である。

オフィサーはHoplites同様に2種類。
Lochagosの効果は同じだが、Dorilatesの効果が異なる。
Dorilatesはこちらに編成された場合は、Flurry(失敗したクラッシュロールの全リロール)が付く。
Hoplitesより手数が多くなるため、Flurryの効果は大きく作用する。
またウォーロードPolemarchのArmy of LionによるClash特性1増加による恩恵も大きい。


Agema

剣を持っているのでPhalanxは持っていない。
やや運用が難しい連隊。170ポイントという絶妙な重さ。
前の2種と比べて、Inspiredの効果を受けられたり、チャージ距離が固定ではなくロールのため、伸びたり縮んだりするので、攻撃的に運用することが可能。
Cleave(1)を持っているのも偉い。Fluid Formationを持っていてリフォームも楽々なのでさらに偉い。
しかし10ポイント足せばMinotaur Haspistsが入る。こっちもPolemarchではMainstayである。
24年2月アップデートでマーチ特性が6になった!!!

これの判断難しくない?

Agemaの有利なところはFluid Formationと、キャラクターが同行している場合に限るがTacticsやOrderを受けることが可能なこと。
またスタンド追加コストはAgemaの方が安い。可能なら4スタンド~の運用を検討したい。
Agemaが攻撃と柔軟性、Haspistsが速さと若干の硬さ。
3スタンドであればHaspists、4スタンド以上であればAgemaといったところだろうか

オフィサーはXypharchosAndromachosのみ。
編成するだけでコマンドスタンドのAtack特性を+2。
またStrategic Stackからの行動でFlurryを一時的に獲得する。この点がHaspistsとの明確なメリットと差だろう。


Thorakites

斧ミノタウロス運搬役、デコイ。
いや、でも実際、1スタンドでもThyreanが当たれば、並みの連隊ならひっくり返せるからあながち間違いではないのでは。
貴重なCity StatesのLight Mainstayである。いや、本当に貴重。居てくれるだけで感謝。
LightでBarrage持ちでない連隊として140ポイントは高価だが、Shieldを持っているので実質Defenceは3である。Lightにあるまじき硬さ。
アップデートで120ポイントになった!
AuxiliaryでThyreanを編成できるため、増援ラインを押し上げるためのLightに留まらないのがこいつの優秀なところである。
通常だとD2であっという間に溶けるThyreansをD3で運搬できるのは強い。
相手のBarrage持ちを消し飛ばす役割を担うことが多いため、一撃でブロークンとなりづらい連隊規模にしたい。
Thorakites140120+Auxiliary Thyrean6560+追加スタンド40=220、やはりまだ若干Lightとしては重い。しかし強い。

キャラクター同行は、キャラクターが目標を踏むことで確保が可能となる。
それだけ。
24年2月アップデートでできなくなった。
Resolveが低いのでそのための同行はありだが、玉砕覚悟の進軍をするため、シナリオによっては相手にポイントを差し出すことにもなる上、上記245220ポイントにキャラクターを加えるとかなり重くなってしまう。

オフィサーは2種。
XypharchosAndromachosはAgemaと同様。Flurryの効果がThyreanにも入るため強い。(耐えられるのであればだが。)
LochagosはHoplites・Phalangitesと同様。Unyieldingをつけても目標の確保はできないが、遠隔でキャラクターのResolve特性を使えるようになるのは大きい。


次回はBrute(牛)とCavalry、山羊Infantryで書きたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?